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住宅としての長期保有。耐震マンションはやはり価値の下落は強くでるのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-11-09 13:48:45
住宅としての長期保有。耐震マンションはやはり価値の下落は強くでるのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-11-09 13:48:45
⇧94⇨98の間違い。
一度、強震・激震に揺さぶられると、躯体のあちこちにクラック発生。
二度と耐震能力を発揮しません。
二回目の大きな地震で致命的ダメージとなる場合も想定しましょう。
ちなみに高層マンションに使用される高張力コンクリートは修復できません。
修復不能な高張力コンクリートの硬さはいくつからですか?
>103
建物の構造設計ではコンクリートは引張耐力が無いとして設計します。ですので高張力コンクリートなるものは存在しません。
引張耐力が無いとして設計するということは、躯体がすでにひび割れている状態を想定して耐震性能を評価しているということです。ですので地震で躯体にひび割れが生じても耐震性能が設計想定より落ちるということはありません。
また、クラック補修についてですが、上記の理由により耐震性からみれば補修の必要はないのですが、クラックから水分が浸入し鉄筋がさびる恐れがありますので、耐久性能上の理由から補修をお勧めしています。空気を遮断すればよいので通常のエポキシ注入などの工法で良いかと思います。
高強度高性能鉄筋コンクリートの定義を教えて下さい。
GRCを知らないの?存在しませんって…
こらこら、GRCは構造体じゃないでしょう。
マンションに使われる場合、化粧材や断熱パネルオサエや防音部材が関の山。
ママさん、何が言いたいの?
ひび割れる事で建物全体の減衰と剛性の一次勾配が低下し、構造体のエネルギー吸収量が減りませんかねー?ひび割れても性能低下しないと言っていいのかな??
>113
逆ですね。
ひび割れで剛性低下することでエネルギー吸収量は増えますし、減衰も増えます。
こうした剛性低下を復元力特性といいまして
時刻歴応答解析などでは個々の部材にこの復元力特性を設定し解析します。
>114
似非建築構造屋さん、用いている文章は正しいですが、用いかたが間違っていますよ。
それから「ひび割れ」と言う表現を建築の専門家は使いませんよ。
似非建築構造屋さん、あなたが用いた「ひび割れ」とは、何を意味するのか説明して下さい。
素人が言う「ひび割れ」は、建築の専門家からすれば色んな意味が含まれていますからね。
本当の建築構造屋なら、簡単に答えられますし「ひび割れ」と言う言葉は使いませんからね。
ひび割れ?
では、武田モデルを例にどの様にエネルギー吸収量が増えるのか教えてください。また、等価粘弾性減衰を例に減衰が増える理由を教えてください。
少なくともタワーマンションの場合、免震は耐震とは比べ物にならないほど優れています。
デベロッパーは、免震装置のコスト以上に躯体のコストを削減できるので、耐震より安く建てる事が可能です。
そして、「免震」を訴求ポイントとして、素人にはむしろ耐震より高く売り付ける事が可能なので、儲かります。
購入者にとっては、将来東海・東南海・南海三連動地震の長周期地震動によりマンションが甚大な被害を被った場合でも、耐震マンションのように家具の下敷きとなり怪我をして資産価値を失い苦しみながら生きることなく、免震装置が座屈して根元から倒壊したマンションで楽に即死する事が可能です。
耐震超高層マンションは、躯体に甚大かつ修復不能なダメージを負う可能性はあるものの、ポッキリ折れたりすることはありません。
免震高高層マンションでは、長周期地震動により免震層が変形限界を超え、躯体が擁壁に衝突した場合に、免震ゴムが座屈するのか、破断するのか、引き抜かれるのか、その場合に躯体自体が立っていられるのか、設計屋ですら思考停止しているのが現状です。
「販売業者が免震を推すのは、『安全』が売りになる以上に『建設費が安くなる』という理由が大きい。耐力を落とした設計ができる分、階数が高いほど割安にでき、30階建て以上だと、普通の建物より安く建てられる」(大手ゼネコン幹部)
「客が『免震はどうなの?』と言った瞬間に『免震いいですよ』と営業が仕事を取ってくる。どんどん変わった形の建物ができてしまう。技術屋からすれば心配だらけだ」(大手ゼネコン設計リーダー)
「いまは、ちょっと異常な気がする。『この場所で免震はやめたほうがいい』と思っても、社内に、それを言える雰囲気はない。依頼主にもし言ったとしても、技術力がない会社だと思われ、『だったら、他社にやってもらう』となってしまう」(大手ゼネコン社員)
「普通は敷地があり『こういう建物を造りたい』という話があってから建物の構造を検討する。いまは免震マンションが売れるから、最初から免震ありきだ」(大手設計事務所幹部)
最近は免震装置だけでなくダンパーを取り付けて長周期地震動対策をするケースが増えているように思いますが、「長周期地震動により免震層が変形限界を超え、躯体が擁壁に衝突」する可能性と「耐震超高層マンションが躯体に甚大かつ修復不能なダメージを負う可能性」では、どちらの可能性が高いでしょうか?
