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今、2Fの南北方向でLDKを作ろうと考えています。そのため夏が灼熱のLDKにならないように何か工夫をしたいと思いますが、何かアイデアはありませんか?天井の断熱や勾配天井や庇、窓などいろいろあると思いますがどうするのがいちばんなのでしょうか?ご教授、よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2005-04-11 19:02:00
今、2Fの南北方向でLDKを作ろうと考えています。そのため夏が灼熱のLDKにならないように何か工夫をしたいと思いますが、何かアイデアはありませんか?天井の断熱や勾配天井や庇、窓などいろいろあると思いますがどうするのがいちばんなのでしょうか?ご教授、よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2005-04-11 19:02:00
南北方向とありますが、東と西どちら側でしょうか?
東側でしたら、問題無いと思いますが
西側でしたら・・・です
南側には、深い軒や庇が有効です
南側にバルコニーを設けた場合、反射や蓄熱によって
熱が内部に侵入しやすくなりますので、バルコニーを
屋根で覆うことも考えたほうが良いと思います
ただ西日には、軒や庇も、有効とは言えません
オーニングでエアコンの冷却効率が上がると聞きました。
バルコニーは南南西に向きます。南南東は壁側で、南西側は6帖間があります。庇などはどのぐらいの長さがあるといいのでしょうか。また、04さんご提案のオーニングを2Fにつけることはできるのでしょうか。
オーニングは予め外壁の下地をキチンとしておけば、どこにでも付くはずですよ
庇は南側で、最低50㎝、出来れば100㎝程度あればと思います
但し、住んでいる場所によって、変わってきますよ
西側には、あまり大きな開口部は設けたくないですね
それからキッチンの方向はどちらでしょうか?
06さん。とても参考になります。キッチンは北東側になります
キッチンは、特に方角からすると特に問題無さそうですね
断熱材はなるべく厚めにして、外壁や屋根材については、素材や色も考慮されてはどうでしょうか
他には風の通り道の確保、腰窓と掃き出しでは、風の抜け方が全く違います
天井は高く、勾配天井にする場合は特に断熱に気を遣ってください
シーリングファンや高いところに溜まった空気を外に出す換気扇
窓は樹脂サッシと複層の遮熱ガラス
他にも色々と手段はあると思いますが、結局は
外の熱を家の中に取り込まないことが、一番なので
西日が当たる面に極力、開口部を設けないことと
庇の活用が、昔から伝わるお金を掛けず一番有効な
方法だと思います
参考になりました。ちなみに断熱材はロックウール75と標準的なものを考えていますが、どのぐらいの厚さがあるといいのでしょうか
壁の断熱材は余り関係ないですよ。屋根断熱と直射日光の遮断が大切
サイディングやモルタルの壁でしたら、標準的な断熱材でいいかと思いますが
ガルバリュウムのような金属の外壁でしたら、断熱は強化する必要があると思います(外断熱)
屋根の断熱材はロックウールとかグラスウールを使わないのですか。普通はどんな素材でどのぐらいの厚さですか
勾配天井にする場合はウール系の断熱材ではなく、ネオマフォームやポリスチレンフォームなどの
ボード状の断熱材を使います。ネオマでしたら50mm位だと思います
ふつうは、という言い方であれば、グラスウールを使用した家が一番多いでしょう
13さん。いろいろとありがとうございます。これからの設計の参考になりそうです
屋根や床下はフォーム系で施工されることが多く、壁や天井裏はウール系が多いと思います
一般的にフォーム系の方(特にウレタン系)がウール系よりも断熱性に優れています
2Fを平面の天井にするならば、屋根と天井裏と2重に断熱材を施工することも可能ですね
南西角に対面キッチンをつけることになると・・・
断熱材はどのくらいのものがいいんでしょうか。冷蔵庫は南の端にきます。
