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都心への通勤には1時間以上かかるのも当たり前になりましたが、それでも夢の庭付き一戸建てやマンションが手に入るならと、一家の大黒柱サラリーマンたちは次々と家を買い求めました。田園都市線の開発史などを見ると非常に面白いのですが、理想の住環境を手に入れようとして、日本人はどんどん職住分離を進めていったんですね。ホワイトカラーの増加という産業構造の変化と、マイホーム主義というアメリカ型の理想像。この2つが組み合わさった結果が、通勤1時間を当然とする今の社会です。
平成も終わりに近づき、湾岸エリアのタワマンブームや(ワールドシティタワーズなんて1つの街ですよね、私はブリーズタワーが好きです)、新宿、渋谷、横浜へのアクセスが良い武蔵小杉のブームもありますが、これからも日本人の「通勤1時間ムダ社会」は変わらないと思います。少子高齢化こそ進むものの、基本的に首都圏への人口流入は止みません。東京圏は拡大し続けます。昨今、「職住隣接」を理想として地方へ本社移転するIT企業や若者がニュースになっていますが、彼らはものすごく珍しいから目立つのであって、大企業や大学の郊外移転が進んでいるという話は聞かない。むしろ主な大学はどんどん都心回帰しています。