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現在戸建てを建築中です。
気密測定において、
相当隙間面積が8cm2/m2
とでているのですが、これがいわいるC値なのでしょうか?
それとも、
総床面積が128.35m2なので、
8÷128.35=0.06がC値、ということになるのでしょうか?
業者の説明が難しくよく理解できません^^;
お詳しいかた、よかったらお願い致します。
[スレ作成日時]2009-07-13 09:04:00
現在戸建てを建築中です。
気密測定において、
相当隙間面積が8cm2/m2
とでているのですが、これがいわいるC値なのでしょうか?
それとも、
総床面積が128.35m2なので、
8÷128.35=0.06がC値、ということになるのでしょうか?
業者の説明が難しくよく理解できません^^;
お詳しいかた、よかったらお願い致します。
[スレ作成日時]2009-07-13 09:04:00
>839
>ということはC値がわからないとQ値は出せないと言う事ですよね?
>つまり、C値を踏まえてQ値を出してるからQ値の方が重要ってことなんですか?
現在の日本において、Q値を算出する上でC値は全然関係しません。
つまりC値がわからなくてもQ値は出せます。
ただしこれは漏気による熱損失は無視しているからにすぎません。
個人的には漏気による熱損失も含むべきだと思っております。
つまり以下によって計算した方がよいと思っています。
現実により近い熱損失係数=(Q値X床面積+C値X床面積)/床面積
次世代基準のQ値が2.7W/㎡KでC値=5cm/㎡なので、床面積が100㎡として
計算すると、
漏気風量=(5cm/㎡×100㎡)÷0.7=714.28㎥
漏気熱損失=714.28㎥×0.35W/h=250W/h
現実により近い熱損失係数=(2.7W/㎡K×100㎡+250W/h)÷100㎡=5.2W/㎡K
この計算によると熱損失係数が倍の数字に跳ね上がってしまいます。
なので、C値を小さくすることで現実により近い熱損失係数を小さくすることができるのです。
ただし、今の日本において、現実により近い熱損失係数はQ値とは呼んでいません。
>上の文では、温度差が無いから結露出来ないと言ってて、下の文で結露出来ないように断熱性能を上げる
>と、正反対のことを言ってるように見えるのですが
真冬に家の窓を全部あけて2時間くらい暖房をしないでおくと、屋外と屋内の温度差や湿度の差はなくなりますよね。
つまり、単板ガラスを屋外に置いた状態と同じです。屋外と屋内の違いはガラスの表と裏の違いと同じ状態になるのです。
屋外マイナス10度。屋内マイナス10度。単板ガラスは結露しませんよね。
しかし、実際には窓を閉めて暖房をかけるので屋内外で温度差が発生します。
真冬で厚さ15cmのコンクリート壁の家があったとしましょう。コンクリート壁が冷やされ壁の温度が
マイナス10度に下がったと仮定。で、室内の空気の温度は20度。
断熱材が無いと、コンクリート壁に触れた室内側の空気は冷やされ露点温度がさがり結露が発生します。
ここに断熱材を設置します。室内の空気によって断熱材は暖められ断熱材の室内側表面の温度が15度に
上がったとします。15cmのコンクリート壁の温度はマイナス10度のままですが、室内の空気が
マイナス10度の壁に直接触れることは無く15度の断熱材に触れるだけになります。
結果結露が発生しなくなります。
このように、断熱材を設置すれば結露を防げるようになるのです。つまり、断熱材を設置して
熱抵抗を増やすことにより結露が防げるのです=K値を小さくする。
これによって、室内外に温度差や湿度差がなければ結露は生じない。
温度差や湿度差があって結露が生じる場合には断熱性能をあげて結露を防ぐことが出来る。
という文章に納得していただけると思います。