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集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
僕は普通に考えて接着剤を無視すれば縦横の張り合わせの方が、無垢より強そうだけど。
ロープも一本太いのより編んだ方が強い気がする。
100年もたせるなら無垢材だけど、そんな必要はないから集成材という意見もあるけど、耐久性のほかに接着剤の乖離やシックハウスの恐れがあるから、集成材が敬遠される。
どれだけ考えても、いい面もあれば悪い面もある。こればっかりは、各人の事情と考え方になると思う。
個人的な意見としては、集成材は、安定的な資材の供給が可能で、クレームも少なく、熟練の大工を必要とせず利益を大きくできるハウスメーカーの都合が大きいと思う。
私は、無垢材を使う事による反りやゆがみも構わないし、少々のコストアップは構わないので無垢材にしました。
無垢材にするとすごく高くなるイメージがありますが、柱1本は物にもよりますが3,000円とかその程度。それを無垢材に替えても値段は大きく変わりません。強度については、私はハウスメーカーが勧める集成材より強度が高い樹木を選ぶことで対応しました。それでも家一軒で数十万円の違いです。
626さんのコメントは正しい。
結局、それぞれの工法の特徴を自分でよく研究した人が
納得の住まいを手にすることができると思う。
ちなみに消費者の見方からすれば、
構造用合板もある意味で集成材の一形態と言えなくもないので、
これを排除しないと全部無垢だとは言えないのかもしれない。
しかし構造用合板は耐震強度を確保するための面材でもあるので、
無垢を求めながら耐震性に拘る人は工事会社に確認する必要がある。
また自分のように合板を完全排除した無垢の家にした場合には、
木造で比較すると2×4より冬は寒い事は覚悟した方が良いと思う。
(逆にすべて無垢なら夏は熱がこもりにくいとも言える)
うちは100%地元材で板倉を建てました
冬は寒くて夏は暑いです
でも冷房も暖房も、来客時のみで、しのげます
低気密低断熱は夏涼しいというのは間違い
アンケートのお願い、貴方が選ぶならどっち?
土台
青森ヒバ集成材:無垢注入米ツガ
柱
国産桧集成材:無垢ホワイトウッド
梁
国産黒松集成材:無垢杉
何故かって木材国産化が広がったら、たぶん国産集成材がどんどん増えそうだからです。
いまどき「国産黒松」を鵜呑みにできる時点であまりにもアウトな空気を感じますね^^
自分なら無難に
無垢注入米ツガ
国産桧集成材
国産黒松集成材
だな。
【ご本人様からの依頼により削除しました。管理人】
no634です。スレッドを建てようと思って間違えて投稿してしまいました。削除お願いします。
↑
それは自分で管理人さんに直接依頼しましょう。
無垢材は節が有ると3点曲げ強度1/10位まで落ちますよ
実験してみて驚きました、節がノッチに成ってしまうんですね
ですが節が曲げの内側に来ると節は硬いので強度上がります
ですので根太とかは床面側に節が来るよう配置すると全然違います
なるほど。
節目がノッチ(裂け目)になるんですね。
すると集成材の経年劣化した接着面と同じ現象が起きてしまうと言う訳ですか。
なぜ無節が価値を置かれるかの意味がわかります。
>なぜ無節が価値を置かれるかの意味がわかります。
それは違うでしょう。単に見た目で珍重されるだけ。真壁の柱とか、フローリングで。
節が強度を弱くするとすれば、柱では4方無節でないといけなくなりますが、そんなの使ってたら幾らになるか分かりません。強度を確保したければ、太くすればいいことです。
ただ梁に使う米松だと、節が相当大きいので
>根太とかは床面側に節が来るよう配置すると全然違います
と同じ理屈が成り立ちますね。
結局、無垢材はもともと強度にバラつきがあって、さらに反りや割れで強度が下がる危険があって、家が歪むし、また、耐震性に問題がでる危険がある。
ただし、運が良ければ強度は強く、また100年以上持つ可能性がある。
集成材は製造直後は強度が安定して高く、地震に強い。また、家自体が歪みづらい。
ただし、新しい水溶性の接着剤の耐用年数はまだ未確認で、30年以上家が保つかどうか分からない。
耐震性
集成材>無垢材
建物寿命
集成材<無垢材
家の歪みの無さ
集成材>無垢材
高級感
集成材<無垢材
これでいいですか?
