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東京郊外“ゴーストタウン”化 高齢化率4割の自治体ずらり
産経新聞 11月5日(月)12時25分配信
「敬老の日」に合わせて総務省が発表した推計によると、65歳以上の高齢者が初めて3千万人を突破した。
だが、本番はこれからだ。国立社会保障・人口問題研究所によれば、30年後の2042(平成54)年に3878万人でピークを迎えるまで、高齢者数は増え続ける。
大きく伸びるのは、高度経済成長期に地方から大量に移り住んだ東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県(東京圏)だ。国土交通省の首都圏白書が2005年から2035年にかけての高齢化の伸びを予測しているが、全国平均が45・1%なのに対し、東京圏は77・0%である。50%前後の関西圏、名古屋圏と比べても突出している。
東京圏をさらに詳しくみると、実に興味深い。東京23区を取り巻くように高齢化率4割程度の自治体がずらりと並ぶ。郊外の自治体が、高度成長期に流入した人の受け皿になってきたことを証明するものだ。だが、これらの自治体の急速な高齢化には、もう一つ大きな要因がある。彼らの子供である「団塊ジュニア世代」以降の若者が流出したことだ。
背景には、社会構造の大きな変化がある。東京圏に出てきた団塊世代などは「適齢期」に一斉に結婚し、「子供は2人、妻は専業主婦」というのが一般的だった。都心から遠く離れてもマイホームを求めたのである。
これに対して、団塊ジュニア以後の世代は、親の世代とは違って未婚や晩婚が進み、第3次ベビーブームは起こらなかった。子供がいなければ、都心から遠く離れた場所に広い間取りの住宅を取得する必要もない。しかも、夫婦共働きが当たり前だ。通勤に便利な都心マンションなど、それぞれの生活様式を考えて居住エリアを選択するのも当然の流れである。
若者の流出といえば、これまで地方の話だったが、今後は東京圏でも過疎化や限界**が続々出現するということである。若者がどんどん抜ける自治体では、学校は統廃合され、商店街も成り立たない。ますます若い世代にとって魅力のない街となる悪循環だ。
住宅の新規需要が減れば、既存物件の資産価値も目減りする。価格が数百万円に下落した物件も出てきた。これでは、高齢者向け住宅への住み替えなどできない。大規模修繕もできず、老朽化した住宅に住み続けざるを得ないといった高齢者も増えるだろう。
首都圏白書は2030年に神奈川県東部や千葉県西部、埼玉県南部で85歳以上の単身世帯が急増すると指摘。空き家や空き地が広がることを懸念している。総務省の住宅・土地統計調査によると、2008年の空き家率は13・1%だが、やがて東京郊外にゴーストタウンが登場するだろう。
これは東京郊外だけの問題ではない。人口減少時代にあって、住民が若い世代へと次々に代替わりすることなど期待できないのである。
では、どうすればよいのか。都心からの距離を逆手に取るのも一つの選択肢だ。例えば、サテライトオフィスのようなビジネス拠点を重点的に整備する。インターネットの発達に伴い、都心のオフィス街に通勤せずに働くスタイルを志向する人が増加するとの予測もある。
住民を巻き込み、若い世代にとって「魅力ある街」をどう作り上げるか。自治体の生き残りがかかる。(論説委員兼政治部編集委員 河合雅司)
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/topics/toshiseibibu/01_tosikei/toshi...
p.22
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高齢者等災害時要援護者の避難
阪神・淡路大震災で亡くなられた方の半数
以上が高齢者の方です。地域には、緊急時の
避難が心配な高齢者等の災害時要援護者とよ
ばれる人々も生活しています。右図は町丁目
単位での65才以上の高齢者の割合を示したもの
です。区平均は16.7%で、約10年の間に3%
増えており、20%以上が高齢者である地区も
見受けられます。高齢者のなかでも、とりわ
けひとりぐらしの方や寝たきりの方の避難は
心配です。また、障害者の方の避難も同様で
す。
このような避難が困難な方が地域にはお住
まいであることを、私たちは配慮することが
必要です。
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若い人にもっと高級住宅街に住んでもらわないといけないのだが・・・。
ダイキョウの社長がせり?交代ですか⇒ないね
792
避難した後の避難所でも、大変だったみたいですね。
高齢者や障害者の方たち。
>>796
非常用エレベータをどれだけ早期に動かせるようになるかだね。
そう言えば湾岸の大規模高層マンションで、専用桟橋を使って非常用発電機の燃料補給の訓練を行っているのが報道されていたが、一回の補給で5時間しか連続運転できないとか言っていた。
最近着工されたマンションは震災対策もかなり考慮されているようだから、地震が怖ければそういうのに入居するしかないのかも。
それでも太平洋戦争の修羅場くぐってきた今の年寄りは強いが。
今のゆとりが年取ったら悲惨だな。
いっそ台湾あたりに統治されたほうがマシかもな。
要らないって言われるだろうけど。
地震災害の時は非常用エレベーターも運転できないんだよね。
ついでに、マンションの発電機は小さくてエレベーターは動かせません。
地震の心配より毎日の通勤の方が大事だろ。
特急は笑える。
多摩直下地震、ってのもあるから
新宿から西は心配しなくちゃ。
>地震災害の時は非常用エレベーターも運転できないんだよね。
>ついでに、マンションの発電機は小さくてエレベーターは動かせません。
あらあら、すごい理解ですね。湾岸の大規模マンションだと、メインのエレベータだけでも48本位あるような物件もあって、そのうちの1/3が非常用および消防用を兼ねているようだよ。消防用だから、当然停電時でも非常用発電機で動作するようになっている。ただし震災の時はやはり、安全確認が必要なようだけれどね。ご自分のマンションのものから類推されても・・・。
>797
災害時の燃料補給訓練をテレビで見ましたが、本当の災害時にマンション1棟だけに燃料補給船が隅田川沿いに着岸するとは限らないと思います
備蓄もできない燃料が必要なマンションってどういうマンションなのか?
5時間分の備蓄があるとなってましたよ。ただし消防法の関係でそれ以上は無理なようです。これって他でも一緒のようですが。隅田川ではなくて、天王洲アイル近辺で、川崎の契約燃料会社から万が一陸路での補給ができなかった際だったのではないかな。youtubeか何かで見たので、はっきりとは覚えていないので、間違っているかもしれません。
のちほど調べてみますね。
多摩地震でも多摩より揺れる埋立地。
だから訓練するんじゃあないの?訓練すらしない、発電機もないというところが、ほとんどでしょう。防災意識が高い管理組合や自治会って素晴らしいと思いますよ。それと広報活動も。
体力づくりしないとタワーには住めないということだよね。
だからジムやプールが付いてるのかな?