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最近の家は、高気密・高断熱の家がほとんどになってきてますが、
雑誌などを見ると、冬は1時間位暖房をつければずっと暖かく過ごせる
と書いてありました。本当なのでしょうか?
家を建てる際には、ソファーでの生活にしたいのですが、こたつがなくても
平気な位、暖かく過ごせますか?
[スレ作成日時]2004-09-16 15:19:00
最近の家は、高気密・高断熱の家がほとんどになってきてますが、
雑誌などを見ると、冬は1時間位暖房をつければずっと暖かく過ごせる
と書いてありました。本当なのでしょうか?
家を建てる際には、ソファーでの生活にしたいのですが、こたつがなくても
平気な位、暖かく過ごせますか?
[スレ作成日時]2004-09-16 15:19:00
>>639さん
私も同じ考えです。
いろいろ調べて、通風・採光を重視する条件でできうる限りの気密断熱を、というのが今のとことろベストと考えています。
でもいまだC値Q値のスペック至上主義の業者が多いことが、610さんのいう高高は未熟、なんでしょうか・・・
コストパフォーマンスの最も優れたものはそのとき最も売れ筋の商品だ、という経済の経験則からすると、ローコスト系や建売が次世代省エネ化してくるころが適当で、今はまだ早い気は実は私もするんです。
610さんのようなお詳しい方に未熟、と断定されると迷います・・・
私も採光や風通しを出来る限り損なうことなく、断熱性・気密性の高い家を作りましたよ。東北地方ですし。
結果的にはC値1.0、Q値1.2ですから、満足です。
2700の掃き出し窓も3つつけましたし。開口部も多いですよ。
高高=スペック至上主義と決め付けるのはいかがかと。
俗に言う高高オタク以外の人で高高を建てる人も多いかと思います。
610さんこそ高高オタクの考えから逃れられなかった人なのではないかと考えてしまいます。
>やはり考え方としては通風・採光が先で、気密・断熱は後ですね。
後先って考えではないと思いますよ。高高が不得手な会社で話を進めて、あとから高高にしてくださいというのはかなり難しいと思います。
そのレベルさえも考えなくていいのなら話は別ですが、それなりに考えるのであれば、やはり高高の施工に慣れた会社をお勧めしますよ。
そこで、自分の考えとして、できるだけ高気密にしたいけれど、それによって間取りやサッシに制限がかかりすぎるのは嫌だ。その結果、気密が多少落ちてもかまわないという旨を伝えて、その意見に賛同してくれる会社を選んではいかがでしょうか?
断熱の方は気密とは別に考えればいいと思いますよ。断熱は、高高を満たすだけの十分な施工をし、気密は数値だけを追い求めないなんて感じでいかがですか。
いい会社が見つかるといいですね。
>これは失礼ですけど、610さんじゃなくて、住まいに詳しい人さんの書き間違いですよね???
いや、610さんのことでしょう。
610さんは高高住宅全てが採光が悪くて通風を犠牲にして断熱性能と気密性能にこだわってる家としか理解出来ていないようです。
高高は素晴らしいよ。
住んでみれば分かるよ。
↑おもしろいサイトですね。参考になりました。いくらC値、Q値の値がよくても内部結露対策をしていない家はなんちゃって高高住宅ということですね。C値、Q値の値よいHMはたくさんありますが、総合的に考えてどのメーカーが一番、高断熱、高気密住宅なのでしょうか?
Q値、C値ってどーやって調べるのですか?
私は、高高住宅の場合、内部結露の問題で断熱方法は充填断熱(内断熱)より、外張り断熱(外断熱)工法の方が良いと思いました。
そしてこの度、第Ⅳ地域ですが外断熱の高高住宅を建てました。今年の冬、前の家より暖かく感じてます。
夏はまだ経験しておりませんが・・・・夏も涼しいとの事です。(魔法瓶の家)
高高住宅といっても、いつも窓を閉めて閉鎖的にするのではなく、気候の良い時は窓を開けて自然の空気を取り入れようと思います。
今の処、外断熱の高高にして良かったと思います。
余談ですが、床下も基礎断熱ですので、床下空間はほぼ室内環境と同じです。床下全体を収納としても使えます。(今、旅行用のトランクケース・車のチェーン・クリスマスの人形等の電飾等を入れてます。)
>>651 どのメーカーが一番、高断熱、高気密住宅なのでしょうか?