考えすぎ。
ふつうに組んで、歪んで強度が下がった家なんて見たことない。
どのみち軸組み自体には、耐震性はない。耐震壁で持たせているだけだから無垢とか集成とか関係ない。
耐震壁だけでなく、剛床とか火打ち梁とかいろいろとあると思うけど?
プレカットの常識からいくと、無垢の梁では強度不足の場合、
集成材をつかったりする。
梁も大きなものになると無垢より集成材の方が高いようですね。
集成材も適材適所で使えば、無垢材だけにこだわるより丈夫で長持ちする家が出来ると思います
集成材の強度は無垢材の1.5との事ですが(スレタイトル)、何故なのか理解できません。
そもそも、具体的に何と比較しての話なのか?
例えば、無垢材を5つにスライスして張り合わせて集成材を作ると本当に強度は1.5倍になるのですか?
だとすれば、接着剤に強度を上げる秘密があるのか?
正直、集成材を語る上でのメリットに疑問です。
地元の工務店の話だと、柱はヒノキの集成材、梁は無垢のスギが、ローコストで考えた場合ベストだと言ってました。
集成材の方が地震に強いので柱はヒノキの集成材。
ただし集成材は、縦の強度は強くても、横の耐久性は弱いので、梁は価格も考慮して無垢のスギが良いのだそうです。
たとえ話に、束ねた紙の束をU字に折って例に出し、縦向きに圧力をかけても曲がらないが、横向で圧力をかけると曲がりやすい、というのを実演してくれました。
あくまでそこの工務店さんの考えにすぎないでしょうが、実際、この考え方合ってるんでしょうか?
集成材は年数がたつと弱くなるけど、無垢は逆に年数がたつと乾燥して強くなるよね
無垢は乾燥が進むと反ったり割れたりしませんか?木質自体は堅くなったとしても、絶対的な強度は下がってるんじゃないですかね?
集成材についても、元は木だから木質は堅くなるんじゃないですか?水溶性接着剤については分からないですけど、ヨーロッパの駅で100年もってる集成材があるらしいから、接着剤=必ず弱くなる、とは限らないかもしれません。
湿気さえ無ければ、水溶性接着剤ももしかしたら性質上は100年でも劣化しないかもしれませんね。
無垢の方も、どれだけ強度が増しても、湿気で一発で腐りますし。
だれか、水溶性接着剤の湿気無しの場合の耐用年数、知ってる人いますか?
実績はないんでしょうし、理論上のデータでいいんですけど。
水溶性でなくて、水性でしたね。
接着剤自体の耐用年数についての情報のせます。
http://www.miyamori.co.jp/qanda.htm
http://laboism.jugem.jp/?cid=7
水性のイソシアネート系のことか、樹脂系のレゾルシノールのこと、どちらのことを言っているかわかりませんが、情報によると↓
集成材の耐久性、つまり接着剤について、いろいろ疑問を持つ方がいらっしゃいます。
しかし結論は、木材が破壊すると使えなくなるということです。
つまり、接着材は化学製品なので、一度生産されると永久に存在し続けます。あえて耐用年数を言えば2000年~3000年ほどだそうです。
> 地元の工務店の話だと、柱はヒノキの集成材、梁は無垢のスギが、ローコストで考えた場合ベストだと言ってました。
うーん、その工務店はとても信用できないですね。
杉は梁にはいちばん不向きな樹種ですよ。
逆に柱は、あまり強度を要しないから、杉で十分。
柱は、耐震性とは関係ないですよ。
>>646さん
柱へは荷重は接着面に平行にかかります。
柱に使われている木材が完全に反りが無く、掛かる力が完全に真上からなら良いのですが、
実際はそんなことは無いので、集成材を柱に使ったとき、
ラミナ間を剥離させる力が掛かります。
なので、集成材の使用個所としては、柱は最悪です。
梁には、梁成を充分にとっていれば、大きなラミナ間を剥離させる力は掛かりません。
敢えて集成材を使うなら、まだ梁の方がマシです。
>>649さん
接着剤のような有機物で、経年劣化しないものはありません。
敢えて言うなら、バイオリンなどに使われている、にかわは100年単位と比較的長寿命です。
接着力はそれ程高くありませんが、性質が長く変わらないので昔から使われています。
レゾルシノールは、化学物質の放出が多いので、屋内などの密閉空間で使うには不向きです。
最近はキャッチャー材を塗って、初期の価格物質の放出量を抑えているものも出ていますが、
ある程度時間がたつと放出量は増えますので、常に放出量を抑えられるものではありません。
