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HMと工務店の対決スレはありますが結局の所工務店もピンからキリまであり、星の数ほどある工務店から良い工務店を選ぶのが難しい状況です。
そこで、皆さんから良い工務店を選ぶ秘訣を教えてもらいたいと思います。
よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2012-02-09 20:34:48
HMと工務店の対決スレはありますが結局の所工務店もピンからキリまであり、星の数ほどある工務店から良い工務店を選ぶのが難しい状況です。
そこで、皆さんから良い工務店を選ぶ秘訣を教えてもらいたいと思います。
よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2012-02-09 20:34:48
>>84
防蟻剤は、安全面で不安があるため、使わないケースが多いのです。
金融公庫の仕様でも、樹種を特定すれば防蟻剤を使用しなくても高耐久仕様になると書かれています。
基礎パッキンの有無は関係ありません。
この件は、非常に微妙な問題があるので、大手HMでも対応が分かれています。
スレ違いですので、この件はここでお終いにします。
>>70
貴方の仰ることはもっともだと思います。
「施主との会話が達者で、非常に饒舌な業者」がいても、いい家が建つとは限らない。
むしろ逆のことが多いような気がしますね。都合いいように言いくるめられますから。
しかし、だからといって>>70さんのおっしゃる
>だからこそ、今ある実績を重視します。その現状の現場や作った家を見せて貰うのです。
という意見には手放しで賛成出来ません。
何故なら、誰しもが現場や作った家を見て実績の正当な評価が出来るとは限らないからです。
皆さんのおっしゃる意見には「勉強すれば建築の良し悪しがわかる」という前提があります。
しかし私にはそうは思えません。
>>70の後、細かい知識について色々議論がなされていますが、皆さん言うことがてんで
バラバラで、読んでいてどちらが正しいのかもわかりませんよね。
ワッシャーが耐火ボードに当るとか当たらないとか、防腐防蟻剤が注入されているとか
されてないとか。
そもそも>>70で紹介されているスレッドだって、皆好き勝手なことを言い合ってるだけで
結論出てないのでは?
なまじネットでつけた知識でニワカ建築評論家になったところで、それこそプロの建築業者に
してみれば赤子をひねるように言いくるめられてしまうのではないでしょうか。
本人は玄人ぶっていい気になっているので、知識がなくて慎重になっている人よりむしろ
騙され易いような気もします。
皆さん気を悪くされるかもしれませんが、「知識をつけたつもりになっている人」の方が
上手くおだてて誘導し易いってこともあるんじゃないかと思います。
モデルハウスなんかに行くと、得意気に営業マンとトークしているようなオジサン、よく
見かけます。
皆さん「自分は違う、建築のことをちゃんとわかってる」と思ってらっしゃるでしょうね。
私は、施主が建築の勉強をすることに対して否定的なわけではありません。
むしろ必要だと思っています。
ですが、「良い工務店を選ぶ」ことについて、絶対的に必要だとは思ってません。
むしろ「策に溺れる」ことだって大いに有り得ると思っている訳です。
なまじ建築や資材の知識をつけて、それで目利きになったつもりで工務店にケチを
つけるよりは、自分に知識がないことを素直に認めて、自分が出来ないところは
信頼出来る工務店に任せる。そちらの方が結果的に良い家が出来るのではないか、
というのが私の持論です。
そして、そのためにはまず信頼出来る工務店を見つける(見分ける)ことが一番大事
ではないかと思うのです。
では、信頼できる工務店はどうやって見つけるの?
実際の信頼関係は家作りの過程で生まれ、実際に住んでみて実感するものでは?
こうして書き込みが無限りんくする
皆さん言われる話は簡単なんですよ
いくら業者さんが上手い事言っても、その現場を見せてもらって
「この施工じゃちょっとな・・・」自分がそう感じれば、その業者は無しです。
更には疑問点があって、それを確認したところ、非常に納得出来る回答が得られた
これは有りです。
その自分の判断は、まさに自分自身の知識を高めた結果です。
自分の知識が偏っているとか、詳細では正しくないかもしれないなどは
結果重要ではありません。
知識の範囲内でおいて正しいと思われること、疑問点を確認すると相手は戸惑わずに
速やかに回答が得られること(これこそプロとして信用に足るものです)
偏重でもいいし、にわかでもいいでしょう
しかし少なくとも判断の元となる目と知識は、あって困る事はありません。
相手は家作りのプロです。色々質問されて困ることは基本的に無いのです
それこそ自分の土俵上での話しですから、当然です。
対して家作りの素人、モノ売りのプロで商売は上手、そんな方には厄介な客でしょう
評論家気取りや玄人気取りですか?
