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SE構法(重量木骨の家)を検討しています。既に採用された方、検討中の方、いろんな情報お願いします。
[スレ作成日時]2007-02-14 23:22:00
SE構法(重量木骨の家)を検討しています。既に採用された方、検討中の方、いろんな情報お願いします。
[スレ作成日時]2007-02-14 23:22:00
前回、匿名さんで投稿しましたが建替えさんに変更します。SE工法のプランニングの資料を入手しました。主柱が17cmと大きくても割れては何にもなりません。主柱を基礎にガッチリ結合すると、地震で主柱も同じように揺れます。すると上の階ほど基礎にガッチリ結合した部分を支点に地震の揺れが増幅し、結合点の主柱に相当な力が加わります。スケルトン構造にするならば、土台と主柱をしっかり結合させ、土台でも地震の力を受けた方が良いのではないでしょうか?なお且つ可能な限り、耐力壁を増やしモノコック壁の部分を増やした方が良いのではないでしょうか?
昨今、ホームメーカーの宣伝には良い事づくめばかりが目立っているように思えます。
もしSE構法で建てるなら、、12cm集成材の接着方向を90度にした2本の柱を抱合せすれば何とかなるかも知れません。但し、基礎と結合させるのではなく土台と結合させ、構造合板で土台と一体化させます。17cmの大きな柱は、日本古来の建築、5重の塔の主柱の様に家の真中に建てれば地震の揺れを受け流すのではないか、と思います。梁に集成材を使うのは良いと思いますが、主柱に使うのはどうでしょうか?集成方向と基礎金物のスリット
の方向に要注意でしょう。スリットは集成の張り方と直交させねば意味がありません。
地震国の日本では、今はやりのプレカットにも安易な考えは禁物でしょう。建築の素人研究でもここまでの意見が言えます。SE構法を宣伝するホームメーカーや建築家の方々のご意見を聞きたいものです。
[東日本大震災]においても
東北地方で192棟建つSE構法の家は無事だったとのことです。
http://matsuoka-arch.jugem.jp/?eid=2964
[新潟県中越地震]においても
SE構法の家は無事だったようです。
http://www.kentiku-koubou.co.jp/dfp/niigata.pdf
地震の種類にもよると思いますが、
少なくとも近年の日本で実際に生じた大型地震においては、
計算上でもなく実験上でもなく現実として
結果を出していると評価でき、
ひとまず信頼して安心しても良いと考えます。
どんな工法にしても絶対安全はあり得ないわけですし。
現時点ではSE構法を中心にしつつ他工法を検討中です。
SE構法の耐震を過信せずに、
制振ダンパー http://www.mak-1.net/mak1.html
といったもので補えば、
コスト的にも満足できると思うのですが、いかがでしょうか。
SEやなんかの連中は、夢の大開口も可能!みたいにいうけど、ウチは
窓がデカ過ぎで風圧に耐えられず割れるかもってな話で、構造家から
梁を足して高さを抑えるように指示され2100mmにしか出来ませんでした。
なんか、いうほど有難みないよね、ラーメン造。
工法ってのは一つのエッセンスに過ぎない。
それより間取り、壁位置、耐力壁位置、バランスが大切。
SEで大開口つくりまくりの家と通常の金物工法だが間取り、バランスが
いい家とどっちが丈夫かってすぐわかる話。
SE構法の耐震を過信せずに、
在来軸組工法や2×4工法で
バランスの良い間取りを先に決めて、
それと同じ間取りでSE構法にすれば
低コストで一層丈夫にできませんでしょうか。
さらに、
制振ダンパー http://www.mak-1.net/mak1.html
といったもので補えば、なお良し?