水溶性イソシアネートは、化学物質の放出量は少ないですが、湿気に弱い性質があります。
常に負荷が掛かっている環境下で、日本のような多湿の環境で、
どの程度もつのかは分かっていません。
>接着剤のような有機物で、経年劣化しないものはありません。
木材も有機物です。
>>645さん
無垢材には間伐材から良材まで幅広く含まれています。
その中で安全を考えると、強度測定していない建材は、最も弱い材として計算されます。
一方、集成材は悪い材を使っても、ラミナごとに木目の向きを変えることで、
ある程度強度を上昇させることが出来ます。
なので、最低のものを比べると、集成材の方が強度が高くなります。
業者によっては、この部分だけを抜き出して、集成材は強度が高いと豪語する人も居ます。
1.5倍までいくと、違った樹種の無垢材と集成材を比べていることが多いです。
ただ、樹齢の長い赤身が多い良材は、高価に取引させるので、
当然無垢材に使われることが多いので、良いものを比べると、
無垢材の方が強度が高いことは多いです。
無垢の良材は1本1本強度測定され、市場に回りますが、
集成材はサンプル抽出を測定するだけのことが多いので、
実際の建材の強度を正確に知りたいときも、無垢材の方が正確に分かります。
また、強度以外に耐久性に関してですが、
間伐材などでは年輪が粗く白太部分が多いので、腐りやすく、虫も付きやすいです。
建築当時の強度だけでなく、その強度がどれだけ長くもつかを考えたら、
樹齢の長い赤身のしっかりした無垢材を使うのが良いと思います。
>>653さん
> >接着剤のような有機物で、経年劣化しないものはありません。
> 木材も有機物です。
当然、木材も劣化します。
一般に、木材はキチンと空気に触れさせていれば、樹齢分だけ、
例えば、樹齢100年のものだったら、100年かけ強度を増し、
その後ゆっくりと強度が下がっていきます。
寺院のように、昔のような表しだと、それなりに寿命が長く保てたのですが、
今は壁の中で、もし湿気が溜まるような環境だとすると、
寿命は極端に短くなるでしょうね。
樹脂も同じ有機物なんですから、同じような劣化曲線なんじゃないですか?
知らないですけど。
実際の耐久力は良い無垢材の方が集成材より上だと思う。
ただし、設計上は無垢材より集成材の方を強いと計算することになる。
結果、集成材の方が無垢材より強いなどというバカな見解がまかり通る。
外圧に負けた浅ましい国の策略が見てとれる。
ベニヤ板と張りぼての木材で作った家が長期優良住宅とは笑わせる。
>実際の耐久力は良い無垢材の方が集成材より上だと思う。
私もそう思いたいのですが、無垢材は一本、一本全て違うので構造計算上の数値が実際に出せるか
不明じゃないですか。
だから
>ただし、設計上は無垢材より集成材の方を強いと計算することになる。
という風に安全係数かけて無垢材の方が弱めに設定されているだと思います。
建物の強度は柱一本一本の強度より、いかに弱い箇所の集中を避けるかだと思いますので
無垢材では正確な構造計算は不可能でしょう。
厳選した良質な材料を使って、腕の良い大工が建てたんなら、無垢の方が長持ちするし強度もあるように思う。
けど無垢材を売りにしている住宅会社の何割がそれに当てはまるものか疑問。
単に無垢材を使ってますでは、昭和のローコスト住宅でも同じ。
昔の家は風通しが良く、古民家なんかは囲炉裏の煙で木材は燻されていた。
No.655も書いているが、最近の家は無垢材を使った伝統工法でも気密性上げて風通し悪いから、昔ほどは長持ちしないと思う。
無垢は背割とかあるよね。
プレカットの柱でも割れてる。
ヒビがあっても強度は落ちないと言う人もいるが
コンクリートでヒビがあっても強度はおちないと言ってるのと一緒。
しなる=歪む=弱い
無垢でもキチンと選択しておけば問題ないのだけど、たとえば土台。
柱が土台に1~2mm程度食い込むことがある。
建物全体では問題ないが、これだけでサッシは歪んで開閉が難しくなる事もある。
最初から長ホゾにしておけば心配は減るが、集成材だとこの心配がない。
まぁ、土台に集成材使う事は稀だけど、これが強度を単直に説明してる。
それと木は軸方向には強いが、直交方向のせん断等には弱い。
軸方向に関しては無垢でも問題ないが、せん断力に対しては、無垢より集成材のほうがかなり強い。
曲げモーメントに関してもそう。あくまで机上ではあるけどね。
無垢材、集成材を適材適所使う事が1番頭の良い使い方だと思う。
集成材だったら正確構造計算が出来る?