自分の望む家を何事もなく無事建ててくれればいい
皆さん、ただ、それだけでしょう
>>88
>>89
いいえ、家を建てる前に良い工務店を見分ける方法は必ずあるはずです。
それを見つけるためにここで議論しているのではないでしょうか。
>>90
もちろん、自分で勉強して建築に詳しくなり、その工務店の施工の良し悪しを判断するのも一つの方法と言えるでしょう。
但しそれには相応のスキルが必要です。技術が苦手な人やなかなか時間が作れない人にはハードルが高い。
それに、「施工技術が優れている」からといって自分に合った家を建ててくれるとも限りません。
それ以外に、ハード面ではなくソフト面から「良い工務店」を見分ける方法はないでしょうか。
私の提案する工務店の選び方は、前にも書きましたが(誰も見てないと思いますが)
「工務店は工務で選べ」というものです。
工務、すなわち現場監督の人柄や仕事に対する姿勢を見ればその工務店が信頼出来るところか大体わかります。
大手HMでは、契約するまで自分がどんな現場監督に中があたるかなんてわかりませんし、
大手になるほど入社2、3年目の新米監督にあたる率も高いようです。(ここの掲示板を見てわかりました)
従業員数の少ない工務店であれば完成見学会に必ず現場監督が出てきていますから
そこで直接話を聞くことが出来ますし、その人が気に入れば契約時に現場監督を指名することも出来ます。
そして、実はこれこそが大手HMにはない、工務店で得られる数少ないメリットの一つだと思います。
具体的な方法については後ほど書きます。
余談ですが、戸建て建築で起こるトラブルのほとんどは実は現場管理に関する内容なのです。
「打合せ通りの寸法になっていない」「頼んだのと別の仕様になっている」
「柱の数や位置が違っている(現場の判断で勝手に変えられた)」等々…
これらは、完成見学会や構造見学会でスキルのある人が見てもわかりません。(設計図書を見れるなら別ですが)
そしてそれらは大手HMだからとか鉄骨(木造)だからとか、クローズド工法だから、工場組立だからとか
そういうこととは全く関係のない、末端の現場で起こっていることなのです。
この掲示板に書かれている建築トラブルが、大手、零細に関わらず平等?に起こっていることがそれを証明しています。
現場トラブルは大手HMや工務店に関わらずどこでも起き得ることなのです。
すみません、>>90さんの意見の前半だけ見て決めつけたようなレスをしてしまいましたが、
「疑問点があれば聞いてみて、納得出来る答えをしてくれる工務店は¨アリ¨」
これには大いに賛成です。
面倒臭がらずに、または適当にごまかそうとしないで真摯に答えてくれるところは「信頼出来る工務店」になる可能性が高いです。
そしてそれは、客との会話に長けた営業マンではなく、実際に家を作っている工務や設計の方の声の方が信憑性が高い、
と私は考えています。
大手HMではまず無理ですが、工務店では見学会に行けば比較的簡単に聞くことが可能です。
ソフト面からのアプローチだけだと厳しい感じがしますね。
本屋で木造住宅の施工管理のポイントを説明した本を購入するぐらいの防衛策はとったほうが良いと思いますけどね。
本を片手に現場を見ればけっこうわかることも多いです。
私が住宅を検討していた時期に、大変気に入った工務店があり毎週建築現場を見に行ってました。
スケール(俗称コンベックス)を持って梁勢を測ったり材質を訊いたりしました。
大工さんに『施主より現場を良く見る人は始めてだ、建てるときはあんまり値切らないでくれ』と言われました。
すっかり仲良くなり自社所有山林の伐採現場や製材工場を見学させて貰ったり、一緒に建築済み住宅(既に地元の人が住んでます)を訪問して内部を見学させて貰ったり、勿論ランチ付き(上寿司)です。
盆暮れのお歳暮お中元 カレンダーも送ってきます、見積りも3回はしてもらいました。
結局 諸事情により別のビルダーで建てることになり丁寧にお断りしましたが、良い工務店だったと思うのと期待を裏切って申し訳ないと思っています。
>>96
それはハード面についても同じです。
工法や仕様に詳しいだけでは良い工務店は見分けられません。
例えばある現場に行って基礎の出来が良かったからといってその工務店を選んでも
自分の家を建てる時には別の基礎屋さんが施工していた、なんてことも十分有り得ますし。
ハード面についてはこのスレッドでも、また別のスレッドでもあちこちで書かれているので
(真逆の意見を言う人もいて何が正しいか見分けるのが非常に難しいですが)
その一方おろそかにされがちなソフト面からのアプローチについて書いてみました。
具体的な見分け方についてはおいおい書いていきたいと思います。
ソフト面からのアプローチとは,、信頼性できる施工スタッフを固定させるということですか?