ちなみに今のところ、提案プランは西に窓、南は庇無しです。
無謀でしょうか。建材をいい物にすればカバーできるでしょうか。
西側のキッチン
夏場は、残り物のカレーなど、非常に傷みやすく、冷蔵庫にしまわないと
翌日には食べられないかも知れませんね
壁にどんな断熱材を入れようが、窓からの熱に比べれば微々たるものですよ
今のプランで行くと、西窓がネックになりそうです
出来れば、反対側の東にキッチンが持って来られればいいのですが・・・
現行のプランで行くとなると、西窓には、よしずなどを垂らして直射を遮ることと
くらいしか、アイデアが浮かびませんけど、南側の最高が十分ならば、いっそのこと
西窓は無くして、壁にしてしまった方がいいかも知れませんね
どちらにしても、南側にも庇を付けた方がいいと思います
提案者に、もっとプランを練ってもらった方がいいと思いますよ
南側の最高→南側の採光
西側の窓
天井付近に横長の細い窓とし、庇を付ければ、直射日光が当たらず
熱の侵入もかなり抑えられると思います
ただ、西側の壁には食器棚や吊り戸などが設置されるでしょうから
このような窓の設置が可能かどうか、十分な検討が必要かと思われます
どうもありがとうございました。
今の建材は断熱材や高級ベアガラスなど
熱を通しにくく、かなり進歩してると思ったんですがソレ程度の装備で
西日をなめちゃいけないってことですね。
エアコンがんがんかければいけるかもしれないけど無駄ばかりですしね。
そもそも、ほんとにそこにしか場所がないという場合にしか
南西をキッチンになどあてないほうがいいってことですよね。昔からそういうし
これからどんどん暑く夏が長くなるし・・・
断熱
最低限の100mmグラスウールを施した外壁の熱損失を1とすると通常のペアガラスで10になります。
勿論、高価な遮熱ガラスを使えば、熱損失は減りますが、最低限の断熱材を施した外壁に
劣ることには、代わりはありません
暖房には、色々な手段が考えられますが、冷房に関してはエアコン頼みが現状ですよね
エアコンでも、空気は直ぐに冷えますが、温まってしまった壁や家具などは、そう簡単に冷えません
せっかく新築されるのですから、蓄熱されないような、間取りや空気の流れを考えられたらと思います
冷蔵庫は1年を通して、運転し通しの暖房器具という、捉え方もあります
置き場所には、十分配慮してください
昔よりも、ずっと暑い夏になっているのですから、昔の知恵と進化した素材とを
上手に組み合わせて、暑い夏を乗り切りましょう
みなさんありがとうございます。とても参考になりました。
冷蔵庫
省エネのためにも、暑くなる場所は避けて、壁からも
十分に距離が取れるスペース確保したいですよね
>24さん
どんな会社(HM、工務店とか)で建築予定ですか?
設計士といえども、ピンキリですから・・・
去年立ち上げた会社で、デザインは最新流行りモノ取り入れてて
人気が出ています。
しかし・・・キッチンの例にも見るように
昔ながらの先人の知恵っていうものを鼻で笑ってる雰囲気ありです。
エアコンフル回転必須の家、みたいです。
気温の問題が出そうになると枕詞のように「エアコンガンガンで大丈夫ですよ!」と。
私は肌がとても弱い。そのことも伝えたんですが、今度は
「加湿器ガンガンで大丈夫ですよ!」
光熱費なんて問題にしない、肌が丈夫な人には問題なさそうですけど・・・
これじゃ、設計士と相談するよりパスが賢明そうですね。
展示場や見学会回りをしていた頃、ローカルな工務店の30代半ばの営業が言っていたのですが
最近は、奥さんに決定権があることが多くて、流行モノのデメリットを説明すると
だいたいにおいて、若い施主の奥さんには嫌われてしまい、契約を取れないって言ってましたね
その点、26は賢明な方とお見受けしたので、きっと住んでから満足出来る家が出来ると思いますよ
見た目が100点でも、住み心地が50点では、本末転倒ですから・・・。
ところで、夏涼しい家の窓の配置はどうすればいいのでしょうか。夏の風は、南から北? 空気の流れは下から上? だから、南側に低い窓と北側に高い窓があればいいのですかね?
