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集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
集成材は無垢材の1.5倍の強度があるそうです。
無垢材だと強度に不安があるのですが大丈夫なのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-06-22 00:03:00
乾燥材は2割??
あとは、含水率65%か?
林野庁の公表した数字で示すと、国内の製材工場から出荷される製品のうち、人工乾燥されたもの
(含水率25%以下)は、全体の11%に止まっている。
http://www.rinkeikyo.jp/no3-3.html
なんだよw
おめーらの国産材って、100%スギなのか。
この国に無垢材はスギしかないと言うわけだ。
ぷ。
スギの乾燥が難しい
含水率は、辺材と心材では大きく違い、伐採直後のスギは、辺材で150~200%、心材
で60%前後が普通です。
含水率の高い辺材に含まれる水分は、主に「自由水」で、心材に含まれる水分の多く
は放出しにくい「結合水」です。最大の問題は、心材の含水率をどうして下げるかにあ
ります。
一般的には、伐倒木を枝葉を残したまま、山で天然乾燥する葉枯し乾燥をして、それ
から製材して人工乾燥する方法と、生材に近い材を製材して人工乾燥するかしているも
のと、未乾燥のものとがあります。
しかし、これはスギの結合水が、ヒノキなどに比べて放出されにくいことを考慮に入
れた対処とは言い難いものがあります。
葉枯し乾燥は、普通3ヶ月程度とされているようですが、平成10年に、奈良県林業試
験場が行った実験によれば、伐採後60日程度で、辺材の含水率は50~60%に下がって
いますが、心材の含水率はほとんど変化がなく60%程度のままで、この状態は90日でもあま
り変化していないとの結果を出しています。
全体の重量は25~30%程度軽くなって、運搬はしやすくなっていますが、期待する
含水率に至るには、スギ材の場合2年前後必要のようですし、それだけ長期間放置する
と、割れその他の問題が生じます。
そうすると人工乾燥を考えざるを得ないのですが、ヒノキと同じ方法では、心材の結
合水の解放は難しいと考えなければなりません。
製材品を乾燥するにしても、材の外側から順次中心に熱を伝えて乾燥する方法では、全体
の含水率が同時に減少することはありません。
中心部を20%以下にしようとすれば、外側は10%前後にしなければならず、しかも
相当の日数を要しますから、材の破損や歪みを生むことになります
それがどうした
桧の無垢はOKってことでいいの?
無垢材の乾燥が十分でなくても、乾燥していくんだから、極端に
神経質にならなくてもいいと考えています。
それより間伐材はいつまでたっても間伐材だから、間伐材を
構造材には絶対使いたくないです。
芯持ち材じゃなくて、四つ割材のほうが好きです。
径から考えて、まず間伐材はありえない。
芯がないので割れにくい。
耐久性がある赤身の割合が高い。
芯持ちよりは乾燥しやすい。
でもあんまり流通しないのは何故なのでしょうか。
芯去材の方が狂いが少ないのはそのとおりなんだけど、
芯持ち材の方が心材(赤身)の部分が多いので耐蟻性や耐腐朽性に勝ります。
>>311さん
芯持ち材は、
①建てた後の曲がりが少ないこと。
特に芯が真っ直ぐ伸びていれば乾燥による曲がりは少なくなります。
なので、昔から谷間に植林され、真上からしか光が差さない吉野材などは、
年輪が細かいだけではなく、曲がりが少ないことから珍重されます。
②割れがおきても、芯から放射状の割れが殆どなので、貫通割れになりにくいこと。
干割れは強度を極端に落とすことはありません。
ただ貫通割れが起こると強度は極端に落ちます。
このような理由から、柱には芯持材が昔から使われてきました。
例えば1本の木からは、芯持材が1本、その周りの芯去材が4本取れることになります。
5本が全て同じ太さだとすれば、3.5寸角でも直径40cm以上の木が必要なので、
特にヒノキの場合だと価格がものすごく上がってしまいます。
一方、芯持材なら12cm程度の直径があれば3.5寸角の柱が取れるので、
経済的であるとも言えます。
そうですね。
ただその場合はコストが跳ね上がります。
> 芯持材なら12cm程度の直径があれば3.5寸角の柱が取れるので
そういう細くて若い材を避けたくて、四つ割なのですが。
間伐材と区別がつきません。
四つ割とすれば単純に最低でも二倍の直径になります。
そこそこ太さのある丸太が安心できそうってことです。
> 芯持ち材は、①建てた後の曲がりが少ないこと。
そうですね。でも背割りしても一緒でしょうか。余り変わらなくなりそうです。
割れるのは、芯持ち材の本質なので、芯去りなら理論的には割れないはずです。
断面がひし形っぽく変形しますが。
すみません、素人なので机上の空論です。
> 樹齢の長い、年輪の細かい芯持ち材を使えば良いだけじゃないですか?
