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明日から伊豆の別荘に行きますので当分パソコンとはおさらばなので第3段です。
当時、フェラーリ、ランボを選ばない理由は遅いからです。
遅いけどいじることができない。自然にパンテーラの需要が増えました。
トランザム、カマロでは大変なことでした。特にアメリカンカークラブは圧倒的にパンテーラが多い。
500馬力以上が出てないと勝つことができないからです。その間、ロータリーの雨さんは13Bの
ペリフェラルが主流になり、メーター読みで300に大手をかけてきました。一方、ゼロヨンが
最高速と別に一人歩きしだし、国産L型のエンジンのチューナーが登場してきます。先だって亡くなった
RS山本さん、柿本さん、関西のMレ―シング。すべて手掛けるのはフェアレディZだ。この人たちは我々とは
違う。あくまでも我々は最高速が勝負なのだ。
この頃、いっしょに遊んだ先輩に福井さんと内田さんという方がいる。福井さんは当時、オートビューレック
というショップの社長でBMWM-1シルエットをレースで走らせ、後にロテックM-1をグループCで
戦わせた。高音のサウンドは多くのレースファンの人気を得た。もう一人、内田審司さんはパチンコ会社の
社長の傍らレーサーでGCに参戦している。GCに再デビューするため富士スピードウエイでの走行用の
ポルシェ911ターボ3,3を用意したのが福井氏でショッキングピンクのマシンは非常に目立った。
自身もBMWM-1の外にGCレースに長坂尚樹選手を起用して参戦する。
サーキットの狼という漫画の中で東名をGCマシンが深夜爆走したくだりがある。これは本当の話で
トレーラーで運び走らせたのはこの人だ。レース界では有名な監督でもあるが数年前に病で他界されたと
聞いた。この人の甥ッ子が息子と同級生で耳にした。内田さんもGCレースで佐藤文康選手の死亡事故が
あり、その際に反則行為があったとしてレース界をおわれる。福井さんを通じて通称グッピーと呼ばれた
ムーンクラフト製のクローズドボディをかぶせたグループCのマシンを手に入れようとしたが実現しなかった。
話を車に戻そう。東名は非常に走りにくい。路面が波打っているからで250以上では危険なくらいだ。
自分の車もフロント10J、リアは13Jでピレりp7、345というサイズを装着していた。
太いほど真っ直ぐ走らない。路面のゆがみを正確に拾う。一方、中央は路面がフラットで200以上でも
安定するが200を超えると直線が少ない。サントリーの工場から競馬場位の間が一番ストレートが長い。
ポルシェでは250に達する。八王子方面から高井戸の間に大きな右カーブがあるが200位で抜けると
最高に気持ちいい。車の特性としてはポルシェは素性がいい。ここのスレの人たちは単純にFR、RR
ミッドシップと評しているが車の特性はこの部分よりも足回りの影響が大きい。スポーツカーの中で
フェラーリは難しい車だ。WウィッシュボーンのAアームが非常に短い。どの車もすべてそうだ。
テスタなどもトレッドは広いがアームが短いため挙動が変わりやすい。そこがスピンしやすい原因でもある。
腕が良ければパワースライドをかけられる唯一の車だ。一般的にフェラーリはシャシーがパワーに負けている。
特に鋼管フレームからモノコックに変わってから顕著だ。NSX-Rのオーナーがフェラーリに乗ると
強性が低いことに気が付くだろう。F50、エンツオなどのカーボンを多用したものは別だ。348は
最たるものだがF355も初期ものはシャシーが緩く、のちにXRシャシーに改造された。
またフェラーリはよく燃える。F40、BBなど何台焼失したことか。昔のBMWも配線の取り回しが
ハダカ線なのでよくトランクから煙が出て消火器は必ず携帯した。
知人の車、BB、308、テスタ、348、246ディノ、355等いろいろ乗ってみたが
パドルシフトになって重いクラッチから解放されたことはオーナー層が広がったと思う。BB、デイトナ
などは靴が壊れ渋滞では足が疲れて戻されてしまう。半クラが使えないので坂道の渋滞は真剣な悩みだ。
その中で308などは軽快で楽だ。マイナーだが308のGT4は素直な運転特性で思うにエンジン自体が
軽く、パワーも含めてシャシーのほうが速いからだと思う。ランボルギーニについてはまた次回に。