夫婦共働きＶＳ妻専業主婦家庭（どっちが勝ち組）

専業主婦です。

主人は平均年収１４００万円と言われている企業に勤めています。
３０代前半で、まさにその平均額１４００万円が年収なのですが、
主人の会社の奥様方は、皆、専業主婦で、働いている方を存じ上げません。

国内外に転勤ありのため、奥様が働くのが難しいという事もありますが、
ご主人の稼ぎが充分だから、奥様が働かないのは当然と思っていましたし、
奥様同士の会話でも、働く事は一切話題にのぼりませんでした。

奥様方は、結婚しても仕事をやめたがらないバリバリのキャリアウーマン
(東大京大早慶の経済・商学部レベル)というよりは、腰掛けＯＬで寿退社して
転勤に黙ってついてきてくれるようなタイプ(早慶の文学部、
お茶女、東女、本女レベル・ちなみに短大卒高卒はいませんでした)のせいでしょうか。


しばらく社宅住まいで委員をしていたため、かなりの数のご家庭を見ましたが、
共働きの方を見た事が一度もありません。
社宅の自治会費を平日の昼間徴収に行っても、全戸回収できる。
専業主婦かしかいませんでした。（家庭内でできる在宅の仕事をされている場合は気がつきませんが）


奥様方は皆さん、生き甲斐は、仕事ではなく趣味で見つけられている方が多く、
海外駐在中に身につけた語学や、お料理や、各国ならではのアートに長けていらっしゃいました。
私もそうですが、早慶の文学部、お茶女、東女、本女、あたりなら、
子育てを終えて働こうと思えば、仕事は見つかると思いますが、
子育てが落ち着いた方も、働いてはいませんでした。


教育にも熱心で、お子さんも、幼稚園受験や小学校受験で成功され、
大学はたいていご主人と同じレベルで早慶に進学されていましたし、
子育てもうまくいっているご様子でした。



結婚後、専業主婦であることに何の疑問もなく来てしまったので、かなり驚きです。専業ＶＳ兼業だなんて。



転勤こそあれ、金銭的にも時間的にも、あくせくする事なく、
家事育児＋趣味に幸せを見い出せる専業主婦である現状は、とても幸せです。
確かに生産性はないかもしれないけど、主人や子供の世話を焼き、
自分以外の者に尽くす人生も悪くないと感じています。


引っ越しにお金かかるから大変ね、と、たまに言われますが、
転任雑費として会社から１００万円が出ますし、海外の家賃光熱費は会社もち、
国内の社宅は激安なので(うちは生活基盤としてマンション買いましたが)、
海外駐在中は手当てが多く、お金はとにかく貯まります。

まぁ使いきれないほど貯まるという訳ではなく、２０代後半～３０代前半で、
マンション物件価格の六割の頭金を貯蓄でき、４０代で住宅ローン完済＋子供の学費貯蓄、
５０代は老後に備えて貯蓄ができそうという見通し。
万が一の旦那の病気には団信がありますし、購入した約一億のマンションを
中古で売ればなんとか将来の生活には困らないかと。(甘いでしょうか)
万が一の離婚は考えた事がありませんがマンションも財産分与の
対象になるのかしら？まぁそうなれば慰謝料を頂戴します。

夫の稼ぎだけで身の丈にあった生活をしていて、家を整える事が好きで
家事育児に精を出し、夫からも子供からも特に不満の声も聞こえてきませんし、
そんなに専業主婦でいる事は悪い事なのかしら？

専業主婦は所得税を納税していないから社会に貢献してないだとか、
第三号のくせに年金もらおうと思うなだとか、書かれていらしたのを拝見しましたが、
それは国の制度がおかしいのであって、専業主婦が責められる事ではなく、
政治家の責任でしょうね、その政治家を選んでいるのは皆さんです。


私自身の母親は専業主婦でしたし、学生時代の友人にも共働きの主婦はいないし、
共働きの生活については想像がつきませんが、きっと凄く大変なのでしょうね…。
睡眠時間も短いのではないかしら？家事育児をご主人が手伝うにも、
男性のする家事は行き届かないのでは？奥様の負担ばかりが多いのでは？


ご主人の収入が少ないから、働きたくもないのに働かされている女性からは
専業主婦は確かに妬まれてしまうかも…。


兼業主婦には二種類いるんですね

・自らの「働きたい」という希望で知的職業で稼ぎの良い仕事をしている人(勝)　

・働きたくないのにご主人の稼ぎが少なくて働かなくては生活できず、
　誰にでもできるような仕事を安い賃金でしている人(負)


専業主婦には三種類あるかしら

・夫の稼ぎが良く経済的に働く必要がなく、家事育児優先のため、
　働く事を敢えて選ばない専業主婦(勝)　

・ブランクがあっても子育てが落ち着いたら働けるだけの
　能力・学歴のある専業主婦（勝）

・経済的に苦しく、働きたいけど転勤や育児や介護で働けない専業主婦 (負)


経済的に不自由していない、現状に満足していて、やりたいことをやれている、
自分の人生はこれでいいと納得している、別に他人をうらやましいとは思わないのなら、
“勝ち”なのでは？

私はやりたくて専業主婦をやってるから、 　勝 ち 組 　だと思ってます。