気密性と防湿を確保して断熱材を厚くすれば高気密高断熱です。気密性が長期間一定水準以上に保たれるようシートやテープで切れ目なく防水と防湿をし、あとは断熱材の性能が良くて厚いほど効果的です。
どのメーカーでもやる気になれば十分な高気密高断熱住宅は出来ますので、どこが一番というのは実は言い切れないのですが、現場の職人さんやメーカーの営業に正確な知識と経験がないケースが多く、その意味で得て不得手は確かにあります。
デフォルトで性能が良いとされるのはスウェーデンやカナダの北欧米輸入住宅で、高価ですが国内大手より古くから多く手がけている分、安心感があります。
なお、高高住宅と謳っていても、たいした性能ではない場合がほとんどで、Q値を見て少なくとも次世代だん以下の数字が出せるメーカーを選ぶと良いでしょう。
工法別では一般的にコストパフォーマンスで木造が有利とされますが、価格関係なしなら鉄筋コンクリートの外側に十分な断熱厚さを確保した、RC外断熱住宅が最強です。鉄骨は熱を伝えやすい分不利ですが、長期的には狂いが出にくく、気密面で年月がたてば木造より有利なところがあるかもかも知れません。
>>652
Q値とは、内外気温1℃に対し建物からどれだけ熱が逃げるかという指標です。
素材ごとにどんな素材がどのくらい熱抵抗があるかは数値化されていますので、「窓でどのくらい、壁でどのくらい、屋根面からどのくらい…」と積み重ね、トータルで損失する熱量を、床面積で割って計算します。
実測の場合は逆に、内外気温差1℃あたりどのくらいの熱量を必要としているのか冷暖房器具の使用量から計算し、床面積で割って出します。
C値は家に空気を送り込んで圧力をかけ、どのくらい空気が逃げるかで実測します。
>>653
基礎も断熱するのは高高住宅の最低条件です。
確かに便利かもしれませんね。ただし床下を埋め戻す方法もあり、欧米ではむしろそちらが主流で、熱環境的にはそちらの方が有利と言われています。
上記中段「…Q値を見て少なくとも次世代だん以下…」
次世代断熱基準です。ゴメンナサイ
>基礎も断熱するのは高高住宅の最低条件です。
>ただし床下を埋め戻す方法もあり、欧米ではむしろそちらが主流で、熱環境的にはそちらの方が有利と言われています。
シロアリに対しては不利。
北欧にはシロアリ分布してないから、こういう考え方が生まれたのかもしれないが。
その辺も日本の高高が未熟たるゆえん。
参考
http://www.termimesh.co.jp/about_termites/termites02.html
>基礎も断熱するのは高高住宅の最低条件です。
これは別に最低条件でも必須条件でもはないと思いますよ。そういう方法もありますが、そうじゃない会社もいっぱいありますし、現時点では基礎断熱が優れているとか、劣っているという問題でもないと思います。
当然基礎断熱にも利点はありますが、床下が換気区分にはいるため、光熱費や床下換気などの面でのデメリットもあります。十分に計画換気がなされなければ、湿気が溜ったりということも考えられます。
木造に限られるでしょうが、充填断熱で高高にする場合は、きちんと施工されれば床下断熱でも十分に高高を満たす家ができます。
大○のCMなどで、あたかも外張断熱じゃなきゃだめみたいな印象を与えてますが、外張断熱にも欠点はありますし、外張断熱と充填断熱、基礎断熱と床下断熱、屋根断熱と天井断熱など、それぞれが鉄骨や木造、小屋裏の利用の有無などから、合った工法を選ぶことと、工法よりも何よりも正しく施工されることが1番だと思います。
>656
埋め戻し土の中にシロアリはいません。
仮にいたとしても一般的に表面はコンクリートで仕上げます。シロアリといえどもエサとなる素材がない中で、コンクリートを食い破るまで生き続けられるとは思えません。シロアリに犯されたスラブオングランド工法の事例があれば参考までに教えてください。
>657
外張断熱が最高というつもりはありません。
十分に対策されていれば充填でもかまわないと思います。
最低条件は言い過ぎだったかもしれません。
床下を利用されている653さんが「床下も基礎断熱」というのが特殊仕様のような感じでしたので、床下使うなら当たり前という意味でうっかり書いてしまいました。
しかし個人的には床下からの熱損失を考えると、基礎断熱の方が有効のように考えています。
>仮にいたとしても一般的に表面はコンクリートで仕上げます。
床下がすぐコンクリートになる。
基礎パッキンを用いない土台がシロアリに弱いのと同じ理屈です。
木造住宅における逆ベタの危険性はよく言われていますが・・・。
うちを建ててくれた工務店の現場監督が言ってた話。
「基礎断熱のモデルハウスでモデルハウス展示期間中基礎の換気を止めていたら
基礎部分の断熱材にカビが生えていた。」
売るときに点検して気がついたらしい。
基礎断熱をやりかえるのにずいぶん苦労したらしい。
「それ以降基礎断熱はやってません」だって。
基礎断熱おそるべし。