SE構法にこだわっているわけではありませんが、
個人的には他よりは丈夫そうに思えるため、
そしてコストも比較的高くないため、
まだ有力候補で検討中です。
他スレでもカキコしましたが、こんな物もあります。
免震装置“キューブ”
http://www.0120-123-707.com/cube/cube01.html
「基礎下減震システム 基礎すべ~る」
http://www.vic-ltd.co.jp/genshin/genshin01.html
ついつい「柔よく剛を制す、剛よく柔を断つ」が浮かび、
柔剛一体といいますか剛柔二法といいますか、
欲張ってしまいます。
柔と剛、建物では成り立たないものなのでしょうか。
整理していきたいです。
>91
剛性が高いと地震の揺れに対しても強い印象があります。
ですが、その高い剛性を持った建物すら力技で揺さぶってしまうのが地震ですよね。
力技で揺さぶられる事に何度も見舞われると、当初持っていた筈の剛性も緩みが起きると思うのです。
また、そうした地震といった揺れ以外にも、経年による影響もあるかもしれません。
表面には見え辛い緩みが生じてしまっていても、尚まだ地震による揺さぶりを何度も受けたとしたら、今までは大きく感じなかった小さな揺れすらも抑える事が難しくなると思われます。。。
そうした剛性だけで受けきれなくなった所を補うのが、制震ダンパーなどの柔となる所なのでしょうね。
柔の部分は、剛の様に揺れを抑える事はできないでしょうし、剛で耐えられるうちは機能すらしないのかもしれません。
しかし剛が緩み出し地震といった力を抑えられなくなった時、揺らされはしても、その影響を最小限に留めて揺れが収まったら直ぐに正常に戻す、といった働きを持つものの様です。
直ぐの耐震では高い剛性の強さですが、それに長期的な視点も加えると、柔となる部材も取り入れておくのが良いように思いますね。
SE工法ではありませんが、在来工法で同じような金物を使って建てました。
木材は集成材ではなくて無垢材です。
木材の欠損はとても少ないです。
でも金物が直角部分だけしか使えないので、勾配屋根は在来工法の金物を使いました。
詳しいことはわかりませんが、なんとなく丈夫そうに見えます。
>>96
『新築時はクギや・・・・、年に数回も地震に合うこのごろ、それでもまったくそうした箇所の耐力は低下しない、という事を信じろというのも無理です。・・・・新築当時のまま強いです、なんて言う方が真実味がありません。』との書き込みですが、
No.95の書き込みは>92の推測がほとんどの曖昧な書き方を指摘しただけで、『剛性の低下や経年劣化はどんな構造や工法でもあります』と書いている、違いはNo.95は断定して言い切っていることです。
鉄骨造りなら制振ダンパーの効果は若干ありますが、2階の揺れの増幅が抑さえられる程度です。木造軸組みも同じです。
2x4ではパネルでガチガチなので制振ダンパーの地震の効果は鼻糞ぐらいしかありません。
制振ダンパーが効く(作動する)ということはすでに構造躯体が歪み変形していることになります。(内装の損傷)
私は制振ダンパーを否定します、やるなら免震です。
皆さま、いろいろと教えてくださいまして
ありがとうございます。勉強させていただいています。
>95さん
>剛性の低下や経年劣化はどんな構造や工法でもあります
私もそれを危惧しています。
特に現時点ではSE構法を検討中で、
SE構法が「剛」をアピールしているからこそ、
あれこれ考えています。
>95さん
>制振ダンパーの真実を知りたければ
そうですね。
「剛」を補うものとして、
制振ダンパーに関心をもってしまいましたので、
その真実をもっと調べたいと思います。
>97さん
>2階の揺れの増幅が抑さえられる程度
それってけっこうありがたい効果ではないでしょうか。
私が思っていた以上の効果です。
ここではSE構法が主のため、
SE構法において制振ダンパーを付けると、
次のどちらになると考えたほうがよいか
教えていただけますと幸いです。
・鉄骨造や木造軸組と同じように
制振ダンパーの効果は若干あるが、
2階の揺れの増幅が抑さえられる程度
・2x4と同じようにガチガチなので
制振ダンパーの効果は鼻糞ぐらいしかない
前者程度の効果があるのであれば、
1度目の地震で持てる力を使い果たした(かもしれない)以降の
2度目3度目の地震に対しては、
少しは役に立ってくれると思うのですが。
費用対効果の面でもその程度であっても満足できそうです。
>97さん
>私は制振ダンパーを否定します、やるなら免震です。
SE構法と免震の相性・可否などどうなんでしょうか。
各メーカーにも聞いてみます。
ただ、免震はコストが私には厳しそうです。
2度目3度目の地震に耐えられるためには
何かできることはないのかな...とあれこれ検討中です。
(できれば低コストで)
99です、連投ですみません。
>98
>2x4と同じようにガチガチなので
制振ダンパーの効果は鼻糞ぐらいしかない
この事に関して疑問を持ちます。
2x4は確かに900mm幅の耐力面に100本近い釘を打って固定してますが、そうして造った家はまったく揺れないのですか?
>97はガチガチに固定してあるので、まったく揺れの影響を受けないかの様にコメントをしてますが、そんな筈はなく、やはり揺れます。
そうし揺れに何度も合えば、たとえ多くの釘で固定している耐力面でも緩みが出無いとは言い切れなくなります。
制震は、そうした緩みの為に耐える力が衰えた点を少しでも補おう、といった機構です。
免震は、地面の揺れる力を建物に伝え難くする、といった事ですから、この2つの作用は違うものです。
それを比較して信用するしない、などと言う方が変なものの捉え方と言えます。
またこの2つでは掛かる予算も違います。免震は建物の規模によっては50万円程度から採用できますが、制震だと100万円程度からとなるようです。
地震に対してそれぞれの効果や利点を理解し、予算なども含めて検討して採用して行けばよい事となりますね。
色々と文章で書いても判り辛いかもしれないので、YouTubuにあった制震と免震の動画のサイトを紹介しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=wdfZvaZHad0
家の骨組みだけの家が何度も引っ張られると、緩みが生じて反動を抑えられなくなってきます。
それに対し、制震の機能を持つ家の骨組みでは、緩みは生じているようでも、反動を抑えて早く揺れが収まっています。様はこうした事に良い点がみられるのが、制震です。
続いて免震
http://www.youtube.com/watch?v=q7Wi6vDmAUw
地面の揺れが家に伝わるのを最小限に抑えよう、といった事が免震ですよね。このお陰で家の中の家具が倒れたり、最悪倒壊といった事が起きないようになります。
まぁ、何を信じて何を否定しようと、自由ですけどねw