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集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
>>646さん
柱へは荷重は接着面に平行にかかります。
柱に使われている木材が完全に反りが無く、掛かる力が完全に真上からなら良いのですが、
実際はそんなことは無いので、集成材を柱に使ったとき、
ラミナ間を剥離させる力が掛かります。
なので、集成材の使用個所としては、柱は最悪です。
梁には、梁成を充分にとっていれば、大きなラミナ間を剥離させる力は掛かりません。
敢えて集成材を使うなら、まだ梁の方がマシです。
>>649さん
接着剤のような有機物で、経年劣化しないものはありません。
敢えて言うなら、バイオリンなどに使われている、にかわは100年単位と比較的長寿命です。
接着力はそれ程高くありませんが、性質が長く変わらないので昔から使われています。
レゾルシノールは、化学物質の放出が多いので、屋内などの密閉空間で使うには不向きです。
最近はキャッチャー材を塗って、初期の価格物質の放出量を抑えているものも出ていますが、
ある程度時間がたつと放出量は増えますので、常に放出量を抑えられるものではありません。
水溶性イソシアネートは、化学物質の放出量は少ないですが、湿気に弱い性質があります。
常に負荷が掛かっている環境下で、日本のような多湿の環境で、
どの程度もつのかは分かっていません。
>接着剤のような有機物で、経年劣化しないものはありません。
木材も有機物です。
>>645さん
無垢材には間伐材から良材まで幅広く含まれています。
その中で安全を考えると、強度測定していない建材は、最も弱い材として計算されます。
一方、集成材は悪い材を使っても、ラミナごとに木目の向きを変えることで、
ある程度強度を上昇させることが出来ます。
なので、最低のものを比べると、集成材の方が強度が高くなります。
業者によっては、この部分だけを抜き出して、集成材は強度が高いと豪語する人も居ます。
1.5倍までいくと、違った樹種の無垢材と集成材を比べていることが多いです。
ただ、樹齢の長い赤身が多い良材は、高価に取引させるので、
当然無垢材に使われることが多いので、良いものを比べると、
無垢材の方が強度が高いことは多いです。
無垢の良材は1本1本強度測定され、市場に回りますが、
集成材はサンプル抽出を測定するだけのことが多いので、
実際の建材の強度を正確に知りたいときも、無垢材の方が正確に分かります。
また、強度以外に耐久性に関してですが、
間伐材などでは年輪が粗く白太部分が多いので、腐りやすく、虫も付きやすいです。
建築当時の強度だけでなく、その強度がどれだけ長くもつかを考えたら、
樹齢の長い赤身のしっかりした無垢材を使うのが良いと思います。
>>653さん
> >接着剤のような有機物で、経年劣化しないものはありません。
> 木材も有機物です。
当然、木材も劣化します。
一般に、木材はキチンと空気に触れさせていれば、樹齢分だけ、
例えば、樹齢100年のものだったら、100年かけ強度を増し、
その後ゆっくりと強度が下がっていきます。
寺院のように、昔のような表しだと、それなりに寿命が長く保てたのですが、
今は壁の中で、もし湿気が溜まるような環境だとすると、
寿命は極端に短くなるでしょうね。
樹脂も同じ有機物なんですから、同じような劣化曲線なんじゃないですか?
