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どちらも一長一短だと思いますが、議論する価値ありだと思います。
[スレ作成日時]2012-08-18 16:01:32
どちらも一長一短だと思いますが、議論する価値ありだと思います。
[スレ作成日時]2012-08-18 16:01:32
価値はない。
住宅ローン市場での金利決定に全く歪みがなく、市場の見えざる手により現金の現在価値と将来価値の変換が適切に行われていれば、現金払いと住宅ローンとの損得は全くないはずです。
現在、日本の短期金利は、日銀がゼロ金利政策を取っている影響を強く受けているので、日銀の関与が低い長期金利と異なり、市場で決まる本来の金利水準と比べて低めに抑えられていると思われます。つまり、日銀が短期金融市場に介入した結果、市場での短期金利の決定に歪みが生じているといえます。
上記の影響で、住宅ローン金利についても、特に短期金利との連動性が強い変動金利ローンについては、本来の市場で決まる金利水準より低めに抑えられていると思われます。
従って、現在の金融政策が続く限りは、変動金利住宅ローンのほうが現金一括払いよりお得だと思われます。
ただ、住宅購入で損得をシビアに検討するのであれば、現金払いか住宅ローンかより、物件選択のほうがより重要な要素だと思います。割安な物件であれば多少の金利差くらいはカバーしてお釣りが来ます。
自宅購入だと、とかく業者の釣りに惑わされて、将来の資産価値という観点でのチェックが甘くなりがちなのですが、収益物件を買うつもりでチェックするとだいぶ違うと思います。
不動産取引というのは「一期一会」ですので、現金払いか住宅ローンかにこだわるよりも、いい物件に出会うチャンスを多く得るために適切な方法を柔軟に選ぶほうが良いと思います。