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集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
ありがとう!!
無垢に1票。
めったなことはないが、床下・床上浸水とかあった場合、集成材は致命的じゃない?
集成材や合板は凄い圧力かけて作るから、乾いても影響が残るはず。
無垢も影響はあるだろうが、劣化の具合が違うと思われ。
浸水以前に建てる時に降雨があれば、亀裂が入るのが集成材。
建築時の天気次第で強度が変わるということだね。
ツーバイとか木質パネルの住宅の建築現場で、
雨の日に構造体がびしょ濡れになってる所を見かけると、
嗚呼..可哀想に..と、やるせなくなる。
勘違いしていません?柱に使われるのはホワイトウッドではなく米松の集成材です。
強度上は、無垢の桧1級より強いのは、木材の一番強い芯の部分を使って作られているからでしょうね。
耐久性は無垢の方が上でしょうが、集成材は未知数ですね・・・。
ちなみに接着剤の耐用年数はありませんが、強いて言うならば1000年以上との事です。
構造用集成材の強度等級と許容応用力度 (国土交通省告示第1024号)
http://www.house-support.net/tisiki/syusei.htm
化粧ばり構造用集成柱:ベイマツ、ダフリカラマツ等
単位は、N/mm2
圧縮 引張り 曲げ
31.8 28.2 40.2
4寸柱での強度は、重量トンに換算すると
圧縮 引張り 曲げ
47.6 42.3 60.2
ちなみに 桧1級(無垢材)の強度(N/mm2)は
圧縮 引張り 曲げ
30.6 22.8 38.4
http://www.house-support.net/tisiki/muku.htm
構造用集成材のJASにおける試験とは、集成材を水に24時間浸漬して急乾燥させる試験、4時間煮沸して急乾燥させる煮沸剥離試験であり、これに合格できるように製作された製品である。
上の書き込みの様に、やわな柱はありません。
構造材のホワイトウッドは上記の様な事も無いとは言えませんが、数か月風雨にさらされればの話です。
浸水して床の合板が反る事はありますが、柱は大丈夫ですよ。
ちなみに、ツーバイとか木質パネルも濡れた位では乾けば問題ありません。
3日間程で乾燥するので、屋根が乗った後に十分乾燥しますよ。
↑
1000年耐久性があるって?
本気で言っているの?
おめでたいですね。
↑
無知に「おめでたいですね」って言われちゃった。
必要以上の強度はあるけど、水にぬれると亀裂が生じて、小片の集まりになるということ。
それは、集成材の性質だから、樹種によって変わるものではない。
嘘だと思うなら、たっぷり雨で濡らして、3日で急激乾燥してご覧なさい。
亀裂がラミナの放射方向に出まくる。
それを2~3回繰り返せば、小片の集まりになる。
集成材の住宅は、木工事中に雨に2~3回当たらないことを祈る。
自分の家だったら、一度でも嫌だ。
集成材住宅でおつくりの方、防水工が終わるまでの間、柱の残材を住宅脇に置いて晒してください
そして防水工が終わったら、住宅の中で保存してください。
ご自分の住宅の柱がどの様な状態にあるか、よくわかります。
雨に当たらない幸運を祈ります。
>858
以前似た比較耐久テストを1ヶ月行いましたが、特に異常は出ませんでした。
もしかして、断面処理していないのでは?
木材は断面からの水分吸収が激しいので、小片でのテストでは実際の柱と同条件とする意味から、上断面から水分は入らない様に養生や加工します。
逆にこれを行わない実験は、実際と違いすぎて何の意味も持ちません。
接着剤の耐用年数が1000年以上と言うのは、接着メーカーの過大評価かもしれませんが、200年~300年以上の耐用年数が数々の過酷な耐用実験で証明されているのも事実です。
しかし、コンクリ基礎の耐用年数が理論上は65年~100年と言われていますので、それ以上耐久性があってもどうなのでしょう?
孫の代まで建て替えしない家って言う考えならまだしも、普通は子供の代で建て替えるでしょうから、基礎と同程度の耐久性があれば良いのでは?
意味も無く集成材に不安を煽る書き込みをするのは、無垢木材店の関係者か無垢材愛好家でしょうか?
そうでなければ、自分が信じられない材料を使わないだけで良いでしょう。
ちなみに、僕は集成材マニアではありません。
意味が無いということではありませんし、業者でもありません。
集成材の実態を説明したいだけです。
私が行った実験から、断面が雨に晒された集成材は乾燥すると、それぞれのラミナが接線方向に亀裂が生じることがわかりました。
また、接着剤は劣化していないものの接着層に沿って亀裂も発生しています。
断面処理をすれば大丈夫とのことですが、断面処理とはどの様な処理でしょうか?