知らないですけど。
実際の耐久力は良い無垢材の方が集成材より上だと思う。
ただし、設計上は無垢材より集成材の方を強いと計算することになる。
結果、集成材の方が無垢材より強いなどというバカな見解がまかり通る。
外圧に負けた浅ましい国の策略が見てとれる。
ベニヤ板と張りぼての木材で作った家が長期優良住宅とは笑わせる。
>実際の耐久力は良い無垢材の方が集成材より上だと思う。
私もそう思いたいのですが、無垢材は一本、一本全て違うので構造計算上の数値が実際に出せるか
不明じゃないですか。
だから
>ただし、設計上は無垢材より集成材の方を強いと計算することになる。
という風に安全係数かけて無垢材の方が弱めに設定されているだと思います。
建物の強度は柱一本一本の強度より、いかに弱い箇所の集中を避けるかだと思いますので
無垢材では正確な構造計算は不可能でしょう。
厳選した良質な材料を使って、腕の良い大工が建てたんなら、無垢の方が長持ちするし強度もあるように思う。
けど無垢材を売りにしている住宅会社の何割がそれに当てはまるものか疑問。
単に無垢材を使ってますでは、昭和のローコスト住宅でも同じ。
昔の家は風通しが良く、古民家なんかは囲炉裏の煙で木材は燻されていた。
No.655も書いているが、最近の家は無垢材を使った伝統工法でも気密性上げて風通し悪いから、昔ほどは長持ちしないと思う。
無垢は背割とかあるよね。
プレカットの柱でも割れてる。
ヒビがあっても強度は落ちないと言う人もいるが
コンクリートでヒビがあっても強度はおちないと言ってるのと一緒。
しなる=歪む=弱い
無垢でもキチンと選択しておけば問題ないのだけど、たとえば土台。
柱が土台に1~2mm程度食い込むことがある。
建物全体では問題ないが、これだけでサッシは歪んで開閉が難しくなる事もある。
最初から長ホゾにしておけば心配は減るが、集成材だとこの心配がない。
まぁ、土台に集成材使う事は稀だけど、これが強度を単直に説明してる。
それと木は軸方向には強いが、直交方向のせん断等には弱い。
軸方向に関しては無垢でも問題ないが、せん断力に対しては、無垢より集成材のほうがかなり強い。
曲げモーメントに関してもそう。あくまで机上ではあるけどね。
無垢材、集成材を適材適所使う事が1番頭の良い使い方だと思う。
集成材だったら正確構造計算が出来る?
本当か?
全く同一な材料で作った集成材なら可能だかそんな事はあり得ない。木材に同一を求めることは誰の目でも明らか。
集成材に同一のお墨付きを与える事に矛盾と不公正を国の基準に感じる。
集成材構造計算できますよ。
無垢でも出来ますよ。
基本となる値もあるけど、設計士の判断で余裕を見た安全値を取る。
鉄骨でも構造計算するけど最低限必要となる規格の強さで計算しているだけで
実際にはそれよりかなり強度は高い。
多くの構造計算は許容応力度で計算しており、限界耐力で計算することは
あまりないので計算されたものについては正確ではないにしろ、安全側ではあるから
安心できる。
無垢の場合、南側と北側で日当たりの違いによる年輪の偏心が起こる。
これが材の応力にばらつきを見せる原因となるので安全値をとると弱く見る必要がある。
材の方向をちゃんとみて方向を決めればいいのだろうけど、いまはプレカットが主流なので
そんな事はしない。
>>660さん
> 無垢は背割とかあるよね。
> プレカットの柱でも割れてる。
> ヒビがあっても強度は落ちないと言う人もいるが
> コンクリートでヒビがあっても強度はおちないと言ってるのと一緒。
コンクリートと木は全く別ですよ。
元来、コンクリートは引っ張り応力が弱く、ヒビが入ると引っ張り強度は確実に弱くなる。
圧縮強度はそこまで変わらない。
木材で強度が極端に落ちるのは貫通割れが起こった時、
芯材の中心部から起こる割れは、
殆ど強度が落ちない(2~3%程度は落ちると言われている)。
なので、貫通割れを起こさないために、ワザと初めから背割を入れる。
集成材の剥離がおこると、貫通割れに相当する割れ方になるので、
この場合は強度が一気に落ちる。