あの・・・ですね
一般的には、夏は南風ってことになってますが、それは住んでいる地方や地形によって
一概にいえないので、何も情報が無い、ここでのアドバイスは、難しいです
その点、その地に根付いた家作りをしている工務店ならば、そういうこと分かっているのですが・・・
ごめんなさい
お勧めの窓
東側、腰窓、出窓、掃き出し、小窓など
西側、小窓程度に納めるべきで、熱の出入りが多い出窓などは止めた方がいいです。雨が当たることも考慮されたし
南側、腰窓、出窓、掃き出し、基本的に大きな開口もOKですが、庇などで、夏の直射を避けましょう
北側、小窓、但し、ジャロジーは、すきま風が入るので止めましょう
他にも、台風や降雪など地方により、考慮した方がいい点が、多々あると思いますけど
ありがとうございます。窓についてとても参考になりました。
西側はアルゴンガス封入のLowEガラスにしました。
東側は普通のペアガラス。
ガスは結構早く抜けちゃうみたいですけどね。
ガスが抜けちゃうと断熱効果は減りますか?
32さん
遮熱と費用のことを考えて、一軒の家を2種類のガラスで施工する業者が
けっこうあるみたいですが、あまりお勧め出来ません。
理由は、断熱性の弱いペアガラスに、結露が集中する恐れがあるからです
間取り、ライフスタイル、24時間換気などによって、結露の状況が
違ってきますが、基本的には、同じガラスで施工された方が宜しいかと存じます
LOW-Eのペアには、アルゴンガス入りと乾燥空気入りのものとがあり
アルゴンと空気では、熱伝導率が違いますので、アルゴンが抜けてしまえば
当然、性能は落ちることになります
もしアルゴンが抜けてしまって、空気と入れ替わったとしても、気体の熱伝導率は
固体や液体に比べて非常に小さいですよ
目安として、普通のペアガラスとアルゴン入りのLOW-Eのペアでは2倍程度、断熱効果が違うようです
ここのスレは夏に涼しい家ですよね
そうすると、断熱材より遮熱材にもっと気を配るべきだと思います。
私も新築予定で南九州なので、冬の寒さより夏の暑さを防ぐために色々と研究中のものです。
まずは、夏の日差しを家の中に入れないために、地域によって太陽高度が違いますので一概には言えませんが、軒の高さの30%の長さのひさしがあれば夏の日差しは防げるそうですので、私は90cmの庇をつけようと思っています。
屋根は遮熱材で防護して、窓は樹脂サッシペアガラスの遮熱ガラスです。
あと、高断熱、高気密仕様ですが、夏場は南から北に風が抜けるように窓の配置を計画しています。
後、夏涼しいためには湿度を抑えるのも重要だと思いますので、室内に調湿作用のある、自然素材の内装を計画しています。
簾(すだれ)の話題がでてきませんが
軒でも遮りにくい方位の開口部には、簾が有効ですよ
夏場は遮り、冬ははずしてしまえば、日射の恩恵をうけられます。
軒にあらかじめフックをつけておいてもらえば、簡単に取り外しできますよ。
見た目の涼しさもおまけについてきます。
簾以外にも、よしずや、緑のカーテン(へちま等の植物等を窓前にはわせる)等も
いいですよね。
断熱は断熱材の性質より、外壁のすぐ内側に空気が流れる層が確保されていることが重要。
この層によって、暖められた外壁の熱が上がって放出されるので、家の中が暖まりにくい状態ができる。
もう一つは、窓を開けて空気が流れるように窓や換気口を配置する。
南側と北側に窓があることが最低条件。これにより、南と北側の温度差によって風が流れるので、クラ-を使わずに済む期間が長くなります。
最近の家はある程度の基本スペックを持つとして
プラスで重要なのは、軒の深さと天井or屋根断熱材uoが一番効果が高いでしょう
軒の深さがあれば、夏の日中の日差しが避けられます
これは壁も窓も避けられるので有用ですね