すみません、私は業者じゃなくて施主の立場です。
>無垢材の乾燥が十分でなくても、乾燥していくんだから、極端に
>神経質にならなくてもいいと考えています。
それはまずいだろ。いくらなんでも。
それだと、グリーン材が安全って話になってしまう。
>>311さん
無垢材が曲がったり、割れたりするのは、年輪の接線方向、動径方向、繊維方向で乾燥収縮率が違うからです。
なので、芯去材を使うと割れにくいですが、物凄く曲がりやすくなります。
そして、割れる場合は貫通割れになりやすいのです。
そういう理由から、芯去材は柱には殆ど使われないのです。
芯持材は、乾燥過程で干割れが起こりますが、貫通割れになりにくいので殆ど強度には影響がありません。
良材は、まず大き目の寸法に製材します。その後、背割りを入れて乾燥させます。
そして、最後に正しい寸法に再度削ります。
なので、最終的にできた建材は比較的曲がりも少なくなります。
グリーン材を柱に使う事はないのでは。
土台では使う所もあるようですが。
KD材と呼ばれる人工乾燥材を使うケースが多いようでした。
柱には普通、杉は使いませんよね。ヒノキでしょう。
>>320
4月19日のNHKTVクローズアップ現代で、「日本の森 再生のチャンスを生かせるか」という番組が放送された。4月13日のクローズアップ東北に引き続き、全国版でもスポットが当てられたわけだ。
画像は、その工場で国産材と外材の含水率を比較したものなのだが、これはちょっと大げさすぎるというか、ひどい例だとは思うが、たしかに外材は人工乾燥処理されているのが殆どなのに対し、国産材は乾燥されていない「グリーン材」で流通するのが殆どだ。ちなみに、日本の建築では、そうして人工乾燥されていない木材を使って建築する場合、建て方の作業を、屋根をかけて筋交いを入れたあたりで一段落とし、「干す」時間をとったりするわけだ。要するに、「建ててから乾燥させる」仕組みもあるわけだ。しかし、工期短縮という業界の傾向の中で、この方法はなじめない。しかも、乾燥するのと同時に、ねじれや割れが生じる木材は少なくなく、この「ねじれ」や「割れ」が住宅の精度に影響を及ぼすわけだ。
http://blog.goo.ne.jp/mildwoods/e/5e9afb4581659a4480b32014514145bf
>外材は人工乾燥処理されているのが殆どなのに対し、国産材は乾燥されていない
>「グリーン材」で流通するのが殆どだ。
含水率65%の無垢材が流通しているそうですよ。
NHKに現状を報道されていますね。
最近のNHKは公共放送機関としての権威はまったくゼロですよ。
信用できません。
偏向報道やプロデューサーによる捏造番組で随分問題の多いテレビ局ですよね。
かつての報道姿勢も無く内容も国営放送にふさわしいものだとは思えないですから参考程度にしかならないかと。
このブログの筆者自身もこの報道姿勢が「おおげさすぎる」と注釈してるくらいですから。
がんばって引っ張り出してきたのはわかりますけれど、放送時期も2007年春のもので少し古くないですかね。
>がんばって引っ張り出してきたのはわかりますけれど、放
>送時期も2007年春のもので少し古くないですかね。
経済状況。住宅の着工数等も考えると、2009年、今現在のほうが当然事態は
悪化してるだろうね。
少なくとも、改善されている要素は何一つない。
今のほうが、悪いんじゃないの??
粗悪なグリーン材が平気で流通しているから、業者は国産無垢を避ける。
そして売れないから乾燥させる手間・コストを惜しみ、粗悪なグリーン材が流通する。
まさに負の連鎖。