> 無垢でもキチンと選択しておけば問題ないのだけど、たとえば土台。
> 柱が土台に1~2mm程度食い込むことがある。
> 建物全体では問題ないが、これだけでサッシは歪んで開閉が難しくなる事もある。
> 最初から長ホゾにしておけば心配は減るが、集成材だとこの心配がない。
> まぁ、土台に集成材使う事は稀だけど、これが強度を単直に説明してる。
土台の食い込みは、無垢材、集成材の問題では無く、樹種の問題。
サッシのゆがみの原因は、まぐさや窓台、窓台を支える間柱などを、
どれだけ適切な材を使うか、どれだけ手を抜かないかが一番効く。
>663さん
>圧縮強度はそこまで変わらない。
コンクリートと書いたからいけなかったのでしょうか。
RCの柱の場合ですが、ヒビが入ると鉄筋との付着応力度がかなり落ちます。
つまりフープが効かなくなって柱の圧縮強度はかなり落ちます。
柱が受ける力は軸方向力だけではありません。
座屈に関してはあまり強度は落ちませんが、せん断についてはかなり強度が落ちます。
確かに集成材も割れると弱くなります。これは無垢材も割れると弱くなるのと一緒です。
なので問題は、集成材の接着剤と言う事になるのですが、合板では剥離の話はよく聞きますが
集成材で剥離したという話聞いたことがありません。
接着面が剥離する集成材。材の問題の前に、施工方法や施工場所に問題ありそうですね。
>土台の食い込みは、無垢材、集成材の問題では無く、樹種の問題。
おっしゃるとおりです。自分がいいたかったは、食い込むと土台が曲がって弧を描くように
変形するのでこれで掃き出し窓の開閉が出来なくなる可能性があるといった点です。
集成材の場合、強度が高く曲がりづらいので食い込んでも無垢よりは問題となる
確率が減ります。
>サッシのゆがみの原因は、まぐさや窓台、窓台を支える間柱などを、
>どれだけ適切な材を使うか、どれだけ手を抜かないかが一番効く。
土台と掃き出し窓の関係での話でしたので、それで話しますと、
柱が食い込んでも土台が弧を描かないように、窓の下にアンカーを
設置しておくのが一番の方法です。
> 食い込むと土台が曲がって弧を描くように
> 変形するのでこれで掃き出し窓の開閉が出来なくなる可能性があるといった点です。
> 集成材の場合、強度が高く曲がりづらいので食い込んでも無垢よりは問題となる
> 確率が減ります。
一見、専門家にように見えるがこんなこと書くようじゃ素人なのか?
>>663は、それが集成材かどうかじゃなくて樹種によるということ。
柔らかいSPFが集成材になったら堅くなる訳じゃない。
>>664さん
> コンクリートと書いたからいけなかったのでしょうか。
> RCの柱の場合ですが、ヒビが入ると鉄筋との付着応力度がかなり落ちます。
コンクリートでも落ちると言っています。
ただ、コンクリートと木では、ビビが入った時の挙動は全く別なので、
「コンクリートにヒビが入ったら強度が落ちるように、
木にもヒビが入ったら強度が落ちる」という議論は滅茶苦茶だと言ったのです。
> 確かに集成材も割れると弱くなります。これは無垢材も割れると弱くなるのと一緒です。
貫通割れと、外部割れでは、強度の落ち方が全く別だと言っているのです。
集成材の剥離は貫通割れと同様の効果で、無垢材の背割は外部割れと同じ効果です。
我が起こった時の強度の面で、同一に取り扱うことに無理があります。
> 集成材の接着剤と言う事になるのですが、合板では剥離の話はよく聞きますが
> 集成材で剥離したという話聞いたことがありません。
中国製、ドイツ製、日本製の集成材で剥離が起こった事象が報告されています。
これは、建前からPBを貼って、壁面が見えなくなるまでの間に起こった事象です。
一旦、PBを貼ってしまうと、なかなか壁の中を見ることは少なくなるのですが、
PBを貼って、実際に生活を始めた後の方が、壁体内結露などで、
柱が湿気に帯びる可能性を秘めています。
> 食い込むと土台が曲がって弧を描くように
> 変形するのでこれで掃き出し窓の開閉が出来なくなる可能性があるといった点です。
そうならないように、アンカーボルトが入ってるんじゃないでしょうか?
