643さん
さいたま市近郊物件については、既にMS供給過剰状態で不人気物件は値引合戦、タタキ売り状態に突入しており、駅距離が遠くなるほどこの傾向が強くなっています。
また、物件価格と地価との連動で考えても、地価が下がり始めると安いところほど下落幅が大きくなります。
したがって、長い目で見ると資産価値の高いマンションの方が下落リスクが少ないという結論になりますので、資産性の確保と言う点ではプラウド有利となります。
一方で、住宅ローンの返済に一生を費やすことはナンセンスとの価値観もあります。高額物件ほどローン利払も多額になるので生活の切り詰め度合いもきつくなります。
日々の生活を潤いのあるレベルでキープすることも考えなくてはならず、多少の不便を我慢できれば家計負担も抑制できるので、この面ではサクラ有利となります。
アメリカでは低所得者層の住宅ローンの焦げ付きがサブプライムローン問題として社会問題化しており、過剰債務を抱えることは回避すべきです。
結論としては、「いくらまでなら買えるか」ではなくて「いくらなら払える」という観点で家計を考えて無茶にならないレベル(多少の無理ぐらいならOK)であれば、資産性の確保できるプラウドがいいでしょう。
しかし、無茶するレベルならサクラにしといた方が無難かもしれません。
最近の傾向では一部の利便性に優れた物件に人気が集中する傾向があり、売り渋りで価格吊り上げが行なわれる半面、郊外物件では大幅値引きが横行するなど、販売遂行状況に勝ち組、***がはっきりしてきました。
これを購入者の立場で見れば、駅近物件なら早めの物件選択が有利ですし、郊外物件なら焦らずじっくり考えた方が値引きなど有利になると思いますよ。
ご自身のライフスタイル、家計を再チェックしてご家族と相談の上、物件特性に応じた交渉戦術でベストバイが達成されることをお祈り申し上げます。