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住みたい街ナンバーワンの恵比寿は過大評価されている?
2016.10.13 07:00
「メジャーセブン」が9月末に発表した【住んでみたい街アンケート2016年度】。同調査で2年連続のトップに輝いたのが「恵比寿」だ。そこで、住宅地としての恵比寿の評価を住宅ジャーナリストの山下和之氏に聞いたところ、意外な答えが返ってきた。
「恵比寿=高級住宅地というイメージを持たれている方も多いと思いますが、高い人気を得ているのは、周辺エリアの影響が大きいと思います。恵比寿アドレスには恵比寿、恵比寿西、恵比寿南がありますが、恵比寿は広尾、白金と接し、恵比寿西は代官山、そして恵比寿南は中目黒と接しています。つまり、どの恵比寿も人気の高い住宅地と接しており、恵比寿自体の評価というよりは、それら高級住宅地のイメージに引っ張られ、実力以上にマンション価格を押し上げている観が強い。
交通アクセスは抜群、商店街や飲食店も充実しているだけに、都心で忙しく働く人にとっては利便性の高い恵比寿。当面、住みたい街ランキングの上位にはとどまりそうだが、いざマンション購入となると敷居は高い。さらに恵比寿を脅かすほど注目度が一気に高まっていきそうな街もある。「住みたい街ランキングで昨年の4位に躍進した『目黒』は、駅前の大規模な再開発が進行しており、駅周辺には商業施設の集積が続いています。同じくランキングで8位にアップした『品川』も魅力です。山手線の新駅、リニア新幹線の始発駅などが視野に入っているため、東京の南の玄関口として住宅地としてのニーズはさらに高まるはずです」