本当か?
全く同一な材料で作った集成材なら可能だかそんな事はあり得ない。木材に同一を求めることは誰の目でも明らか。
集成材に同一のお墨付きを与える事に矛盾と不公正を国の基準に感じる。
集成材構造計算できますよ。
無垢でも出来ますよ。
基本となる値もあるけど、設計士の判断で余裕を見た安全値を取る。
鉄骨でも構造計算するけど最低限必要となる規格の強さで計算しているだけで
実際にはそれよりかなり強度は高い。
多くの構造計算は許容応力度で計算しており、限界耐力で計算することは
あまりないので計算されたものについては正確ではないにしろ、安全側ではあるから
安心できる。
無垢の場合、南側と北側で日当たりの違いによる年輪の偏心が起こる。
これが材の応力にばらつきを見せる原因となるので安全値をとると弱く見る必要がある。
材の方向をちゃんとみて方向を決めればいいのだろうけど、いまはプレカットが主流なので
そんな事はしない。
>>660さん
> 無垢は背割とかあるよね。
> プレカットの柱でも割れてる。
> ヒビがあっても強度は落ちないと言う人もいるが
> コンクリートでヒビがあっても強度はおちないと言ってるのと一緒。
コンクリートと木は全く別ですよ。
元来、コンクリートは引っ張り応力が弱く、ヒビが入ると引っ張り強度は確実に弱くなる。
圧縮強度はそこまで変わらない。
木材で強度が極端に落ちるのは貫通割れが起こった時、
芯材の中心部から起こる割れは、
殆ど強度が落ちない(2~3%程度は落ちると言われている)。
なので、貫通割れを起こさないために、ワザと初めから背割を入れる。
集成材の剥離がおこると、貫通割れに相当する割れ方になるので、
この場合は強度が一気に落ちる。
> 無垢でもキチンと選択しておけば問題ないのだけど、たとえば土台。
> 柱が土台に1~2mm程度食い込むことがある。
> 建物全体では問題ないが、これだけでサッシは歪んで開閉が難しくなる事もある。
> 最初から長ホゾにしておけば心配は減るが、集成材だとこの心配がない。
> まぁ、土台に集成材使う事は稀だけど、これが強度を単直に説明してる。
土台の食い込みは、無垢材、集成材の問題では無く、樹種の問題。
サッシのゆがみの原因は、まぐさや窓台、窓台を支える間柱などを、
どれだけ適切な材を使うか、どれだけ手を抜かないかが一番効く。
>663さん
>圧縮強度はそこまで変わらない。
コンクリートと書いたからいけなかったのでしょうか。
RCの柱の場合ですが、ヒビが入ると鉄筋との付着応力度がかなり落ちます。
つまりフープが効かなくなって柱の圧縮強度はかなり落ちます。
柱が受ける力は軸方向力だけではありません。
座屈に関してはあまり強度は落ちませんが、せん断についてはかなり強度が落ちます。
確かに集成材も割れると弱くなります。これは無垢材も割れると弱くなるのと一緒です。
なので問題は、集成材の接着剤と言う事になるのですが、合板では剥離の話はよく聞きますが
集成材で剥離したという話聞いたことがありません。
接着面が剥離する集成材。材の問題の前に、施工方法や施工場所に問題ありそうですね。
>土台の食い込みは、無垢材、集成材の問題では無く、樹種の問題。
おっしゃるとおりです。自分がいいたかったは、食い込むと土台が曲がって弧を描くように
変形するのでこれで掃き出し窓の開閉が出来なくなる可能性があるといった点です。
集成材の場合、強度が高く曲がりづらいので食い込んでも無垢よりは問題となる
確率が減ります。
>サッシのゆがみの原因は、まぐさや窓台、窓台を支える間柱などを、
>どれだけ適切な材を使うか、どれだけ手を抜かないかが一番効く。
土台と掃き出し窓の関係での話でしたので、それで話しますと、
柱が食い込んでも土台が弧を描かないように、窓の下にアンカーを
設置しておくのが一番の方法です。
> 食い込むと土台が曲がって弧を描くように
> 変形するのでこれで掃き出し窓の開閉が出来なくなる可能性があるといった点です。
> 集成材の場合、強度が高く曲がりづらいので食い込んでも無垢よりは問題となる
> 確率が減ります。
一見、専門家にように見えるがこんなこと書くようじゃ素人なのか?
