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港南(こうなん)は、東京都港区の町名。現行行政地名は港南一丁目から港南五丁目。芝浦港南地区総合支所管内に属する地域である。
町域内には戦前より東京市・東京都の施設(東京都下水道局芝浦水再生センター・都建設局の倉庫・都再生油工場・都家畜飼育場・都芝浦屠場など)が立ち並び、品川駅に接している割には長い間人通りのほとんどない寂しい場所であった。
しかし、品川貨物ターミナルや新幹線車両基地(旧東京第一車両所、1992年移転)の跡地再開発が始まってからは1998年に品川インターシティ、2003年に品川グランドコモンズがオープンし、オフィスビルや商業施設が建ち並ぶようになり、さらに2003年10月に東海道新幹線品川駅が開業したことで名古屋・関西地区とのアクセスが向上、もともと羽田空港に近いこともあり、企業が次々と本社を移転し、現在では都内でも有数のビジネス街となった。港区であるが、地域内のビル・マンションなどに、品川駅に因んだ「品川」を名乗る施設・建築物が多い。
また、港南三丁目から四丁目では2000年代に企業が保有していた倉庫や工場跡地などの遊休資産を売却、不動産デベロッパーによる再開発でタワーマンションの建設ラッシュが進んでタワーマンション街となって人口が急増した。2014年には東京都によって「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン」が策定され、本地域は「これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川」として①国内外のビジネスパーソンの活力にあふれる最も進んだビジネスのまち、②世界の人々が集い交わる文化・知の交流のまち、③世界に向けた次世代型の環境都市づくりを実現するまち、の3つのコンセプトの下で、さらなる都市基盤整備が進められている。
2020年には、港南二丁目の車両基地跡地付近に山手線・京浜東北線の高輪ゲートウェイ駅が開業、周辺には2024年までに新たに宿泊施設や国際会議場を含むオフィスビル、マンション、コンサートホールなど7棟が建設される予定である。また、品川駅港南口の東海道新幹線品川駅ホーム直下40mの大深度地下では、2027年に開業予定のリニア中央新幹線品川駅の建設工事が進行中である。