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台風が1年のうち数回来る地域に住んでいます。
屋根の形状は切妻が好きなのですが、
台風の影響を受けやすいのでしょうか?
ハウスメーカーでプランニングをしても殆ど寄棟を勧められてしまいます。
又、勾配はどのくらいが良いのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-10-12 00:04:01
台風が1年のうち数回来る地域に住んでいます。
屋根の形状は切妻が好きなのですが、
台風の影響を受けやすいのでしょうか?
ハウスメーカーでプランニングをしても殆ど寄棟を勧められてしまいます。
又、勾配はどのくらいが良いのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-10-12 00:04:01
屋根は確かに寄棟を進められることが多いですね。
寄棟は今もっとも多い形状です。
この形状というのはコストダウンが一番計りやすく、雨仕舞にもっとも適しているといわれています。
切妻屋根は傾斜が急です。
そのため中央付近にプラスαできますので、ロフトや勾配天井として利用できるのが特徴です。
同じように片流れ屋根もロフトなどに利用できます。
新築物件でもっとも多いのが陸屋根です。
屋上緑化や、屋上を使用したい家庭でも便利ですね。
また台風対策ですが、屋根への影響というのはどちらかというと地形の問題です。
家が密集していると風が吹き上げない分被害も少ないのですが、家が密集していないと吹上があるため被害も大きくなります。
風を上手く逃がすには屋根の形が大きく影響しますよね。
私の知っている範囲のことですが、たしかに寄せ棟ならどの方向から風が吹いてもも影響は少ないそうです。特にこだわりがなければプランニングの方のその教示どおりで良いのではないでしょうか。
ちなみに和洋物件どちらでもマッチするという良さも寄せ棟にはありますので選択しやすい形ですよね。
確かに台風に対しては寄棟ならば、どの方向からの風でも影響が少なくてすみます。
どうしても切妻が良いというのであれば、勾配をゆるくして、
風を抜けやすくすると良いかもしれません。
寄棟でも台風がひどければ、影響を受けることもあります。
切妻はとてもシンプルな形状なので、雨漏りがしにくくコストダウンできます。
太陽光発電を導入するのであれば、
切妻で南側に向けられるようにすると効率もよくなります。
小屋裏収納も作りやすいので、台風の事を除けば、切妻は一番実用的なんですけどね。
寄棟は無難な家が出来ます。まず屋根断熱にはしないのでHMあたりは楽です。
天井断熱で梁も出来コストダウンできます。価格が同じなら要は儲けられます。
切妻か特に片流れは強度が必要で屋根断熱にされると手間もコストも上がります。
屋根裏が使えたりロフトが出来たり勾配天井で吹き抜けが取れたり太陽光も広く
面積載せられメリットも大きいです。
ハウスメーカーが寄せ棟を進めるのはデザイン的にも無難であるのもありますが
まずはコストメリットが一番です。あくまでHMサイドのコストメリットですが。
F.ロイド.ライトのプレーリースタイルなど必然性がなければ拘らなくてもと
正直個人的には思います。
私の家は切妻ですが、今までに台風の影響を受けたことがありません。
周りは家に囲まれていますが、うちは1階建てなので、被害がないのかもしれません。
近所の家にも寄棟はありますが、寄棟、切妻など屋根の形状はあまり関係なく、
家がない道路に面している方角の屋根が、何件も瓦を飛ばされていました。
周りの環境も重視した方が良いのかもしれません。
それぞれの屋根の形状にメリットデメリットがありますので、一概にどれがいいということは言えません。
実際に家のデザインをしたときに、どのタイプの屋根が一番しっくりくるかの問題かと思います。
以前お邪魔した家では、寄棟の家で、リビングがちょうど屋根の頂上(?)の真下で吹き抜けになっており、より天井が高く見える工夫をしている家がありましたよ。
天窓があり、照明も随所にあるので暗くはなかったようです。
台風被害も遭ったことはないと言っていました。
たくさんのご意見ありがとうございます。
立地条件や地形によっても台風の影響は変わってくるのですね。
切妻を希望していたのは、ただ単に見た目がかわいい?
イラストに描くような家がいいなと思っていたからです。
あまり機能性の事までは考えていませんでした。
切妻なら勾配を気にしながら、寄棟なら空間の利用法を考えながら
検討したいと思います。
とても具体的なご意見ありがとうございました。