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特に構造計算を要する非4号木造建築の場合、集成材や外材の方が等級認定材が容易に調達できるため
これまでは構造材、特に梁や横架材に関しては、国内の無垢材が利用されないことが多々ありました。
結果世の中の無垢材の大半は無等級として流通されたまま商品価値は限定され、集成材の擁護者からは
無垢は強度が低いとか、集成の方が強度が高いなどと無等級材をベースに安易な批判まで受けがちです。
実際、無垢の国産JAS製品を供給できる木材生産工場は限られており、無垢関係者・愛好家ですらも
無垢で強度検査など一本一本どうやってやるんだなどと、実態を知らないままある種の諦感すら漂います。
拘る設計や施主の中には、地産地消に留まらず日本全国から含水率やヤング係数を指定して良材を求める
動きもあるそうす(※ただ、無等級の無垢で設計したほうが建物強度的に有利な可能性もありますが。。)
現在ヒノキを中心に国産材価格は低位にあり、集成や外材の方が寧ろ高いケースも往々にしてあります。
国内林業のためにも、低炭素住宅の国策推進のためにも国産材を有効利用することは求められています。
製材供給・設計・施工販売・施主等の立場を超えて、国内産業の為、是々非々で議論できればと思います。
[スレ作成日時]2012-11-10 17:59:57