>119
「最近は免震構造であっても耐震構造に比べて柱や梁を細くすることはできないことがわかってきた」(大手ゼネコン設計リーダー)
と聞いたのですが、それでもコストは安くなるのでしょうか?
>124
>最近は免震装置だけでなくダンパーを取り付けて長周期地震動対策をするケースが増えているように思いますが、
デベロッパーが独自の判断で対策しているに過ぎず、国交省が超高層ビルの耐震基準に対する方針を定めた時点で相当数の免震タワーマンションが「既存不適格」となる見込みです・・・
>「長周期地震動により免震層が変形限界を超え、躯体が擁壁に衝突」する可能性と「耐震超高層マンションが躯体に甚大かつ修復不能なダメージを負う可能性」では、どちらの可能性が高いでしょうか?
発生の可能性は後者、発生した場合の死亡率は前者の方が高いと思われます・・・
>発生の可能性は後者、発生した場合の死亡率は前者の方が高いと思われます・・・
究極の選択ですね。
>116
いいえ。ひび割れという言葉は仕事上でも普通に使っています。ひび割れモーメント、ひび割れによる剛性低下、など。
何を仰りたいのかよくわかりません。
>118
武田モデルを知っているということはそのループ形状も分かっているということですよね。
エネルギー吸収量というのはそのループに囲まれた面積になります。
ひび割れていない状態とは完全弾性を意味し、ループ形状は原点を通る直線になります。
この場合はループに囲まれた面積は0ですので、エネルギー吸収量は0ということになります。エネルギーを吸収しないということは減衰も0ということです。
で、なぜあなたはひび割れるとエネルギー吸収量と減衰が減ると思ったのでしょうか?
まあ、彼は難癖つけたいだけだから、なにを説明しても無駄ですよ。
>128
補足。その話では履歴減衰がゼロと言う話で、粘性減衰の5%とかは線形・非線形に
関わらず存在すると思います。
この短い文章で専門的なことを書き込むのはなかなか難しいですね。。。
似非建築構造屋さん
>で、なぜあなたはひび割れるとエネルギー吸収量と減衰が減ると思ったのでしょうか?