それはかなり効果があるでしょうね。
>>99さんへ
97です。接待は本当に申し訳ないと思いますが自宅は7千数百万の家なので交際費などは微々たる物、どうせ経費で落ちるし盆暮れのお歳暮お中元ぐらいで契約はできません。(あくまでも気持ちと受け止めます)
私が良い工務店だと思った理由を箇条書きで列挙します。(絶対に参考になると思います)
1.自社山林(杉)と製材工場を持っている(全て杉5寸角柱もOK)
2.檜も仲間内(知り合いの別業者)から取れるので総檜でもOK
3.堅木(広葉樹)も仲間内(知り合いの別業者)から取れる
4.床は杉無垢材が標準だが欅無垢でもやる。
5.仲間内の欅専門の製材所を見学した時に欅尺角の大黒柱が30万/1本(激安)
6.私が見学した家は大黒1本、小黒4本で素晴らしい杢だった
7.私が見学した家の梁勢は450mmあった
8.構造材の刻みは鑿で削る手刻み(近頃は希少)でプレカットではない(社長はプレカットを馬鹿にしてた)
9.社長は、後々の反りが読めないので米松の横架材も否定(杉材で梁勢勝負)
10.室内の塗料は何とかと言う天然塗料(使い込むと艶と味が出るもの)
11.壁紙はビニールクロスではなくドイツから輸入した本当の紙
12.建具は全て社長の手作り(無垢材の本物)
13.床は、板に一枚一枚丁寧にボンドを塗りゴムハンマーで隙間が開かないように
横から叩いて構造用合板に釘留め
14.屋根瓦は全数銅釘留め(私はステンが好み)
15.県産材で家を建てる会等の会長をしている
16.住宅のコンテストで過去数回受賞履歴がある
17.数件の建築済み住宅(既に地元の人が住んでます)を社長と訪問、どれも文句無し
18.どんなことでも何でもやると約束
思い出す限りはこんなところです。
>>101さん
それは凄いですね。
でもそれって良い工務店というより「グレードの高い工務店」って感じですね。
私を含め多くの人は「お手頃価格で旨い(自分好みの)手料理を出してくれる定食屋さん」を探していると思うので
高級料亭や贅を尽くしたフランス料理のお店の話は私にはあまり参考になりませんでした。
>>102
101です、せっかく書いたのに参考にならなかったのは残念です、結構疲れました。
私が何故その工務店で建てなかったか?ですが、そろそろ契約という時に3.11地震があり自宅も被災し
自分が進んでいた方向は違うのではと思いあたり、工務店に免震住宅は出来ますか?と訊いたところ、
出来ない 自社の住宅は十分強い免震は不要との主張でした。
結局物別れで、中堅ビルダーでIAU免震住宅を建てることになりました。
使用材料や内装はごく普通の物です大黒柱もありません、その分は免震構造に持っていかれました。
ウワモノ7000~8000万は一般的な価格帯からはかなり外れてるね
昔の地主さんや庄屋さんが立てるような立派なお家はとても羨ましいですね、
100年以上軽く持つようなおうちになるでしょう…
(祖父の家もそんな感じの家ですが、自分が家づくりを初めて、その価値が分かるようになりました。
小さい頃は、古臭くて嫌いだった)
でも一般人の工務店選びの参考には全然ならないw
そういう世界もあるのだという知識にはなりました!