通常の住宅の管柱には施されているのですか?
集成材工場では、ラミナを切り取り、乾燥させて張り合わせる作業で、どの様な作業か知りませんが、
断面処理という工程の説明を聞いたことはありません。
1000年の耐久性が本当にあるなら一部が剥がれる程度で2000年位も大丈夫なんじゃないのかな。
1000年は凄い。
だから50年も持てば十分でないかい?
そんなにもつかな。
百年単位で耐久性があるやの表現が誇大広告だと思う。
>860
通常の構造を見れば分かるとは思いますが、柱の上には桁や梁が乗っています。
僕らが行った実験は、無垢材の土台の上に集成材の柱を立て、上に無垢の梁を乗せたミニチュアでの集成材柱の耐久テストでした。
上記の様に実物では、断面に直接雨水がかからないからです。
断面処理は通常行いませんが、小片でテストする時はデータ誤差を無くす意味合いから、本来の姿に近い断面からの吸水を無くす為にニス等で断面を保護しテストしました。
これを行わないと、ミニチュアテストと同等の結果が出ず、各ラミナで芯を中心とした放射状の割れが入るからです。
桧の集成材は同様ではありませんでしたが。
逆に、通常では無いテストに何の意味があるかが分かりません。
客先依頼の実験でデータや客先名は出せませんが、実際にテストを行った者の意見です。
今は回転機器の軸受耐久試験を実施していますので、木材とは無縁です。
>855
> 構造用集成材のJASにおける試験とは、集成材を水に24時間浸漬し
> 急乾燥させる試験、4時間煮沸して急乾燥させる煮沸剥離試験であり、
> これに合格できるように製作された製品である。
煮沸試験って、確か目視で10%程度の剥離があっても合格じゃなかったっけ?
強度の保障には全くなってない試験だったはずだけど…。
>煮沸試験って、確か目視で10%程度の剥離があっても合格じゃなかったっけ?
逆言えば、10%程度の剥離があっても問題無いって事じゃないの?
どっちでも良いじゃん。
濡れもしない材料を濡れる心配したって何になるっていうの。
床上浸水する場所には、普通かさ上げして建てるでしょ。
今建ってるものは仕方無い事だから、そん時考えな。
去年、建て替えの為に築48年の自宅を解体しましたが、洋間の合板床材はきれいなままでした。
合板よりも強いはずの集成材が、本当に剥離するのでしょうか?
うちも強度が高く狂いが無いから、集成材の柱で建て替えました。
旧宅は、シロアリの被害はあったものの、砂地なもので腐れ等もなく床下はカラカラに乾燥していたから問題は無いと思います。
木材より強い接着剤の量が多いので、合板の方が強いと思います。
集成材は断面が濡れると弱いということがわかりました。
それなら、台風シ-ズンの今、建てる時には天気を予想して断面が濡れないように建てる計画をする必要があると思います。
工務店の方よろしく。
集成材をつくる段階で断面処理をすれば問題は無いわけですな。
集成材を作る段階ではなく、プレカット後に断面処理を行うべきでしょう。
と言っても組み上がれば、問題無さそうなので不要かな。
>木材より強い接着剤の量が多いので、合板の方が強いと思います。
869です。
そうなんですね・・・何となく分かります。
雨ざらしの合板も、端面側から剥離するのはやっぱり交互に断面側があるからなのかな?
集成材の柱でも問題が無い様なので、安心しました。
プレカットで断面処理ですか。
ところで、断面処理ってどうするの?
>建てる時、台風来るとぐっしょりとぬれるぞ。
雨の日に建屋する所ってないでしょ。
特に台風なんて予め分かるし、クレーン車使えないから。
うちの地方じゃ、雨の日に建屋したら噂広まって会社が潰れますよ。
この辺りではたくさんやってる。
↑残念な町ですね。
こちらでは、プレカットのおかげか建屋日に屋根板まで施工し、ルーフィングを張るので雨に濡れる事はありません。
雨天時に建屋なんか考えられませんよ。
当日にル-フィングまで本当に施工するの?