一度、巨大地震の強震・激震に揺さぶられると、主筋に座屈、コアコンクリートに圧壊が発生。
二度と耐震能力を発揮しません。
二回目の大きな地震で致命的ダメージとなる場合も想定しましょう。
ま、いいんじゃないんですか。減衰0で。その様な建物に住んでると永遠に建物の揺れが止まらないので爆笑ですが。一度彼は自由振動について考えた方がいいと言う事ですよ。
>131
>主筋に座屈、コアコンクリートに圧壊が発生
それは脆性破壊といいまして、大地震でもそうした崩壊形に至らないように設計するのが通常です。
それと、今回は投稿名間違えたみたいですよ。同一人物同士の会話になっています。
減衰0というのは完全弾性、つまりひび割れのまったく無い建物のことを言っています。
ちょっと難しすぎたでしょうか。
>実際に阪神淡路大震災でも、新耐震基準を満たしたマンションのうち約1割が、見事に大破・倒壊しているではないですか。
それは間違った情報です。
失礼しました、約1%の間違いですね。
母数をどうとるかで割合はかわってきますが、阪神大震災での新耐震基準マンションの倒壊案件はゼロ。大破が10件と言われています。
東日本大震災では、倒壊、大破ともにゼロ。
しかしながら全壊扱いになったマンションは相当数あります。
私は構造にあまり明るくないので、別な側面から説明します。
倒壊、大破というのは建築学会(建物の損傷度合い)の基準で、全壊や半壊は罹災証明(生活の継続性という観点が入る)基準です。まずはこの根本的な違いを理解してください。
その上で、新耐震(建築基準法)のマンションでは、建物倒壊による直接的な命の危険を心配しなくてよいレベルにあると言えます。
ただし、地震被害により該当マンションに住めなくなることは十分あり得ます。
これらは相反する話ではないのです。
建築基準法の耐震基準は揺れによる倒壊で人命を奪わないことに焦点を当てたものです。その意味では信頼性の高いものですが、残念ながらそれ以上ではありません。
よく、「マンションは地震で倒壊しないのか?安全か?」という話があります。
勿論100%ではありませんが、100%に近い確率を根拠として、私は倒壊しないので、安全と答えるようにしています。(安全という概念は100%を要求するものではありませんから。)
しかしながら、そのマンションは全壊するかもしれませんし、家具の転倒や落下物、大規模地域火災で居住者が命を落とすかもしれません。
今のマンションは、そういうものです。
>347
>よく、「マンションは地震で倒壊しないのか?安全か?」という話があります。
>勿論100%ではありませんが、100%に近い確率を根拠として、私は倒壊しないので、安全と答えるようにしています。
>(安全という概念は100%を要求するものではありませんから。)
おかしなことを言う人ですね。
安全であると言うのは100%の意味になりますよ、
この場合、安全と言うのは倒壊しないから安全だと言う意味です。
倒壊すれば安全ではありません。
つまり、100%倒壊しないから安全だと言うことになります。
この人は、東電などの電力会社が原子力発電所のことを、絶対に事故を起こさない安全な発電装置ですと言ったのと同じ考えのようですね。
こんな人が「詳しい」と称しているのは勝手ですが、明らかに間違った方向に誘導するかのような文章を書くのは大問題です。
>安全であると言うのは100%の意味になりますよ
はたしてそうでしょうか?
たとえば、日常使っている電車は安全な交通手段と言ってよいし、社会的にもそう認識されていると思います。
しかし100%の無事故が保証できものではありません。
そう考えると電車は安全とは言えないのでしょうか? しかし移動手段で自動車を使うよりは死傷率(期待値)が低いです。
かと言って移動をあきらめるわけにはいかず、一体どう行動するのが安全なのでしょう?
これと同様に、住まうこともあきらめることができません。 一般的には、、、ですが。
「安全」というのは、一定の基準を満たした上での比較論だと思いますよ。
まあ、そのあたりをどう考えるかは人それぞれなので、どうしても「100%の安全」が欲しいのであれば、既製品のマンションなんて考えずに、自前でシェルターのようなものをオーダーされることをおすすめします。
それでも日本でそれを実現することは難しいように思えますし、想定外を作らないということも無限の高さのハードルになってきますが。
気に入らないのであれば>>147の表現の仕方をかえましょうか。私にとっては表現はどうでも良いことなので。
「新耐震基準を満たしたマンションは、100%に近い確率で倒壊しません。」
原子力技術に求められる「安全性」と一般建築物に求められる「安全性」とではまた違うものです。
原子力は専門外ですが。
大破、崩壊の基準って日本建築学会出してました?最新は内閣府。日本防災協会がそれまで基準を出してると思います。JASCAも扱ってると思いますが、元々は設計者の為の基準みたいなものを出してるだけ。建築学会は神戸の時に似た様な物を出したと思いますが、基準でしたっけ?