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集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
普通の40坪前後の木造住宅で、性能評価するなら、柱スパンもたぶん3.6m、長くても4.5m以下だろう。
その程度なら、集成でも無垢のどちらを選択しても強度に大きな問題は出ない。
追加で20万円も出せば、集成が無垢に変更できるから、あとは建て主の好みで決めればよい。
自宅の計算書を確認しましたが、使用木材の安全率は3でした。(柱や梁の強度を1/3として計算するので実際の強度は3倍)
以前、土木設計(道路、橋梁、水路、水門)の仕事をしていた事があり、土木構造物の安全率も3でした。
安全率が3なので強度的には集成材でも無垢材でも大差無し(どちらでも十分強い)と思います。
蛇足です20年前の事なので記憶が定かでありませんが、一級河川の流量は地図上でプラニメーターを用い流域面積を測り等高線で傾斜を確認して計算します。
ここからが本題です、確か洪水確立?(間違ってたらゴメン)は25年だった様な気がします(25に1回は堤防を越流し被害がある)絶対に川沿い低地の住宅は買ってはいけません、余計なおせっかいでした!!!
梁材として 240の集成材を使うなら
同程度の強度を出すのにベイマツ無垢なら270。
集成材のほうが強度が安定しているということなのですよ。
わたしは
基本的に集成材は嫌いですが・・・
うまく付き合わなければと思います。
趣味の問題でしょかね。
>NO910
接着剤の強度が高いということ??
まだやってるの?
集成材のほうが強いかって?
強いに決まってる。
だって強くなるように設計しているから。
無垢材で同じ強度を出すにはより太くする必要があり、金がかかる。
つまり金をかける価値があると思えば無垢材にすればいいし、そこまでの価値がないと思えば集成材を選べばいい。
完成した家の強度の話なら、無垢材か集成材かを比較するのはナンセンス。
使う材によって設計は変わるものであり、まったく同じ構造で材種をすげ替えるなんてことはありえないからね。
>912
ここでいう強度というのはヤング率(曲がりにくさ)なので、
接着剤を使った方が高い値を出す場合が多い。
ただ、実際、破断する限界値は無垢材の方が高いし、
無垢材の放射状の乾燥割れは強度の低下が殆ど無いのに対して、
集成材のヤング率も剥離したら一気に落ちる。
破断するまでの限界値を構造材に当てはめるのはちょっと。
それから無垢材の乾燥割れが問題になるのは強度じゃなくて、釘・金物の保持力なんじゃなかったっけ。
無垢材強度のはばらつき範囲が大きいので、米松の集成材なみの強度と材料の安定を望むなら、桧の一級品を使うと良いですよ。
ちょっと高くなりますがね。
>915
>それから無垢材の乾燥割れが問題になるのは強度じゃなくて、釘・金物の保持力なんじゃなかったっけ。
だから、背割りを入れます。
背割りを入れると、乾燥収縮の異方性の効果を無くしてくれます。
構造用LVLは良いですか?
>918
恒等的に、力がかかり続ける柱や梁に使うのはお勧めできませんが、
土台に使うなら有りだと思います。
土台に求められる性能は、第一に圧縮に強いことで、
設計の仕方が良ければ、その他の力はHD等の金物が受けてくれるので、
曲げの力は殆どかかりません。
無垢材、特に杉が弱いと言われているけど、梁せいに気をつければ問題は無い。
集成材の強度が幾ら強くても、一定以上の強度があれば、それ以上は必要が無い。
それよりもしっかり施工することが重要です。
集成材なら大丈夫と消費者をだまさないでね。
ツガは湿気に強いのか?
ツガが土台によく使われるのは、薬剤が浸み込みやすいからなのでしょうか?
他の樹種は同じようにキズをつけても浸み込みにくいのでしょうか?
それとも単純にツガを輸入している会社が薬剤処理をした土台が多く流通しているからなのか、ご存じありません?
