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太陽熱を採り入れて省エネルギー住宅を実現したOMソーラー。
しかしその実態は???
OMソーラーに限らず省エネ住宅について何でも書き込んでくだされ。
[スレ作成日時]2004-02-09 19:59:00
太陽熱を採り入れて省エネルギー住宅を実現したOMソーラー。
しかしその実態は???
OMソーラーに限らず省エネ住宅について何でも書き込んでくだされ。
[スレ作成日時]2004-02-09 19:59:00
>736さん、731です
具体的に数値で比較してみましょう。
その前にOMソーラーも生産時や廃棄時にエネルギー消費が生じます。多少の差はあれ、総消費エネルギーに関してはOMに対しても同じことが言えます。客観的な分析をお願いします。その上での客観的な判断をお願いします。
我が家は補助金なども含めてですが160万円程で4KWの太陽光発電を設置しています。オール電化住宅でもあります。
年間の総発電量は昨年度で4800KWhでした。この自然エネルギー(太陽光)から得た発電量は我が家の年間の消費電力に相当します。暖房費はこれらの発電電力の一部を使い賄っています。
電力会社と電力の売買はありますが、年間5万円程黒字になっています。
勿論、高高住宅でⅣ地域に住んでいます。高高と言う部分ではOMさんも同じ条件だと思います。
年間の暖房に費やす電力量は料金から推測すると600KWh程(家庭によって違う)です。
一方、OMさんの場合どうでしょうか。設置コストは150万円程(多少の違いはあると思う)と聞いています。
OMさんの場合、単独でワンシーズン暖房を賄えるわけではありません。OMを運転するための電力も発生しています。太陽熱を利用できない吹雪の寒い日にはOMはまったく役に立ちません。肝心の寒い日にこそ暖房装置は必要なのですが、太陽熱を利用するOMさんの場合はそこに大きな弱点があります。
暖房が必要な、本当に寒い日には役に立たないのです。その弱点を補うために他の暖房装置が必要になってきます。その暖房装置(エアコンだった場合)のワンシーズンでの電力消費量はいかほどでしょうか?
300KWh程度(家庭によって違う)ではないでしょうか? それとOMを運転するための電力量をワンシーズン
100KWhとします。
OMシステムによって得られるエネルギー量を他の高高住宅の暖房消費電力量で比較すると600KWh-400KWh=200KWhとなり、OMソーラーによる冬季(12月~3月)エネルギー発電量は200KWhとなります。
それぞれのシステムから得られる自然エネルギー量を電力量に換算すると、4800KWh:200KWhとなり、24倍近くなります。
各数字の捉え方は大雑把ですが、大筋は間違っていないと思います。
自然エネルギーでもある太陽熱を、暖房エネルギーに利用するという発想は支持できますが、こういった環境システムは費用対効果が最優先されるべきではないでしょうか。
同じ費用をかけるなら、より効率のいいシステムのほうがより環境保護に貢献できるのではないでしょうか?
推測の部分もありますので、不適切な部分があれば御指摘願えたらと思います。