>>663は、それが集成材かどうかじゃなくて樹種によるということ。
柔らかいSPFが集成材になったら堅くなる訳じゃない。
>>664さん
> コンクリートと書いたからいけなかったのでしょうか。
> RCの柱の場合ですが、ヒビが入ると鉄筋との付着応力度がかなり落ちます。
コンクリートでも落ちると言っています。
ただ、コンクリートと木では、ビビが入った時の挙動は全く別なので、
「コンクリートにヒビが入ったら強度が落ちるように、
木にもヒビが入ったら強度が落ちる」という議論は滅茶苦茶だと言ったのです。
> 確かに集成材も割れると弱くなります。これは無垢材も割れると弱くなるのと一緒です。
貫通割れと、外部割れでは、強度の落ち方が全く別だと言っているのです。
集成材の剥離は貫通割れと同様の効果で、無垢材の背割は外部割れと同じ効果です。
我が起こった時の強度の面で、同一に取り扱うことに無理があります。
> 集成材の接着剤と言う事になるのですが、合板では剥離の話はよく聞きますが
> 集成材で剥離したという話聞いたことがありません。
中国製、ドイツ製、日本製の集成材で剥離が起こった事象が報告されています。
これは、建前からPBを貼って、壁面が見えなくなるまでの間に起こった事象です。
一旦、PBを貼ってしまうと、なかなか壁の中を見ることは少なくなるのですが、
PBを貼って、実際に生活を始めた後の方が、壁体内結露などで、
柱が湿気に帯びる可能性を秘めています。
> 食い込むと土台が曲がって弧を描くように
> 変形するのでこれで掃き出し窓の開閉が出来なくなる可能性があるといった点です。
そうならないように、アンカーボルトが入ってるんじゃないでしょうか?
>コンクリートでも落ちると言っています。
圧縮強度はそこまで変わらないと書いてあったよ。おちますよ。
>コンクリートと木では、ビビが入った時の挙動は全く別なので、
>「コンクリートにヒビが入ったら強度が落ちるように、
>木にもヒビが入ったら強度が落ちる」という議論は滅茶苦茶
コンクリートでも鉄でもカーボンでも、ヒビがはいれば強度は落ちます。
木は他の物質とは違い、強度が落ちないのですか?
>殆ど強度が落ちない(2~3%程度は落ちると言われている)。
2~3%程度、強度がおちていると理解するのですが・・・
>なので、貫通割れを起こさないために、ワザと初めから背割を入れる。
背割りは材の中心まで入れます。背割りはしていない材と比べるとかなり強度おちてますよ。
>貫通割れと、外部割れでは、強度の落ち方が全く別だと言っているのです。
>集成材の剥離は貫通割れと同様の効果で、無垢材の背割は外部割れと同じ効果です。
だから、背割りや外部割れも強度が落ちるんでしょ。
強度の落ち方については一言もいってないよ。私が言ったのは強度が落ちるか落ちないかってだけ。
>中国製、ドイツ製、日本製の集成材で剥離が起こった事象が報告されています。
そうなんですね。無垢の貫通割れより頻度は高いですか?
普段から気にして、集成材は使わないほうがよいですか?
>そうならないように、アンカーボルトが入ってるんじゃないでしょうか?
一般的認識ですと、アンカーボルトは、「柱や筋交の引っ張りによる土台の浮き」
を防止するために設置するのであって
「柱の食い込みによる土台の浮き」を防止するために設置するものではありません。
柱の食い込みは起きないようにする。これが基本だからです。
>>667さん
本当に何遍説明しないと分からないのでしょうか?
