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石原伸晃行革担当相の私的諮問機関「行革断行評議会」は二十八日、
住宅金融公庫を廃止し、住宅ローン市場の整備を図る試案をまとめた。
既存の住宅ローンを民間金融機関に即時売却、新規ローンを停止する
ことで民業圧迫を回避するもので、評議会では「現在、住宅ローンを抱
えている人たちに迷惑をかけない」と強調。九月から本格化する廃止
民営化論議のたたき台にしたい考えだ。
試案によると、まず住宅金融公庫の既存ローンについては、現在の
契約条件を維持したまま、査定など公庫が行うほとんどの業務を行っ
ている民間金融機関に売却。さらに、新規ローンは全面的に民間に
移行することで公庫廃止に踏み切る。
試案はそのうえで、住宅ローンを証券化し、市場整備を進める重要性を
指摘、保証・買い取り業務を行う機関を整備する。また、改革の前提と
して今年三月に決定した住宅建設五カ年計画の閣議決定の見直しも
求めた。
情報元>http://www.sankei.co.jp/advertising/housing/topics/01/0829.html
[スレ作成日時]2001-09-03 15:40:00