- 掲示板
こちらは変動金利は怖くない??のその42です。
有意義な情報交換の場にしましょう。
テンプレはレス1にあります。
[スレ作成日時]2012-03-06 08:24:14
こちらは変動金利は怖くない??のその42です。
有意義な情報交換の場にしましょう。
テンプレはレス1にあります。
[スレ作成日時]2012-03-06 08:24:14
>90
はかなり過激な表現ですね。
そんなに変動金利が固定金利よりも優れていると言いたいのでしょうか。
私は固定金利が絶対的に正しいとも、変動金利に対して優れているとも言っていませんよ。
相変わらず固定金利賛成派がケンカを売っているという構図でしか見られてないとしたら残念です。
もし1%同士であればどちらを選ぶか、それは将来の金利見通し次第ですね、というお話です。
将来の見通しはどうでしょうか。
下げ余地が1%しかないというのも大きいですが、まあもう少し踏み込んで話しましょうか。
デフレのリスクは気にしなくてはいけないと思っています。
これは固定金利にとっては相対的にマイナスです。
日銀が0.1%からゼロ金利政策にすることも、固定金利で借りている人にとってはマイナスです。
円高や高齢化から国内の労働力の空洞化が進めば、住宅の資産価値が下落することも考えられます。
そうすると誰も住宅ローンを借りなくなるので、ローン金利がますます下げられる可能性だってあります。
(そこからさらなる悲観的シナリオは国のデフォルトですが、これは議論が迷走しそうですので割愛します。)
一方、ギリシャがなんとかこの金融危機を乗り切れば、景気が(見た目だけでも)回復し、
国内では円安⇒株高⇒資源高⇒インフレ懸念となります。
(こちらも極論を避けるために、ハイパーインフレとかをここでは論じません)
この二つを天秤にかけて、どちらに振れるか。
あるいは、前者と後者が両方起きる可能性もある。
(時間は20年とか35年スパンで見ないといけませんのでね)
そうすると、一旦下がった政策金利がいずれかの時点でまた上昇するという可能性が高いと私は見ています。
この振れ幅を適当に見積もって、政策金利ベースで下はゼロ金利、上は3%。
今足元の固定金利と変動金利が共に1%であれば、固定金利で上昇リスクだけヘッジする、という結論を私は出しました。
繰り返しますが、決して国の破たんとかハイパーインフレとかを期待してではありません。
あくまで振れ幅を考慮したうえでの結論です。
変動金利を選択される人もいるでしょう。
そういう人は、単に金利下落の可能性が高いから変動金利を選ぶ、と言えば良いと思います。
変に、金利が極端に上昇するのは国の破たん時だ、そうなると何でもありの世界だから国民の資産は没収されるし、固定金利も特約が解除されて変動化する、変動金利が固定を上回るのは逆ザヤだ、正常な経済ではありえない、とか、この金融危機の最中に言いだすから、色々と突っ込みどころ満載な書き込みになるんだと思いますよ。