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結局、街の魅力を支えた若者が去り、街が衰退して駅の外に人が出なくなった「巨大な乗換駅」は品川駅ではなく渋谷駅だったと言うことでFAのようですね。いまも混雑レーダーを見れば明らかに品川>渋谷。特に平日は銀座線乗客も京王線乗客も地下鉄やJRに乗り換えるのが目的で、渋谷駅の外には出ないのが実態なんでしょう。休日の人出ではさすがに品川<渋谷ですが、平日は週5日、休日は週2日。合計ではどちらが多いか明白です。渋谷駅(東急)は起死回生の一手として渋谷駅に直結するエリアの大規模な再開発を進めていますが、これは諸刃の剣で、人々は駅直結施設内で買い物や食事を完結させ、駅周辺の公園通りやセンター街、道玄坂からはますます人が減ってしまう可能性もあります。唯一、山手線内側の明治通り沿いだけが青山と一体のエリアとして少し勢いづくかもしれません。
品川の場合は港南口に大企業も本社を構え、駅周辺で働く人の数はすでに10万人近い。加えて、品川駅周辺の住宅地の存在も大きい。駅周辺が商業地域の渋谷駅は駅徒歩10分圏に住んでいる人は少ないのに対して、品川駅徒歩10分圏内に住む人は高輪1・2丁目と港南3・4丁目合わせて4万人。これに、再開発で品川駅と直結になる品川新駅エリアで働く人10万人も品川エリアの経済に好影響を及ぼすでしょうし、高輪口再開発による高輪と品川駅北側に商業施設ができることで高輪エリアを訪れる人は現状の1日5万人から一気に12万人増えると国交省は予想しています。さらにリニア開業後は、東京駅から東海道新幹線に乗車していた人が品川始発の中央リニアに移動してきます。羽田空港の国際線枠拡大による訪日外国人数の増加も品川駅を訪れる人の増加に結びつくでしょう。両駅の差はますます拡大していくのではないでしょうか。