>924
栂(特に米栂)が土台に使われるのは、圧縮応力が高く、めり込みにくいからです。
土台の一番の役割は、柱から伝わる荷重を分散させて基礎に伝えることで、大きな圧縮力が掛かります。
なので、圧縮応力が高い木が求められます。
ただ、栂は欠点として、防腐防蟻性能が良くありません
(防腐性能はSPFやホワイトウッドよりは良いです)。
そのため、防腐防蟻剤を浸透させて使います。
防腐防蟻性能だけを考えたら桧の方が良いですが、圧縮応力の観点からは栂の方が良いです。
(桧も土台以外の用途なら強度は充分すぎるくらい高いです。)
本来なら、ヒバやサイプレスなど、圧縮応力もよく、防腐防蟻性能も良い建材が良いのですが、
数の限りもあるし、値段も高いので、現状では、栂や桧が使われることが多いです。
今になってみると、CLTが最新技術となり高層ビルも木造できるようになりました。そうなると集成材に使われる接着剤はやはりかなりの強度だったという事が証明されましたね。無垢材信者に促されて無垢で建てた人、かわいそう、、、。集成材なら軽く70年は耐久性があったのに、、、。しかも地震にも無垢よりは強いし、、、。あ〜あ、やっちゃった、、、。
集成材も無垢材もピンキリ。
同じ木材例えばヒノキの無垢とヒノキの集成材だったら、集成材の方が強い。
けれど、ヒノキの無垢材(検査を受けた芯持ち、乾燥材)とホワイト(レッド)ウッドの集成材なら、ヒノキの方が強い。
集成材も無垢材もメリットもデメリットもあるから、きちんと見極めが必要。
集成材は建てたその時が強度のピーク。
集成材は製造時から強度が下降の一途をたどるのに対し、無垢材は環境に適応しながら材種によって数十年~数百年かけて強度を増していきます。
『無垢材信者』なんてレッテル貼りが横行してますが、信者もクソもないですよ。研究や実験結果に裏付けられた事実をを書いてるだけです。
また、全国展開してるようなメーカーは大抵が集成材を採用してますが、その理由は集成材じゃないと安定供給ができないから採用してるのです。集成材がよくて採用してるのではありません。しかし、そんなネガティブ要素を示すなんてことするわけありません。何千万円もの買い物をするわけですから、よく勉強するべきです。メーカーや営業の食い物にされたいドMなら話は別ですが。
大工です。
弊社、社寺建築もやっている業者ですが
カナダ産のCLTの一種を構造材に使用して、3階建て住宅を一棟やったことがあります。
一般に大手ハウスメーカーが使う集成材とは全く違う性能のものです。
ぶっちゃけエポキシと集成木材の塊りですね。
弊社が施工したそれは依頼主側が用意したものですが、丈夫だと思います。
ベニヤ板はいつか接着材より先に木材部分が剥離していきますが
エポキシの強さときたらあきれるほどで、固くてビスがねじ切れてしまい
安い中国産のビスは役に立たなくて、下穴を全てあけたうえ
泣く泣く国産の一本7.5円以上のビスを使いました。
縦に割ったり、加工するのがばかばかしくなるくらいで
あっという間に刃物が切れなくなるし、木の部分で裂く事すら困難なレベルでした。
ですので、一口に集成材といっても強固なタイプのCLTもありますし
大手メーカーが使う安物もあるってことです。
ちなみに強固なCLTとは、弱いCLTもあるって意味です。
CLTとメーカーが謳っている商品=強固だとは思わないほうが吉では。
弊社はひどい集成材で施工したことがあります。
どことは言いませんが、林業組合の組合事務所です(笑)
もちろん施主側が用意したもの。
エポキシ樹脂はFRPにも使われるぐらいですから
強度は申し分ないですね。
将来、多量に使われだすと自然に返らない事が問題になりそうですが。
>>935
例えば
無垢材の強さを100として
出来立ての集成材の強さが120だとしてそこらか経年で110に下がっても
集成材は製造時から強度が下降の一途をたどると表現出来るし
無垢材が経年で105の強さになったとしても
無垢材は環境に適応しながら材種によって数十年~数百年かけて強度を増していきますと表現出来ますよね
研究や実験結果に裏付けられた事実をと言うわりに
上記の様な数値での話しはいっこうに出て来ませんよね
まあ上記のは例えばの話しなんで実際の数値は解りませんが
案外、数値で語ると集成材を扱き下ろす事が出来ない様な数値だから出さないのかもしれないですね
>>936
自分はボンド圧縮材には、仕上げ落ちして、常用使用後の二段階落とした、丸鋸の刃を使用してます。その後は刃数が多いものだけを、目立てに出してます。
CLTの品質ですか、なるほど。。。
なにか、材を見て見分ける特徴などあるのでしょうか?
産地で線引きでしょうか?