>コンクリートでも落ちると言っています。
圧縮強度はそこまで変わらないと書いてあったよ。おちますよ。
>コンクリートと木では、ビビが入った時の挙動は全く別なので、
>「コンクリートにヒビが入ったら強度が落ちるように、
>木にもヒビが入ったら強度が落ちる」という議論は滅茶苦茶
コンクリートでも鉄でもカーボンでも、ヒビがはいれば強度は落ちます。
木は他の物質とは違い、強度が落ちないのですか?
>殆ど強度が落ちない(2~3%程度は落ちると言われている)。
2~3%程度、強度がおちていると理解するのですが・・・
>なので、貫通割れを起こさないために、ワザと初めから背割を入れる。
背割りは材の中心まで入れます。背割りはしていない材と比べるとかなり強度おちてますよ。
>貫通割れと、外部割れでは、強度の落ち方が全く別だと言っているのです。
>集成材の剥離は貫通割れと同様の効果で、無垢材の背割は外部割れと同じ効果です。
だから、背割りや外部割れも強度が落ちるんでしょ。
強度の落ち方については一言もいってないよ。私が言ったのは強度が落ちるか落ちないかってだけ。
>中国製、ドイツ製、日本製の集成材で剥離が起こった事象が報告されています。
そうなんですね。無垢の貫通割れより頻度は高いですか?
普段から気にして、集成材は使わないほうがよいですか?
>そうならないように、アンカーボルトが入ってるんじゃないでしょうか?
一般的認識ですと、アンカーボルトは、「柱や筋交の引っ張りによる土台の浮き」
を防止するために設置するのであって
「柱の食い込みによる土台の浮き」を防止するために設置するものではありません。
柱の食い込みは起きないようにする。これが基本だからです。
>>667さん
本当に何遍説明しないと分からないのでしょうか?
背割れ、外部割れは、2~3%程度強度が落ちると報告されています。
一方、真ん中で貫通割れが起こったり、真ん中のラミナで剥離が起こると、
計算上、割れた方向と平行方向には50%、垂直方向の力には75%強度が落ちます。
これらを同格に扱うのに、意味がありますか?
なので、貫通割れが起こらないように、無垢材では辺材を使わず、芯材を使います。
>>667さん
これも分かっていないようですが、
>「柱や筋交の引っ張りによる土台の浮き」
このような引抜力がかかる柱は、ホールダウン金物を使って、基礎と柱を直接繋ぎます。
アンカーボルトは土台の変形が起こらないように、基礎と土台を繋ぐものです。
無垢材と集成材を強度で比較するとなかなか結論がでないみたいです。
いっそのこと、同じお金を払うならどちらがいいかで考えた方がいいと思うのですがどうですか?
集成材の剥離たって程度があるだろうに、すべてが無垢材の貫通割れと同じ扱いかね?
外部割れは2~3%しか強度が落ちないって言ってるけど、その割れが一番起きるのはクサビの力がかかる部分、つまり釘・金物のところだよ。
木材としての強度が保たれていても釘・金物が効かないんじゃ、現代の木造建築としてはダメだと思うんだが。
年数を重ねるごとに強度が落ちるのが集成材で年数を重ねて乾燥するほど強度を増すのが無垢材と
言う認識でよろしいのしょうか?
>背割れ、外部割れは、2~3%程度強度が落ちると報告されています。
どこの機関による試験結果の報告なのか教えてください。
>これらを同格に扱うのに、意味がありますか?
外部割れと貫通割れを、同格に扱うとか一言も言ってませんが・・・?
あなたが勝手に騒いでるだけでは??妄想?