東京では見たことないな。
田舎のせいですかね?クレーン車と大工さん(大体7名以上)で、みるみる建ちますよ。
大きな家の時には、ルーフィングまで至らずブルーシート養生の時もあります。
もちろん土台は予め組んだ状態からですが・・・。
台風が来ても安心でいいですね。
ル-フィングからブル-シ-トにト-ンダウンしている。
ブル-シ-トでは台風など風があると野地板断面が濡れる。
今度、断面にワックス塗って試してみるよ。
集成材の剥離が問題となったベルガ事件、ネット検索しても当たりません。
もう少し詳しく教えてください。
無垢は、集成に比べ強度は落ちるから部材のサイズを大きくすればよい。
住宅に必要な強度があれば、サイズを大きくする必要はないのでは?
僅か10%の稼働率で国民が暮らせるなら、原発を増やす必要がないのと同じですね。
>885
同じ材料を使うと、無垢材よりも集成材のほうがヤング率は高くなる(曲がりにくくなる)。
しかし、無垢材の方が集成材よりも破壊強度は高くなる。
つまり、集成材は曲がりにくいけど折れやすい。
今の規定では、ある程度の変形が起こる力だけで、強度を規定している。
しかも、初期強度だけで経年劣化の影響などは一切考えていない。
なので、折れやすくても曲がりにくいと強度が高いとして強度計算してよい。
そして、集成材には剥離や擬似剥離の恐れもあるのに、
剥離試験はサンプル試験で、しかもある程度剥離しても合格になるので、
耐久性の面からも不安が残る。
ただ、大断面の無垢材はあまりないし、特殊な形状の建材も作りやすいので、
集成材も使用箇所によっては良いと思いますが、
無垢材で使える場所にわざわざ使う必要も無いと個人的には思います。
無垢材は節により材料強度が不安定じゃないですか
最高品質の良い材料ばかり手に入ればいいけど
それも難しいし、無垢だと不安じゃないですか?
強度計算も下限ではなく優良部材での試験結果から出されたパラメーター使って強度計算するわけだし
必ずパラメーター値を超える部材は集成材に限ると思います。
一軒で数本でも節による強度不足な柱とかあったらと思うと・・・
>無垢材の方が集成材よりも破壊強度は高くなる。
>しかも、初期強度だけで経年劣化の影響などは一切考えていない。
これってミスリードだよなあ。
破壊の定義変えたら比較なんかできんし、加速試験後の強度を測定してないような書き方だ。
>889
> 強度計算も下限ではなく優良部材での試験結果から出されたパラメーター使って強度計算するわけだし
基本、強度測定してない部材は、間伐材などの下限と言えるほど低い強度を仮定して計算されます。
その値(ヤング率)は無垢材の方が遥かに低く設定されています。
そのことをとって、集成材の方が強度が高いと、宣伝する業者は多いです。
これは明らかに間違いですね。
それに、良い無垢材は1本1本強度測定されています。
我が家で使った桧の柱は平均でE119(最低E108、最高153)でした。
一般的なWW集成材よりも高い数値を示しています。
でも、それが一般的とは思わないので、
無垢材の方が集成材よりもヤング率が高いとは言いませんが。
>890
JASにおける煮沸試験(加速試験)は、
試験片を煮沸して、目視で剥離の程度を確認すると言うだけのものです。
しかも、ある程度、剥離があっても合格になります。
私は実寸の柱などを煮沸して、その後に強度試験をしている例を知りません。
知っているのなら、教えてください。
無垢材は不安定って事ですね
>892
無垢材と集成材を比べると、無垢材の中には初期強度(ヤング率)が低い建材もある。
ただ、設計は、良い建材を使っても強度測定しない場合は、
悪いヤング率の建材として設計されるので、その分安全マージンとなる。
集成材は変形しにくいが、無垢材よりも少ない力で折れてしまうが、
集成材は初期強度は曲がり難さ(ヤング率)から高く設定されて、その値を基に設計される。
そして、経年劣化で剥離や疑似剥離が起こると、強度が一気に下がることがある。
作る側としては集成材の方が少ない材料で済むので使いやすい建材だということは確かでしょう。
でも、住む側としては、長期に渡って安全な方にマージンがある無垢材の方が良いと思います。
まあ、あくまでも私の感覚ですが…。
無垢材と集成材のヤング率まで計算に入れて設計してるか?普通。
梁は松が良いと言いますが、松がなかったのでうちは杉の無垢の梁にしました。
>>898
ああ、書き方悪かった。
梁に集成材使わなくてもいいほど資金があるんだったらそれこそ自由にすればいいが、そんなんレアケースだろ。
逆に細い梁でいい間取りであっても計算必要ない。
普通の住宅でヤング率計算してまで設計しないだろう、ということ。
梁どうこうより、あくまでヤング率計算でマージンあるなしの話な。