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その3を作成しました
夏も終わりそうですが
引き続きバルコニーでのビニールプールについて
話しましょう
[スレ作成日時]2012-09-13 07:48:04
その3を作成しました
夏も終わりそうですが
引き続きバルコニーでのビニールプールについて
話しましょう
[スレ作成日時]2012-09-13 07:48:04
>971
一般的な今のマンションのベランダ部分の耐荷重は1m四方あたり180kgです。
ベランダに二人出てはいけないこととは根本的に違います。
たとえベランダの両側がコンクリート壁であっても床の耐荷重は同じです。
ベランダの出が2mで幅が10mだとします。
このベランダの長期にみての最大積載重量は3.6トンです。
しかし、この重量は均等に分散した場合にしか許されないものです。
3.6トン載せられると誤解して、1辺が1mのサイコロ形状で3.6トンの鉄の塊を置けるのではありません。
このような3.6トンのサイコロを置けば、その部分に荷重が集中してしまい、180kgの20倍の重さがその1m四方に集中してしまうことになりますのでベランダは耐え切れず色んな場所が破壊されてしまうでしょう。
これと同じで、子供が入る一般的なビニールプールは直径が1.5~1.8mが多く、使用水量は300~700リッターですので300~700kgになります。
1m四方に換算しますと200kg前後になりますので、これだけで設計値の長期耐荷重をオーバーします。
長期の耐荷重を超えたからと言って直ぐにベランダが壊れてしまうことはありません。
長期の耐荷重を超えると傷みやすくなるのです。
短期の耐荷重は270kgですから、このプールに子供が一人なら、数分であれば傷み易くなっているのですが、壊れることはないと言う範囲に収まります。
しかし、子供が走ったり飛び跳ねたりすると、その瞬間には子供の重さの2倍くらいの荷重が掛かりますので短期荷重を超えるでしょう。
これは、かなづちで釘を打つとき、かなづちを釘の上にそっと置いても釘は打ち込まれませんが、かなづちを振り上げて振り下ろせば釘を打ち込めるのと同じ理屈です。
この理屈がわからない人に、いくら説明しても無駄なのですが、自分が購入した資産を大切にしたいのなら、行ってはいけないことですし、共用部分は同じマンション全員の共用物ですので、一人の勝手で全員に修理費用の負担を増やすような行為をするべきではないのは、言うまでもありませんね。