私はヒビが入ると強度が落ちると言っているだけですよ。
コンクリートにヒビが入って2~3%強度が落ちる。
木にヒビが入って2~3%強度が落ちる。
ヒビが入って強度が落ちている事には変わりない気がしますが・・・。
>このような引抜力がかかる柱は、ホールダウン金物を使って、基礎と柱を直接繋ぎます。
あなたの理屈ですと、筋交が20本あれば、40本ホールダウンが必要になりますね。
普通、大半の引抜力に対しては山形などを使って、柱と土台をつなぎ、その土台が浮かないように
アンカーボルトを設置します。引き抜き力が大きいときだけホールダウンを使います。
>アンカーボルトは土台の変形が起こらないように、基礎と土台を繋ぐものです。
その通りです。
アンカーボルトは耐力壁の端部に生じる浮き上がり力と耐力壁に作用する水平荷重によって
生じるせん断力のそれぞれに抵抗させる役割を持っていると仕様書にも書いてあります。
なので、耐力壁を固定する柱のすぐそばにアンカーを打つのが普通です。
でもあなたが言うように全てをホールダウンアンカーにしたら土台は変形しませんよね。
あなたの考えでは、柱の食い込みが土台を変形させる一番の理由のようですね。
まぁ、幼稚な口喧嘩レベルになりましたが、言い方変えますね。
ヒビが入った木材や背割りした木材でも強度が落ちないということであれば
瓦屋根の荷重を受けた束を、ヒビが入ったり背割りした木材の梁で受けても
問題ないということになりますね。
背割りしてない105x150の杉材を梁として使う事もありますが、背割りした105x150の杉材でも
強度的に大して代わらないから使っても大丈夫と言う事でしょうか?怖すぎますよ。
>年数を重ねるごとに強度が落ちるのが集成材で年数を重ねて乾燥するほど強度を増すのが無垢材と
>言う認識でよろしいのしょうか?
木材はカットした後、強度が増していきます。ただしピークがあり、それを過ぎると強度は落ちていきます。
個人住宅でも全てKD材というのが増えてきましたが、平物と呼ばれる断面の大きな梁などは
天然乾燥材が使われる事がまだまだ多いです。
この場合、反りなどが起きて精度が低くなります。
強度はサイズを変えればある程度対応できますが、精度に関しては無垢材の場合
四季の変化により膨張収縮が繰り返されコントロールが難しく高い精度を保つ事が難しいです。
なので精度が高くないといけないときは集成材を使います。
このスレでは集成材は接着剤の接着力の低下が問題視されてますが、無垢材の暴れや反りによって
建物が歪むことも考慮し、適材適所で使い分けることが重要です。
それでも集成材の耐久性は未だ実証されてはいない。
家造りは単純なスペックではなく時間の経過による品質で評価すべき。
>それでも集成材の耐久性は未だ実証されてはいない。
劣化加速度試験などで、ある程度実証されてますよ。
でも実際の環境や、何の集成材かで全然数値が変わってくる。これは無垢も一緒。
>家造りは単純なスペックではなく時間の経過による品質で評価すべき。
だったら石造りがいいですね。
木材は時間の経過で、たわむし反るし日焼けもするという面でみれば低品質。
でも石や鉄骨に比べて軽いし、雨に濡れても錆びないという単純なスペックは評価すべきだと思う。
普通の人にとっての家造りは、使い勝手・快適性・内観・外観・仕上げ材・ランニングコストを
考えるくらいでよいと個人的には思う。梁を集成材にするかどうかで迷うよりも、
キッチンのシンクを人工大理石にするかステンレスにするか迷うほうが、楽しいし実用的だとおもう。
> 背割りしてない105x150の杉材を梁として使う事もありますが、背割りした105x150の杉材でも
> 強度的に大して代わらないから使っても大丈夫と言う事でしょうか?怖すぎますよ。
脳内専門家ですか?
無垢をこのんで使う工務店が、杉材を梁なんかに使わないし、
ましてや、梁を背割りしたりなんかしない。
背割りするのは柱だけよ。土台も梁も背割りしない。そんなことも知らないの?