一般的に総2階の家ではコストダウンの為にも、1階に軒を付けませんが
壁を長持ちさせる為にも(日照より雨や湿気で痛む、北面に苔、カビが生える)
1階の軒を全体に廻すといいです。
(ただHMコストアップになるのでHMは嫌がるかもしれません)
問題は西側、日差しも低いので軒では遮れませんので、窓を小さくする等の工夫があっても
いいかもしれません。
天井や屋根の断熱は、断熱材を規定より追加して天井裏に施工するだけで
格段の効果が得られると思います。
断熱材の機能は熱を逃がさない方の作用が強い。
暑さは温度差が大きいので、通気層の方が効果的。
屋根の通気層も有効ですね。
夏場には、棟部分から、すごく熱い空気が出てきます。
これだけの熱が排出されているんだな~と感じると
屋根通気層は効果が大きいことをあらためて実感します。
夏はサッシからの日射の入力が激しいので庇は長くとらないと駄目です。
最近は温暖化が激しいのでシャッターを使うのが有効かも。
ウチは2年前の夏の最盛期の午後は外見を気にせずシャッターで遮光してしまいました。
しかし昨年はグリーンカーテン(きゅうり&ニガウリ&西洋朝顔)を利用しその遮熱効果を体感できました。
(これで5℃くらいは下げられたと記憶しています)
建物以外にも工夫の余地はあるので事前に計画するといいですよ。
今年は5月からグリーンカーテンを準備し、去年の倍の厚さにします。
去年よりもさらに涼しい家になると思います。
うちは南側に大屋根がかかっていて、
さらに庇が1.5mほどあります。
そして南側の窓の数もすくなく
しましたので、夏場は家の中に日差し
があまり入ってきません。もちろん断熱・
気密、通気層はきちんと施工しています。
また、基礎の冷たい空気を取り込むために
床にガラリをつけています。そしてその下からの
空気が家の中を通って2階の北側の窓から抜けるような
通気システム、構造にしています。それで夏場は外が30度を超えても、
家の中は、1階は26度、2階は28度を超えることは
ありません。おかげで、もちろんクーラーも
必要ありません。家の中がほの暗く感じますが
和風の家なので、雰囲気があってよいです。
ただし、冬になると太陽が低くなりそれなりに日差しは
入ってきますが、南面にたくさん窓を付けている
家に比べると寒くなりますね。
夏涼しい家にするためのポイントをまとめると
次のようになります。
①断熱、屋根・壁の通気層の施工をしっかりする。
②基礎の冷たい空気を家に入れ、2階に抜けるようにする。
③南側に庇を大きくとる。
④南側の窓の大きさや数をおさえる。
おまけ:外出するときに窓を開けたままでも、防犯上心配のない
ドレーキップなどの窓をつけるとなお良いです。
(うちは新築時には、この点について気がつきませんでした)
猛暑注意報発令中
近ごろデザイン重視か庇のない窓が多いね
夏は暑そう
サッシが良くなりましたからね。
Low-Eガラスでも真夏の日差しでは窓の淵あたりの温度は30~40℃になり高断熱の家では十分な暖房になります。
予算に余裕がある,もしくは日差し対策に予算は惜しまないのであれば電動ブラインドシャッターがお奨めです。
建築前なら軒を出すことが有効ですね。あまり出したくないようであれば窓の外にすだれやよしずでしょうか。
すだれ,よしずは和風のお宅には風情が出たりしますが,そうでない場合はクールブラインドなんていう商品もありますよ。
家の中ではカーテン類を選ぶときに家の中に熱を入れにくい物を選ばれると良いかもしれません。
夏になると延ばせる庇ってないかね?
オーニングみたいな物ではどうでしょうか?
日本の四季に、実は縁側が大変有効
縁側は家の中と外を、季節に応じて使い分ける為の空間
冬は陽射しを部屋に取り入れ、夏は縁側で塞ぐ。
実に合理的空間です。