同じく同業です。
まぁ、今のは総体で保たせているのでよほどじゃない限りや、急所でないかぎり、そこまでシビアになる必要があるのか?とも個人的に思いますが。
>>939
自分もそんなに強度が足りない心配は無いと思ってます。
弊社て見たヤバそうな集成材はみな、林業組合とかで自分で造って自分で使うケースです。
あまり気にしないで北面材も南面材も混合で、余った材料を張り合わせているのでは。
CLTって言葉に対してはちょっと疑問があります。
自分がはじめて出会ったものはまさにラーチの角材ですね。
ベニヤで柱を作って、ベニヤで梁を作ったんだなーと感心したものですが
次に見たものは、6mm厚程度の薄材の張り合わせなのですが
縦横にはなっておらず、縦にのみ張り合わせてあるタイプでした。
明確な定義付けが既にあやふやなんでしょうか。
メーカーやら販売者がかってにかっこよく呼んでいるような気もする。
丸ノコの刃については全くその通りです。あれに新しい刃はもったいない(笑)
丸のこ刃は、最近は目立てに出すこともほとんどなくなりました。
使い捨ての72刃と52刃を付け替えたり新しいのと付け替えたり程度で対応です。
みなさんよいお年を。
本日もまだ事務仕事中(泣)
>縦横にはなっておらず
CLTのCはクロスだから縦横が条件。
単板積層材(LVL)と称してる。
なるほど、ご返信ありがとうございます。
目が一緒だと、反りや劣化スピードも早そうですね。。。
ベニヤで柱は、見たことも触ったことないので直ぐ思い浮かんだのが、廻り階段の柱には使えなそうだなぁってことですね。出来れば建て方の精度が落ちそうだし、建具とか3〜4年後にどうなるんだろう?建ちが悪い箇所だったら、調整じゃ間に合わないんじゃないかな?って思います。建て方で建具も変わるので、信じがたいです。
経験者の感想をお教え頂けたら、今後の経験則の糧になりますので施工後の不具合や不良や想定外の事柄などありましたら、聞かせて下さいm(_ _)m
私も規矩術で展開して刻んでます。HMも以前やってました。
他スレの、曖昧ですが「手刻みって必要ある?」みたいなレスにも書いていましたよね。
939さんみたいな方が多い板なら書きたかったですが、HMの家のイメージで手刻みを想像している方が多そうだったので、遠慮しました。
レス違いですが、農家住宅や寺社仏閣ではプレカットじゃ全然対応出来ないのが現実なのを知らない素人ばかりでは話にならないと思いましたので。
丸太に芯墨出して、峠出して、柱の長さ出してとか、両丸桁組にどれだけ手間と時間が掛かるとか、振れ隅の計算とか返しとかウンチャラカンチャラ。。。
それも知らないで、よくも刻みをどうとか言えるよなと思います。
数寄屋大工さんの組手まで入れたら、相当な技法量でそれが古来からの伝統建築の礎なのに。。。よくもまぁ。。。。w
クソ簡単な現代HMレベルと比較するよなぁって、遺憾です。
HMに伝統建築を無くされてきてるのに。次世代に残さなきゃならない技術と伝統と文化と誇りなのにさぁ。。。
なんとも悲しく思いますねぇ。
訂正
上記レスは939が940さんに書いたものです。
私も丸鋸の刃は使い捨てでしたが、節に当たると刃が飛ぶことが多くて目に入ったら!?っと思うと怖くて、高いけどメーカー物に戻しましたw
保護メガネとか直ぐに無くしてしまうので。。。w
目立ても仕上げに使える位に仕上がって戻って来ますね。
新品の半額ほどかかりますがw
おお!参考になります。
LVL覚えておきます。
スレ違いな内容ですが、弊社でも丸太を使うことが減りました。
一般住宅の吹抜けで化粧の丸太をかけると
その分上がってしまった高さでモップが届かなくて掃除できないとか
照明器具の配線が隠せなくて、露出でかっこ悪いとかの意見が多くなったせいです。
まあ使わなくてもいいのに、角材の手間と比べて10倍くらいかかりますから
予算のせいもありますが、古い技術って、あまり求められてないですよね。
残念です。
集成材もいろいろで、脆く弱いものもありました。昔の小学校の床は無垢材でしたが、丈夫で頑丈だったと記憶しています。無垢材のショールームでその美しさに感動しました。合版フローリングから無垢材に張り替えたいと思います。工務費が高いですが、ものを大事にする気持ちに役立つかも。
筋交いの入り方からして残念な家、事情はわからないので勝手なことは言えませんが
出来ることなら一から改めて作り直した方がいい建物です。
組まれてる状態で剥離はまずしない。
見た目には分かりにくいけど接着面が弱くなってれば大きな地震が来た時に脆く倒壊の危険が高くなる。耐蟻に関しては実寸大の実験として最適。
拝見して、集成材も無垢材も品質の良い物を見極めて使えってことかと。
最高の無垢材を柱に使えるか、乾燥がどこまでか、割れを許容できるか、などいろいろ考えたら、最高品質の集成材だなと思いました。
ここ来るまでは集成材は安かろう悪かろうだと思ってましたが、無垢材の欠点も確かにあるし、昨今の地震で古い建物が全壊し、最近の建物が全壊してないことからも、無垢材の建物が必ずしも丈夫とは言えない。
材質より工法が大事ですね。
先ず、原木の値段は欧米でも日本でもそれほど差がないということを踏まえて
これは、国産杉でも桧でも欧米のホワイトウッドでも同じと考えてくれ。
その上で製材した直後はみんなグリーン材な訳で同じものだということを認識してくれ
KD材だの低温乾燥だの別れるのは製材してからの話でもとは同じものだということだよ。
『無垢材も品質の良い物を見極めて使えってことかと』というよりも
製材所というか材木屋というかが、高温の乾燥室しか持ってなければ
低温乾燥の材を発注してもよそから融通つけてくるのだから高くなるし
自然乾燥材を発注しても、十分な広さの倉庫がなければできない
物理的にできない。