103さんが検討していた工務店が建てた家は、地震の影響はどの程度だったんでしょうか?
それを是非知りたいです。
工務店で建てた人さんの話を総合すると、結局現場監督の人柄(質問に詳しく答えてくれるとか)ってこと?
質問の答えが正しいかどうかの判断材料になる、施主側の勉強を否定してるってことは。
工務店で建てた人さんの持論を語るのは良いと思うけど、他の人の意見を否定しなくても良いと思う。ここは、あなたのブログではないから。
私は、どの意見も大変参考になったし、勉強になった。
工務店と付き合ってみて、今までの自分の世界と全く違う業界のあり方にびっくりした。素人である施主の皆さんがどうやって自衛して、どうやって真っ当な工務店を見つけ出したのか、興味があります。
103です。
無損傷から軽微な損傷(内装)ぐらいです。
住めないのは私の家です。
>106
>真っ当な工務店を見つけ出したのか
No66を再読して下さい。
真っ当な業界ではないのです。
また出来合いの物を買うわけでも有りません。
公庫仕様を読み、仕様書を自分で作成して注文して下さい。
それが無理なら資金を無理して大手HMか大手建売をお薦めします。
でも大手に600万から1000万を安心料としてプレゼントするのも嫌ですよ
確かに大手は安心だろうね
全教科70点以上といった感じかね(笑)
参考になるかどうか分かりませんが、自分は凄く参考になりました。
のでスレ汚しですが貼らせていただきます。
http://diy-ie.com/
http://blogs.yahoo.co.jp/snowing_bigmount/1654905.html
勉強が苦手な方は、眺めるだけでも効果あるかも?です。
というか、最終的に自分で作っちゃいましょうっていう根性に感動しました。
うだうだ、考えてるなら自分でやれることをやる(作れるところを作る)ってのも一つの解決策です。
住宅建築はハイテクの集まりでもないのでというか、ローテクの集合なのでちょっと頑張れば
素人でもそれなりのものは作れるんです。みんな時間が無いので疑心暗鬼で業者に頼んだりするんですがここまでやれる覚悟と気合と知識があれば(暇もね・・・)業者とわたり合うのも怖くないでしょう。
ほんの一例ですが、自動車の設計製造は素人には無理ですが住宅はどうでしょう?
人工衛星は私にはできませんが住宅はどうでしょう?
時間さえあれば何とかなりそうな気がしませんか?
>>106
う~ん、どうしてそう極端な(オールorナッシング的な)捉え方しか出来ないん
でしょうかね。
>>87で
>私は、施主が建築の勉強をすることに対して否定的なわけではありません。
>むしろ必要だと思っています。
と書いているのに、どうして「施主側の勉強を否定してる」となるのでしょうか。
では仮に、
A.建築の知識は全くないが、人を見る目だけは確かな人
B.建築の知識はプロ以上だが、人を見る目が全くない人
という2人がいたとしたら、どちらの人が良い家を建てられるでしょうか。
Aさんは誠実だが技術力のない工務店に当たる可能性があります。
Bさんは技術力はあるが見えないところで手抜きをする工務店に当たる可能性があります。
どちらも良い家を建てられるとは限りませんよね。
結局、どちらもそれなりに必要とは思います。
但し、往々にして皆さん「建築の知識こそが最重要」とおっしゃいますよね。
私は「いや、どちらも必要では?」と言っている訳です。
ですが、これまでの私の書き込みをみると、「知識より人を見る目の方が重要」と
言っているように思われると思います。
皆さんが知識知識と言われるので、それに多少反発しているところもありますが、
それよりも私が何故「人を見る目も大事」と主張するかというと、
そもそも「欠陥住宅や性能の低い家を建てるのは工務店に技術力がないから」
だとはあまり考えていないからです。
どちらかというと、「やろうと思えば出来るがやる努力をしない(手抜きをする)から」
欠陥住宅や性能の低い家が建つのだ、と思っているのです。
何故なら、ここの皆さんによると建築関係者ではない一施主でも2~3年も勉強すれば
基礎の出来栄えとかボルトの位置とか、色々なことは現場を見ればわかる訳ですよね?