>それでも集成材の耐久性は未だ実証されてはいない。
それ言うなら、無垢でもKD材の耐久性は同程度に実証されてないだろ。
子供のけんか
>>673さん
> どこの機関による試験結果の報告なのか教えてください。
例えば、「建築ジャーナル 2005 6月号」の記事を抽出します。
『(ア)はヒビ割れの無い木材(イ)は半分に背割りやヒビ割れが発生した木材(ウ)は完全に割れた木材。それぞれの強度は(ア)28.8キロ(イ)28.7キロ(ウ)12.7キロとなっている。
(イ)の背割りやヒビ割れには、ほとんど強度低下がないということが解る。ヒビ割れは芯を越えて進まないため、(ウ)のような貫通割れとなることはありえない。ありうるのは、集成材の接着離れだ。』
> 筋交が20本あれば、40本ホールダウンが必要になりますね。
片筋交いなら筋交いに対して1本です。
N値計算で必要な引き抜き力に対して設置します。
> アンカーボルトは耐力壁の端部に生じる浮き上がり力と耐力壁に作用する水平荷重によって
> 生じるせん断力のそれぞれに抵抗させる役割を持っていると仕様書にも書いてあります。
> なので、耐力壁を固定する柱のすぐそばにアンカーを打つのが普通です。
> でもあなたが言うように全てをホールダウンアンカーにしたら土台は変形しませんよね。
> あなたの考えでは、柱の食い込みが土台を変形させる一番の理由のようですね。
えーと、何といったらいいのでしょう。
構造用面材を使った耐力壁では、柱にかかる引き抜き力は、筋交と比べると圧倒的に少ないです。
なので、構造用面材を使う耐力壁では、アンカーのみでHD金物を使わない場合も結構あります。
しかし、筋交は、おおまかには、横揺れも柱の引き抜き力に変換して支える仕組みです。
柱にかかる引き抜き力は大きくなるのでHD金物を用いる場合が殆どです。
N値計算をしたことありますか?
土台の変形の要因は、幾らでもあります。
例えば、昔から使われる栗などの広葉樹を使った場合は、圧縮強度は高いけど暴れが大きいです。
これらを締め付けて基礎と一体化するのが、アンカーボルトの約割です。
土台は柱にかかる荷重を直接直下にではなく、分散させて基礎につたいる重要な建材です。
なので、基礎の上に出来るだけしっかり固定する必要があります。
実際、アンカーボルトは柱の下だけでなく、決まった間隔に施工するように仕様が出来ています。
> ヒビが入った木材や背割りした木材でも強度が落ちないということであれば
> 瓦屋根の荷重を受けた束を、ヒビが入ったり背割りした木材の梁で受けても
> 問題ないということになりますね。
あの芯持材と辺材では、ヒビが入った時に強度への繋がり方が違うのいうことが、
なんで、こんなに説明しても分からないのでしょうか?
梁の場合は、芯持材を使わない場合も多いです。
そして、芯持材を使っても背割は入れませんし、
正角材では無いので、乾燥による動径方向の力も弱いです。全く別の話です。
本当に、なんで、ここまで、話を論理的に組み上げられないのか不思議です。
結局、家を100年以上長持ちさせたいのなら無垢で、せいぜい50年しか住むことない人には集成材が賢い選択ってこと?
スーパー檜知らんの?最強ですね。
じゃあほとんどのケースで集成材の方がいいんだ。
施主が無垢希望の場合を除いて。
孫子の代まで住んでもらうことがなければ、集成材が賢い選択。
最近の家は高気密で床暖なんか使えば無垢だとすぐ反ってくる。
無垢を使えば必ず集成材使ったより家が長持ちするわけではない。
厳選された材料と、しっかりした知識と腕の大工が建てた場合にだけ、100年以上住める家を建てることが出来る。
本当に長持ちさせたければ、木が呼吸できるように風通しよくしなければいけない。
→お寺のような寒い家になる。
こんなところでしょうか。
無垢といっても色々ですからね。
良産地の針葉樹は、谷間に密集させて植えるので、
上に向かって真っすぐ伸び、まず上へ上へと成長するので、
芯が真っ直ぐ伸び、年輪も細かいので、変形も少なく、赤身が多く、
耐久性の高い建材になっています。
一方、一番悪いもので間伐材というものがあります。
これは他の木を成長させるために、植えてから20年30年程度で間引いた木です。
これは赤身が少なく、耐久性も悪いので、柱として使うには適していません。
しかし、こういった材も使う業者はいます。
このような間伐材などは、たとえ桧といっても、
耐久性が悪く、曲がりが大きいものです(スーパー桧もこの部類)。
集成材に目を向けると、
集成材は殆ど、芯材を取った後に残った辺材や間伐材を加工して作ります。
つまり、殆ど白太の木材で、当然耐久性の悪いものの寄せ集めが多いです。
それも、室内では湿気に弱いシロノリで接着されていることが多いです。
これらが、どういった根拠で50年も持つと考えられているのでしょう?
