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東京都品川区で今月上旬、再開発事業などを検討する新組織として「品川浦周辺地区再開発協議会」が発足した。対象地区は、屋形船や釣り船などが係留されている舟だまり「品川浦」の周辺地区で、北品川1丁目の一部、東品川1丁目の一部の計約12haとなっている。今後、再開発などのまちづくりを目指して検討を重ねていく。 協議会は8月5日付で発足した。地権者は約970人で、このうち約6割が協議会に参加している。対象地区は京急本線・北品川駅の東側に位置し、都営住宅や都営バスの車庫などが立地しているほか、中小規模の建築物が多い。
区は、2014年度に策定した「品川駅南地域まちづくりビジョン」で、品川浦周辺地区を重点検討地区に指定している。ビジョンでは、JR品川駅東口の公園やデッキネットワークの延伸により、品川浦の水辺や旧東海道につながる水と緑のネットワーク、歩行者ネットワークを形成する構想を掲げている。このほか耐震護岸の整備、水辺の商業・観光機能強化なども図りたい考えだ。
品川駅の南側地区では、約92haを対象にまちづくりを検討する「品川駅南地域の未来を創る推進協議会」が02年に発足している。対象エリアには、品川浦周辺地区も含まれる。
この推進協議会は、天王洲運河や目黒川などの水辺空間、御殿山の緑、旧東海道の歴史と文化などを踏まえ、品川駅南地域の特性を生かしたまちづくりを目指している。