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2X4(枠組み壁工法)、軸組(従来工法)、今だったらどちらが皆さんおすすめでしょうか?
2X4(枠組み壁工法)
あるHMでは「軸組より2X4の方が構造的に強いです!」と言ってます。
軸組(従来工法)
あるHMでは「今の主流は軸組+金物+パネル併用で、かなり頑丈に出来ますので2X4
より構造的に弱いなんて事はありません!」と言ってます。
本当の所はどうなんでしょうね?
[スレ作成日時]2005-03-11 18:13:00
2X4(枠組み壁工法)、軸組(従来工法)、今だったらどちらが皆さんおすすめでしょうか?
2X4(枠組み壁工法)
あるHMでは「軸組より2X4の方が構造的に強いです!」と言ってます。
軸組(従来工法)
あるHMでは「今の主流は軸組+金物+パネル併用で、かなり頑丈に出来ますので2X4
より構造的に弱いなんて事はありません!」と言ってます。
本当の所はどうなんでしょうね?
[スレ作成日時]2005-03-11 18:13:00
あら、そうなんですか。それは知りませんでした。
ただ、金額に関して軸組みが平均だと安いと書いてありますが、
その他はそれほど偏りや偏見なく記載されていると個人的に思います。
(金額の面も、こんな統計から考える人なんていないと思いますが)
なので、上記サイトから、軸組みと2×4の優劣を決めるといい意味ではなく、
話題に上がったことが、詳細に説明されているように見えたので
皆さんの参考になればと思ったまでです。
参考にならないサイト情報ですみません。
他にもいろんなサイトで情報収集しましたが、情報元の立場的な問題の指摘があると
無意味なのでやめておきます。
2×4が日本に入ってきて30年とありましたよね。
阪神の時も2×4がいいと言われたりしました。(倒れた軸組みが古いからだと思いますが)
それでも尚、軸組みと2×4が世の中にあるというのは、やっぱり
好みなのかなあと思います。
ちなみに皆さんにお聞きしたいのですが、50年後・100年後、
日本に生き残る(割合的に多くなる)工法は何だと思われますか?
ちなみに私は・・・・・・正直、わかりません。軸組みなくなっちゃうのかな?
海外にも日本の軸組み工法と似た工法がありました。しかし今はほとんどの木造は2×4
になっています。日本の軸組み工法がいくら優秀だとしても、日本だけの工法です。
日本の気候は特別だとという反論が聞こえてきそうですが・・・
>64さんの言うイギリスのハーフティンバーは
アメリカに渡り「Post&Beam工法」としてアメリカの木造建築の工法の一つになりました。
20,30cmもある柱や梁は圧倒的な存在感があり、郊外のロッジやレストランなどで好んで使われて
います。 しかしコスト的には高額になるため住宅に使われることは稀で、木造の主役は2x4工法
に取って代わられています。
62さん、多分そんな先のことはあまり創造も付かないし考えようと思わないと思うのでレスつきにくいと
思います。
多分木材は今より少なく超高級住宅にのみ使われる気がします。私的見解で申し訳ないですが
超対候性をもつ層、現在の家や産廃を粉砕し固めた構造体、断熱層、有害物質を遮断する層、室内湿度を調整する層
5層くらいを組み合わせた建材を鉄骨に組む、もしくは風呂みたいな一体成型のキューブをつくって積み上げる
鉄骨ユニット工法になるんじゃないかなーとか思います。今で言われる高気密高断熱、シロアリ対策、地震対策、防音
コスト、軽量による地盤改良の必要排除。全て集約できる構造じゃないかなと思います、これ。
鉄資源、森林対策、温暖化問題を考えると、木造が残るでしょう。もし2xがよいという結果になれば、桧、杉のスタッド、合板やOSB、MDFが出てくるでしょう。天然の森林資源は規制され,植林材を使うこととなるでしょう。木はその加工のし易さ、柔軟性、強さは他の材料になかなかかわらないでしょう。
>桧、杉のスタッド
杉のスタッドは値段が合えば考えられなくもないですが、ヒノキのスタッドはないでしょう。
要は2x4の場合、壁ごとの強度が出れば良いわけで、その壁を構成するスタッド(間柱)一本一本の
強度を高める事を求めていません。 勿論強いに越した事はないですが、値段と効果の問題です。
私は2x4のランバー(木材)も集成材への移行が進むと思います。 EW(エンジニアリングウッド)で
あれば尚の事強度を保証できますから。
木材が建物に使われる量は逆に上がると思います。 森林の管理が計画的に出来れば、一番手堅い
建築材料だからです。 カナダなどは完全に国策として森林を管理・運営していて、100年以上先の
伐採・植林計画をも描いているようです。 これからロシアなども森林管理を始めるでしょうし、木材が
建築材料として地位をより強めると思います。
よく2xが建って外壁が張られるまでの間に、釘が錆びて黒いのが垂れているのを見ますが、あれって大丈夫なのでしょうか?
予想された方の業種も書いていただけると面白い気がしますね。
66さんは多分私と同じ樹脂インジェクション関係、型屋な雰囲気です。
新規で建材を作るのも大切ですがリサイクル材をどう再利用するか、業種ごとに
見解が異なるようすが面白いです。
あ、でもこれ以上はスレの流れが横道なので戻しましょう。
いろいろ見ましたが集成材のパネル工法が構造的には一番良いようですね。
しかし、ここは2xに意見が偏りすぎ。
軸組みの集成材だって検査済みのものを普通、使うんじゃないの?