ちなみに… 最近の屋根の雨漏りの原因で多いのは、
合板で作った屋根の野地板が腐ってしまうことが多いとのことです。
つまり、防災瓦などを使っても、瓦自体は劣化してない時期にも、
その下地の合板が腐ってしまうケースが多いとのことです。
施工の楽さで新建材を使うケースが増えていってますが、
こういったところも注意したいものですね。
集成材を使った家って50年もたないの?
なんだか不安をあおって高い壺買わせる連中と似たようなものを感じるわ。
スーパー檜をそんじょそこらの集成材と一緒にしたらいかんよ。
たぶん200年くらいは大丈夫。だが、そのときお前は年老いて生きてはいまい。
残念だったな。
無垢だの集成だのごちゃごちゃ言わんで誰が一番強いかはっきりさしたらええんや
スーパー檜w
ドラゴンボールじゃあるまいしw
>680
君を煽ると面白いから続けてるだけ。
>ほとんど強度低下がないということが解る
それって軸方向力に対してじゃないの?
せん断や、曲げ方向でも強度低下はないの?
>片筋交いなら筋交いに対して1本です。
片筋交ならね。
それでも貴方の設計した建物は20本近くもホールダウンアンカーがあるのですね。
>構造用面材を使った耐力壁では、柱にかかる引き抜き力は、筋交と比べると圧倒的に少ないです。
そんなの常識だし別にそんな話してない。
>なので、構造用面材を使う耐力壁では、アンカーのみでHD金物を使わない場合も結構あります。
貴方の話では、引っ張りはすべてホールダウンで受けるって話ですよね。
構造用面材を使う耐力壁で生じる土台への引張りも、あなたの場合、ホールダウンアンカーで
受けるんじゃないの?ちなみに私の場合は、かど金物→土台→アンカーという感じで施工します。
で、筋交の場合、貴方の設計では全てHDを使うということですね。過剰設計だと思いますよ。
>N値計算をしたことありますか?
あります。私が設計すると、普通の建物だと1階のホールダウンアンカーは多くても6本程度です。
告示でも6本以上になったことないなぁ。
>例えば、昔から使われる栗などの広葉樹を使った場合は、圧縮強度は高いけど暴れが大きいです。
>これらを締め付けて基礎と一体化するのが、アンカーボルトの約割です。
アンカーボルトもなかった時代に使っていた土台を、無理やりベタに使うとそうなるでしょう。
でも今はベタ基礎で、アンカーボルトを使うのが主流であり、極力暴れの少ない土台を使うことが
前提になっております。
でも貴方のように全てをHDでやるのなら、土台無しで施工したほうが良くないですか?
自分の場合はHDを多用しないので土台ありのほうが良いだけです。
あなたの時代と違い、柱や筋交は金物で固定されています。なので、現在では
土台の変形の最大の理由は柱や筋交などの引張り力などによる変形です。それを防ぐために
アンカーボルトを設置します。時代はかわってますよ。
>土台は柱にかかる荷重を直接直下にではなく、分散させて基礎につたいる重要な建材です。
>実際、アンカーボルトは柱の下だけでなく、決まった間隔に施工するように仕様が出来ています。
ネコ土台の場合、柱の直下・継ぎ手・アンカーボルト設置箇所にだけキソパッキンを設置すれば
検査は通ります。つまり分散させることは前提としてません。
細かく言うと、決まっているのは間隔ではなく最大の間隔です。
仕様書の規準では最大で2700となってますが通常は最大でも1間以下となるよう施工します。
>あの芯持材と辺材では、ヒビが入った時に強度への繋がり方が違うのいうことが、
>なんで、こんなに説明しても分からないのでしょうか?