素人が2~3年で見分けられるのであれば、プロの建築業者なら誰だって正しい施工か
そうでないかぐらいわかる筈です。
ということは、「出来ない」のではなくて「しない」訳です。
「しない」理由は、コストの問題かもしれないし、手間の問題、工期の問題かもしれません。
理由が何であれ、誠実な(施主の立場に立って仕事する)工務店であれば、一定の技術さえ
あれば欠陥住宅や不当に低性能な家は建てない(建てられない)と思うのです。
私が「信頼出来る現場監督がいる工務店を探せ」というのはそこです。
>113
>Bさんは技術力はあるが見えないところで手抜きをする工務店に当たる可能性があります。
>どちらも良い家を建てられるとは限りませんよね。
それは違うのでは?
Bさんは家造りについて高い知識があるのですから、手抜き部分を見抜く力を備えている可能性があるのでは?
判り辛い箇所や判断に迷う部分であっても、自身が知ってる事を土台に、建築会社に質疑をする事が出来ますよね。
何も知らず、質疑応答が出来ずにそのままとなってしまうAさんより、Bさんの方が自分の納得のよく家造りが出来ると、といったように見えます。
>>106さんの、
>どうやって真っ当な工務店を見つけ出したのか
というご質問に、いくつかの例を挙げてお答えしましょう。(ハード面ではなくソフト面に限定して)
私が「良い工務店だ」と判断するのは、例えば
①設計・現場監督が施主のことを良く知っている
例えば完成見学会に行って、設計者や現場監督がいたら、その物件について質問してみましょう。
「ここはどうしてこんな間取りになっているのですか?」と聞いたら、例えば
「ここは施主さんが○○が趣味で、こういう使い方をしたい(こういう荷物を置きたい)から
こんな間取りにしたのです」
「施主さんが子育てしながら家事をするのにこういう使い方をするからここにスペースをつけてます」
といった回答があれば、施主の要望を真面目に受け止めて仕事しているな、とわかります。
(あくまでも一例です。施主のプライバシーをベラベラしゃべるのが一概に良いとも限りません)
施主のことを殆ど知らないようであれば、担当が多すぎてきちんと管理出来ていない可能性が高いです。
②見込み客の質問に対しても誠実に答えてくれる
営業マンなら、誰だって調子のいい答えをしてくれると思うので、現場監督に聞いてみます。
現場監督が現場の人間だから口下手というのは思い込みで、実際には大工や多くの業者などと交渉を
繰り返しているのでコミュニケーション能力は高い人が多いです。(むしろ低いと問題です)
調子のいい事を言ったり誤魔化したりしないで、自分の知りたいことを分かり易く説明してくれる
現場監督がいたら、良い工務店の可能性が高いです。
③出来ること・出来ないことをはっきり答えられる(その理由も)
例えば「○○を施主支給することは可能ですか?」と聞いたとします。
営業マンなら「出来ます出来ます」と調子のいいことを言ったりします。
設計者や現場監督なら「出来ません」「営業に言ってください」「社長に~」などと答えるでしょうか。
設計者や現場監督に聞いて、
「出来ますが、これこれこういう手間がかかるので工賃が幾らかかります」
「もし壊れた場合、保証はお客様で買ったメーカーさんに頼んでもらうことになりますがいいですか?」
「このメーカーは施工したことがないので、万が一不備があった場合を考えると出来ればやりたくないです」
「このメーカーのは過去にこれこれこういうトラブルがありました。それでもいいですか?」
など、施主が聞いて納得出来るまで理由を説明してくれる人なら、信頼出来ます。
他にも色々ありますが、一例です。
思いついたら追い追い書いていきますが、こういう細かい一つ一つの対応で、自分が「この人なら信頼出来る」
「ここなら任せられる」と妥協なく感じたところであれば、トラブルも少ないと思います。
もちろん、私の書いたことが正しいとは限らないし、全く違った対応で信頼感を得る人もいるかと思います。
そこは人それぞれ。
>>115
AさんBさんの例は極端な場合を言っています。(つまり極論)
>Bさんは家造りについて高い知識があるのですから、手抜き部分を
>見抜く力を備えている可能性があるのでは?
