996さんの仰るとおりですです。
私のような考えだと戸建で木造注文住宅にせざるを得ません。
私は天然素材を基本に家作りをしたいと考えています。
妻は子育て環境や集合住宅の便利さからマンション派です。
ここを見てる人に関係ない話かもしれませんが、戸建の断熱材の話なんですが、
劇的ビフォーアフターで家を解体してグラスウールが見えるとだいたい黒カビで
真っ黒になって湿った重そうなものがゴロンと出てきてます。
それすらも入ってない家もありますが・・・
断熱材のグラスウールやロックウールは全く調湿せずに水分を溜め込んでしまいます。
ウレタンも最初はいいが水分に弱く、経年で痩せて建材と隙間ができてしまいます。
作り手も住む人もそういったことに知識や興味がないと困った家が出来てしまうんだろうな
といつも思って見ています。
特に私の場合はこんな感じなので素材やそれの使い方に着目してします。
大事な家を買うわけですから建材に何が使われてるかぐらいは把握しておいたほうが
いいと思います。天然素材であろうがなかろうが。
994さんは今どきホルムアルデヒドなんて・・・と仰っていますが、今どきだからこそ接着剤や塗料
にホルムアルデヒドが含まれているのです。
F☆☆☆☆(Fフォースター)って聞きませんか?
星の数でホルムアルデヒドの発散量を示しているんですよ。
星4つが最高です、ただホルムアルデヒドは含まれているんです、少ないだけで。
天然素材にはこのマークは付きません、含まれていないからです。
だか今の家はら24時間換気が義務付けられています。
法令で規制されていない物質なんて知らないだけでいろんな種類があるんですよ。
なぜフローリングが多くの住宅に採用されているか、それは
1.安く一定した品質のもを大量生産できるから(作り手の都合)
2.使う側も手入れに気を遣わなくていい(売り手、買い手の都合)
3.どうせ20年そこらで建替えるような使い捨ての国だからそれなりのものでよしとする
3に関しては高度成長期に欧米化して、とりあえず家を建てて数年後土地を転がして
利益で借金を返して更に家を建ててみたいなバブルから200年住宅なんて言葉も
出てきたところなので変わっていくのかなとも期待しています。
欧米では親子3代で家に住むそうです。自分が建てる代のときはアンラッキーだそうです。
住み替えるにしても少しずつ修理や庭を手入れなどして付加価値をつけて中古でも新築の
ときより高く売ったりして家族の財産として大切にします。
また財産として認められています。
日本は一代ごとに家を立て借金を返すと建替えて、20年もすれば建物はタダです。
街並みから誇りをもって住んでるらしく、欧米など行くとなるほどと思わされるわけです。
994さんの仰る、水分については天然素材用のワックスが売られています。
防水ではなく撥水になります。
半年か1年おきにワックス分を補給してやる必要がありますが、これで水分は大丈夫です。
経年で味が出てくるし、少しの凹みならスチームで直ることもあり、傷は削ることも可能です。
フローリングは深い傷がつくと化粧板の下のクズが見えて、パテで埋めてクレヨンで色付け
しなくてはいけませんが、無垢だといくら傷が付いても同じ木が見えるので傷も許せます。
そこがいいところかもしれませんね。