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昨今の東京電力の値上げ対策として管理組合で節電を考えていたところ、管理会社より「電子ブレーカー」の話がありました。「マンションecoサポートセンター」さんのシステムを導入すると、結構安くなるそうです。
この会社のシステムを導入されたマンションの方で、いい点、悪い点がありましたら、教えて頂けませんか。
[スレ作成日時]2012-10-21 00:06:46
昨今の東京電力の値上げ対策として管理組合で節電を考えていたところ、管理会社より「電子ブレーカー」の話がありました。「マンションecoサポートセンター」さんのシステムを導入すると、結構安くなるそうです。
この会社のシステムを導入されたマンションの方で、いい点、悪い点がありましたら、教えて頂けませんか。
[スレ作成日時]2012-10-21 00:06:46
マンションの共用部に電子ブレーカーを導入すると、動力の基本料金が確実に下がります。
もともとマンションが竣工した段階では、エレベータや給排水ポンプ、機械式駐車場、自動ドアなどの動力系設備についてその電力量(KW)ベースで契約電力を決定しています→負荷設備契約と言います。
つまり、これらの設備の稼働時間や頻度とは関係なく、あらかじめ設定された使用電力を単純加算した契約というわけです。
しかしながら、マンションは、企業の工場などと違って、動力設備が常に作動しているわけではありません。
たとえば、エレベータ。
1回あたりの使用で最大何秒動作するのでしょう? せいぜい数十秒ですよね?機械式駐車場も同様です。
これらの動力設備が最大連続で何分運転されるか、その際に流れる電流量(アンペア)で一旦測定し、それを電力(ワット)に換算します。
その結果、従前の契約電力量より下がるので、基本料金も下がるというわけです。
ちなみに、契約電力が1kw下がると、毎月1千円強下がります。これを「主開閉器契約」といいます。
検討のポイント
共用部の受電契約が「低圧」のマンションのみ対象
高圧で受電するのが一般的な大規模なマンションでは、電子ブレーカーの導入はできません。
電子ブレーカー導入効果の診断が必須
主開閉器契約に変更した場合に、契約電力をどこまで引き下げられるか(※現地調査が必要)によって基本料金の削減効果も変わります。
電気料金の削減によって得られるキャッシュフローで電子ブレーカーの導入費用を何年で償却できるかを試算することが必要です。
エレベーターや機械式駐車設備のあるマンションが有利!
共用設備の多いマンションの方が、契約電力の見直し余地が大きいためコスト削減効果が出やすいです。
メンテナンスフリーのため、保守サービスは不要
電子ブレーカーは故障するリスクがほぼなくメンテナンス契約は不要です。