うちは、そうでしたよ。
軸組+パネル工法について
何度も同じようなことを言いますが、軸組のパネルの施工方法は、2xの釘の打ち方と同じ規定がされています。
はっきりとしたことは申し上げられませんが、それに加え、その下地が38x89か105x105か、また、角に1階から2階までつながった部材があるかないか、どちらが強いといえるでしょう。また、釘での接合ばかりのものと、木材を加工して仕口を作ったうえに金物で補強したものとどちらが強いでしょう。
軸組だって、構造計算はできます。但し、その部材が複雑かつ、多種になるため、それには費用がかかり、壁量計算のみのばあいがほとんどです。
2xがだめだとはいいません。きちんとした施工方法があり、何度も検査、実験を重ねたのですから。
しかし、軸組を規制する今の法令は、いろいろの施工方法があるうちのどの方法をとってもいいように作られています。
たとえば、筋交いで壁量をとっても、パネルでとっても、同じ金物補強を必要とします。また、窓上、窓下はパネルを貼らなくてもよいという計算方法をとります。
よって、軸組が耐震性能に劣るとはいえません。但し、間取に大きく左右されますので気をつけてください。
仕口が強度を下げるから金物で補強してるんですよ 昔の複雑な仕口でもかなり強度が
下がるのに、現在の仕口はプレカットで簡略化さらに強度が下がってるから金物は絶対
必要です。木造でも仕口の無いSE工法等では接合部に強度の低下はありませんね
>釘での接合ばかりのものと、木材を加工して仕口を作ったうえに金物で補強したものとどちらが強いでしょう。
72さんがおっしゃるように2x4工法に仕口はありません。 四角い木材を釘で止めて枠を作りそれに
構造用合板を同じく釘で止めて壁パネルを作ります。 ですから全ての接合は釘で行う(ホールダウン
金物を除く)ので釘のせん断力が建物の強度を決めてしまいます。 したがって、釘が重要なんです。
ご存知のように釘は鉄であり工業製品です。 少し前に日産農林のボードビスの認定詐称で問題に
なりましたが、この様に釘にも強度の保証が無ければ2x4住宅の強度の保証も実現しません。 これ
でお解りのように2x4住宅の強度は釘(工業製品)の強度を出せば良いわけです。
一方在来工法の接合部は仕口加工した木です。 この木の接合部分の強度は個体によりばらつきが
あります。 ですから期待した強度がでるかどうかはハッキリしません。 そこで、仕口に代わる金物工
法が今色々出て来ているのだと思います。
72さんの言う「在来+パネル工法」は在来の通し柱に2x4のパネル構造を足したものですよね。 でも
これではラクビーの試合にアメフトのプロテクタ着用を許しているようなもので、もともと単純な構造に
別なコンセプトの構造を合わせているだけにすぎず、明快さや論理性に欠けます。 強ければいいじゃ
ないかという声も聞こえてきますが、1階と2階を通してないがゆえに実現している2x4のファイアー
ストップなどの利点が無くなってしまいますし、頭つなぎによる壁どうしの接合方法など2x4の一番良く
考えられている部分も意味無くなってしまいます。
通気工法について。
結露したときの対処のため、外壁の内側を通気したほうが良いという意見。
反対になまじ通風(=冷たい外気)を取ると温度差でかえって内部結露す
るから密閉したほうがよいという意見。ほんと何が正解なのかわかりません。
てなことを考えると、2×は少なくとも国内ではまだ改良の余地がある工法
なのかなぁと。まぁ在来も似たようなもんだけど。
長持ちだけを考えれば、本当は断熱材なんか入れないほうが良いんでしょ
うけどね。まぁそうもいかないし。。。。(苦笑)
>その下地が38x89か105x105か
72さんの言う38x89は2x4のスタッド(間柱)1本の断面のサイズですが、2x4工法の壁はこの
38x89が455mmピッチに並びます。また、コーナーにおいては、少なくとも4本の38x89を使い
ますので152x89の柱を立てたのと同じになると考えられます。
>反対になまじ通風(=冷たい外気)を取ると温度差でかえって内部結露する
75さんは誤解をしています。 外壁の内部に通気をとるのは構造用合板に染み込んだ湿気を
取るためです。 外壁内通気が無くとも冷たい外気にさらされた外壁に接する構造用合板の内側
はかなり冷たくなります。 通気はあっても無くても同じです。 ですから充填内断熱の壁には絶対
に湿気を入れてはいけないのです。
外壁内通気工法にはもう一つの効果があるそうです。 それは気圧の調整をするのだそうです。
強い風雨の時、外壁にあたる空気の圧力は大変なもので、一時的に外壁側は気圧が上がるそう
です。 そうすると毛細現象によって外壁(例えば塗り壁)の僅かな傷やひびに入った水分を圧力の
低い壁内にさらに引き込む効果を起こすと言う訳です。 しかし外壁内通気があればその空間が
外壁に接した気圧の高い空気の緩衝地帯となり、それを防ぐと言うわけです。
阪神の震災で、2バイって一軒も倒壊しなかったんですよね、
手抜きかもしれないですがRCでも倒壊しているのを見ると、
比較論を抜きにして2バイは地震に強いって言えますよね?
>>78
ツーバイの歴史が浅いからってのが主因でしょうね。
阪神大震災時に築15年以上のツーバイなんてほとんどないでしょ?
当然、その当時はパネル工法も一般的ではなかった。
それをもって、地震に強いとはいえないと思いますね。
>79 ツーバイの歴史が浅いからってのが主因でしょうね。
日本でオープン化されて31年です。 当然神戸地区にも30年経っている2x4住宅はあります。
勿論アメリカ・カナダではもっと経っています。 1994年のロスアンジェルス地震での住宅の倒壊
はありませんでした。
>築15年以上のツーバイなんてほとんどない
としても、一軒も倒壊しないというのは、地震に強いと言えると思うんですが
違いますか???