- 検討スレ
- 住民スレ
- 物件概要
- 地図
- 価格スレ
- 価格表販売
- 見学記
>>36025 匿名さん
次はトヨタ東京本社が品川移転かもね。
JR東日本の再開発担当者らが、東京ドーム(東京都文京区)にほど近いトヨタの東京本社を訪れたのは今春に入ってから。両社はどちらかと言えば“疎遠な関係”だった企業。東京本社とは別に、愛知県豊田市に正真正銘の「本社」を構えるトヨタにとって、JRグループでは東海旅客鉄道(JR東海)の方がなじみ深い。
にもかかわらず、ここへきてJR東日本とトヨタが対話を始めた背景には、品川駅周辺の再開発がある。
JR東日本は5000億円規模の資金を投じ、この跡地にオフィスやマンション、商業施設を備えた高層オフィスビル8棟を建設する見込み。トヨタに代表されるグローバル企業の東京本社を誘致できれば、再開発の目玉になる。
もちろん、単なる再開発であればトヨタが動くことは考えにくい。が、品川は今後、「東京の玄関口」の地位を取り戻すどころか、「日本の表玄関」として君臨する可能性が高い。追い風となるのが、羽田空港の国際化であり、2027年のリニア中央新幹線開業だ。
リニアが開通すれば、名古屋駅まで現在の約1時間半(東海道新幹線利用)から約40分程度にまで短縮される。
トヨタ自身は「東京本社を移転する考えは今のところない」(広報部)と強調する。が、グループで商社機能を担う豊田通商、部品大手のデンソーは既に品川駅東側の「港南口」に東京本社・支社を構えている。各社が近接すれば様々なシナジー効果も広がる。
JR東日本は幅広いグローバル企業のほか、六本木ヒルズに東京支店を構える米金融大手ゴールドマン・サックスなどからも「求めるオフィス像」をヒアリングしている。
約1兆円の経済効果が見込めるという品川車両基地プロジェクトに、羽田空港の国際化、そしてリニア開通──。品川がかつての輝きを取り戻せば、日本経済にも様々な波及効果をもたらす。「品川駅周辺」と「山手線の東側」「東京~名古屋間」に、全く新たな3つの「傘型経済圏」が出現すると本誌は見る。