だれも辺材の梁の話してないじゃん。芯持材でヒビの入ったものと入ってないものとで
比較してるのに何で辺材の話もってくるの?
毎度の事ながら、勝手に自分で話かえて、それで文句言ってるね。
>梁の場合は、芯持材を使わない場合も多いです。
そんなの常識。それがどうかしたの?
>そして、芯持材を使っても背割は入れませんし、
だから、君でも理解できるように分かりやすく説明しているんだよ。
当たり前に施工するなら背割りをいれた材を梁に使ったりしないよ。
君は背割りしても強度は落ちないといってる。
その理屈だと入れても問題ないって事じゃないの?っていってるんだよ。
するしないの問題じゃなく、やっても問題ないかどうかの話をしてるだけ。
>正角材では無いので、乾燥による動径方向の力も弱いです。全く別の話です。
じゃあこうしよう120x120の梁にしよう。正角材だよ。
で、この材に背割りをいれて梁として使っても、君の場合は問題ない?
>本当に、なんで、ここまで、話を論理的に組み上げられないのか不思議です。
知識が中途半端だし、実際を知らないから おちょくってるだけだよ。
君が好きな芯持材と辺材の話だけど、何で柱に芯持材を使う事が多いと思う?
>>691
今まで興味深く読んでいました。しかし自ら煽っていると認めるなら書き込みは止めるべきです。
論破されたからといってつまらない揚げ足取りや煽りは失礼ですし周りから見ても不快です。
691
そこまで細々と書き込むの大変だろ。
煽ると言うより完全に煽られているぞ。
691のほうが現実に近い。
680は頭でっかちで、彼と一緒に仕事すると話伝わらなくて疲れそう。
> 691のほうが現実に近い。
??
> 当たり前に施工するなら背割りをいれた材を梁に使ったりしないよ。
と言っておきながら
> じゃあこうしよう120x120の梁にしよう。正角材だよ。
> で、この材に背割りをいれて梁として使っても、君の場合は問題ない?
まったく無意味。
話が思いっきり逸れているので、
あまり口出ししたくなかったんですが、事実関係だけ…。
まず、背割りの影響は、
圧縮力、引っ張り力、せん断力、曲げ強度の全てにおいて、
2~3%程度の剛性低下です。
まあ、話はここまでで良いような気もしますが…。
梁に話が移るのは、全く話の論点がずれます。
干割れが起こる一番の原因は、
動径方向と接線方向で乾燥圧縮率が違うことが原因です。
芯持材の場合は年輪方向の切断面が少ないので、縮した時に力の逃げ場が無くなり、
釘を打った時などに、大きな割れが起こる可能性があります。
それを起こさない為に、力の逃げ場として背割を入れます。
芯去り材では、年輪方向の切断面が大きく、
乾燥圧縮での力の大部分は建材の変形(背側に反る)に現れ、
大きな干し割れは起こりにくいです。
梁の場合は柱と違って、
2階床以上に使われるので耐蟻性などの要素はあまり重要ではありません。
そして、割れにくさなどを考慮して、芯去材を背を上にして使うことが多いです。
これは120×120の場合でも同じです。
一方、荷重が縦に大きくかかる柱では乾燥した時に曲がりが少ないように、
そして、防蟻性、防腐性を考えて、芯持材を使うことが望ましいです。
なので、柱には背割を入れた芯持材を使うことが一般的です。
背割を入れることで、釘を打った時の割れを抑える効果もあります。
木には適材適所があります。
柱の話と梁の話をごっちゃにするのは如何なものかと思います。
グリ-ン材の集成材は、乾燥するとラミナが細かく割れて、粉々になる。
10年の品確法の範囲では大丈夫だろうけど。
住宅の使用期間は50年で考えないとね。
建て売り業者の営業は、何も知らずに50年持ちますって、平気で言うぞ。
で
へ~世の中にはグリーン材の集成材があるのですか。