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JR東日本は16日、来年春に山手線30番目の駅として開業する高輪ゲートウェイ駅の建設工事現場を報道関係者に公開した。駅舎のデザインは新国立競技場も手掛けた建築家隈研吾氏が担当し、折り紙の形から発想した白い大屋根が特徴。駅構内には、人工知能(AI)ロボットによる案内など最新鋭の設備が登場する見込みだ。
JR東によると、新駅の工事は約9割まで進んだ。「高輪ゲートウェイ」の駅名表示やホームドアも取り付けられた。駅舎は吹き抜けになっており、ホームから白い屋根を見上げる構造。2階部分のコンコースはガラス張りで光が差し込む。天井やはりには、岩手、宮城、福島各県産のスギが使われ、ホームの床面は木目調のタイルになっている。
駅舎は2階デッキをイベントスペースとして活用し、五輪期間中はパブリックビューイングを開催予定。将来は周辺のビルや品川駅とつながる計画だ。