背割れ、外部割れは、2~3%程度強度が落ちると報告されています。
一方、真ん中で貫通割れが起こったり、真ん中のラミナで剥離が起こると、
計算上、割れた方向と平行方向には50%、垂直方向の力には75%強度が落ちます。
これらを同格に扱うのに、意味がありますか?
なので、貫通割れが起こらないように、無垢材では辺材を使わず、芯材を使います。
>>667さん
これも分かっていないようですが、
>「柱や筋交の引っ張りによる土台の浮き」
このような引抜力がかかる柱は、ホールダウン金物を使って、基礎と柱を直接繋ぎます。
アンカーボルトは土台の変形が起こらないように、基礎と土台を繋ぐものです。
無垢材と集成材を強度で比較するとなかなか結論がでないみたいです。
いっそのこと、同じお金を払うならどちらがいいかで考えた方がいいと思うのですがどうですか?
集成材の剥離たって程度があるだろうに、すべてが無垢材の貫通割れと同じ扱いかね?
外部割れは2~3%しか強度が落ちないって言ってるけど、その割れが一番起きるのはクサビの力がかかる部分、つまり釘・金物のところだよ。
木材としての強度が保たれていても釘・金物が効かないんじゃ、現代の木造建築としてはダメだと思うんだが。
年数を重ねるごとに強度が落ちるのが集成材で年数を重ねて乾燥するほど強度を増すのが無垢材と
言う認識でよろしいのしょうか?
>背割れ、外部割れは、2~3%程度強度が落ちると報告されています。
どこの機関による試験結果の報告なのか教えてください。
>これらを同格に扱うのに、意味がありますか?
外部割れと貫通割れを、同格に扱うとか一言も言ってませんが・・・?
あなたが勝手に騒いでるだけでは??妄想?
私はヒビが入ると強度が落ちると言っているだけですよ。
コンクリートにヒビが入って2~3%強度が落ちる。
木にヒビが入って2~3%強度が落ちる。
ヒビが入って強度が落ちている事には変わりない気がしますが・・・。
>このような引抜力がかかる柱は、ホールダウン金物を使って、基礎と柱を直接繋ぎます。
あなたの理屈ですと、筋交が20本あれば、40本ホールダウンが必要になりますね。
普通、大半の引抜力に対しては山形などを使って、柱と土台をつなぎ、その土台が浮かないように
アンカーボルトを設置します。引き抜き力が大きいときだけホールダウンを使います。
>アンカーボルトは土台の変形が起こらないように、基礎と土台を繋ぐものです。
その通りです。
アンカーボルトは耐力壁の端部に生じる浮き上がり力と耐力壁に作用する水平荷重によって
生じるせん断力のそれぞれに抵抗させる役割を持っていると仕様書にも書いてあります。
なので、耐力壁を固定する柱のすぐそばにアンカーを打つのが普通です。
でもあなたが言うように全てをホールダウンアンカーにしたら土台は変形しませんよね。
あなたの考えでは、柱の食い込みが土台を変形させる一番の理由のようですね。
まぁ、幼稚な口喧嘩レベルになりましたが、言い方変えますね。
ヒビが入った木材や背割りした木材でも強度が落ちないということであれば
瓦屋根の荷重を受けた束を、ヒビが入ったり背割りした木材の梁で受けても
問題ないということになりますね。
背割りしてない105x150の杉材を梁として使う事もありますが、背割りした105x150の杉材でも
強度的に大して代わらないから使っても大丈夫と言う事でしょうか?怖すぎますよ。
>年数を重ねるごとに強度が落ちるのが集成材で年数を重ねて乾燥するほど強度を増すのが無垢材と
>言う認識でよろしいのしょうか?
木材はカットした後、強度が増していきます。ただしピークがあり、それを過ぎると強度は落ちていきます。
個人住宅でも全てKD材というのが増えてきましたが、平物と呼ばれる断面の大きな梁などは
天然乾燥材が使われる事がまだまだ多いです。
この場合、反りなどが起きて精度が低くなります。
強度はサイズを変えればある程度対応できますが、精度に関しては無垢材の場合
四季の変化により膨張収縮が繰り返されコントロールが難しく高い精度を保つ事が難しいです。
なので精度が高くないといけないときは集成材を使います。
このスレでは集成材は接着剤の接着力の低下が問題視されてますが、無垢材の暴れや反りによって
建物が歪むことも考慮し、適材適所で使い分けることが重要です。