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こちらは変動金利は怖くない??のその46です。
テンプレはレス1にあります。
[スレ作成日時]2012-07-18 22:00:11
こちらは変動金利は怖くない??のその46です。
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[スレ作成日時]2012-07-18 22:00:11
>>878
>リスクと呼べる部分で言えば最終的にリスクを負うのは投資機関や個人投資家ですかね
当たってるけど違います。当時のアメリカはリーマンブラザース以外の多くの投資銀行が国の援助で破綻を免れています。
JPモルガン、AIG、ベアスターンズ等々。公的機関ではフレディーマック、ファニーメイなども有りました。
ようするに投資家がリスクを負いきれなくなると最後にリスクを負うのは納税者である国民です。
さらには機関投資家の顧客、生命保険に加入している人、年金を受け取る人、今後年金を受け取る予定の人なども影響を受けるでしょう。
日本が破綻した場合まず生命保険会社や銀行のような国債を貯めこんだ機関投資家がリスクを負って破綻するでしょう。
国自体が破たんしているので公的資金を注入出来ず、負いきれなかったリスクは別の誰かが負うことになります。
日本という会社の経営権が他に移るのです。アメリカでしょうか?中国でしょうか?後者ならどうなるでしょうね?
普通に考えて、破たんした国の制度で証券化されたRMBSを購入していた投資家が破たんしてリスクを負えなくなり、
当然発行元である国も破たんしているわけですから最後に残るのは破綻した国に抵当権を抑えられてる債務者しかいない。
もっとも国家破綻が現実となっていればこんなリスクはおそらく小さなリスクでしかないと思いますが。
ちなみに生命保険の保険は例えば震災などで保険金支払いが大きくなった際の保険であって保険会社が運用に失敗
したからって降りる保険などありません。それとペイオフは銀行の破綻処理の話。ペイオフが行われる時は既に
銀行自体が破たんしており、経済に最も影響を与え、もっともあってはならないことです。だから金融不安が
起こった場合、政府が税金を投入して救済するのです。アメリカでたった一つの投資銀行が破たんしただけで
世界は大不況に突入しました。
ちなみに日本が破綻した場合の保険という意味ではCDSが有りますが、これも市場で取引されており、破綻リスクが
高まると料率が上昇します。しかし日本のCDSは今のところ破たんリスクが極めて低い部類になるので買っておけば
投資家は莫大な利益を得られます。なぜ投資家はそれをやらないのでしょうね?
こんなマンション掲示板で話題に出るほど日本国債は破綻リスクが高いはずなのに。