それは、Bさんが自分の家を建てる間、常に張り付いていた場合のことですよね。
極端な例なので、Bさんは人を見る目がないので「不誠実な工務店」に当たったと仮定します。
「不誠実な工務店」はBさんが見ていない間に手抜きをするので、いくら知識があっても
見落としが発生する「可能性」がありますよね。
全く可能性ゼロになるとしたら、それはBさんが第三者検査機関だった場合です。
>何も知らず、質疑応答が出来ずにそのままとなってしまうAさんより、
>Bさんの方が自分の納得のよく家造りが出来ると、といったように見えます。
極論なので、Aさんは「誠実な工務店」に当たったと仮定します。
「誠実な工務店」は、知識ゼロのAさんに質疑に対して、理解出来るまで分かり易く説明します。
以上の話は極論で「Aさんの方が自分の納得のいく家造りが出来る」と見た場合の例です。
>>115さんのように「Bさんの方が自分の納得のいく家造りが出来る」と見ることも出来ます。
結局、解釈の仕方でどちらの場合も想定出来るので、オールorナッシングの議論は無駄という
ことが言いたかったのです。
質問したことにちゃんと答えず、曖昧、はぐらかす回答。
構造についての説明はそこそこで、見た目の内装材や無垢材ばかり強調する。
構造見学を嫌ったり、見せても良い点ばかり説明して、断熱欠損や釘の打ちぬき、アンカーボルトの間隔、配管の仕方、基礎の配筋などについてしっかりと説明しない会社。
高気密高断熱、長期優良優良、新築試算価値、耐震等級など流行りのスペックばかり強調する工務店は要注意。
実は、火の車みたいな会社もありますよ。
人を見て選ぶ。これもまた重要。
しかし監督など一部だけに囚われては見忘れ勘違いもしかねない・・・
そしてこのスレの冒頭に戻り。
>No.1 by 匿名さん 2012-02-09 21:12:53
>経営者から施工者まで、全部顔が見える方が良い。
そこから始めようか
今はりっぱな会社がほとんどでしょうが建築関係は○○組の名称が多いです。
歴史的な成り立ちで会社名に残っているのです。
大手HMトップと数社が手を切った話も聞いています?
田舎など本当の意味で地元に根ざしてる所を別にすれば、売る方から見れば一元の客です。
このスレに来る方は一元でしょうから、勉強しなければならないのです。
>>119
私が家を建てた際に顔を合わせたのは、営業、設計、工務(現場監督)、
あとはインテリアコーディネーターぐらいです。
その中でどの人材を重視したいかというと、やはり現場監督、次に設計ですね。
監督と設計は重要度ではほとんど差はありませんが。
一番重要視しないのは営業です。実際営業がいない工務店もあるぐらいですし。
大手HMの口コミスレを見ていると、「営業マンが感じ良かったのでいい会社」
「あそこは営業マンの質がちょっと…」など目にしますが、最終的な家の出来とは
大して関係ないのにと思ってしまいます。
(大手HMでは営業を通さずに設計や監督と対話など出来ないので
連絡係の能力が出来に影響するのかもしれませんが)
そこの工務店の社長とは最後まで一度も会いませんでしたので、重要度はわからないです。
営業は家の出来にまったく関係ありませんね。人柄なんて意味ありません。
下手すると邪魔なぐらい。客のニーズをきちんと把握できなかったり、技術的な可能・不可能の判断もできないから子供の使いみたいになることが多い。
そこで、よくありがちな伝達ミスが起こりやすくなる。
ある程度小規模な会社で知識が豊富な引き出しの多い設計が直接窓口になるようなところの方が良い。
経費も削減できるし、良い家が出来やすい。一石二鳥ですな。
>>122
そうですね。こちらの意図をしっかり聞いて図面に反映出来る設計者、
そしてその図面に忠実にしっかり施工出来ているかきちんと見てくれる現場監督。
この2人がいれば基本的にいい家が建つと思います。
そして、契約前にこの2人を吟味出来ることこそ、比較的小規模の工務店を選ぶメリットだと思っています。
まあただ現実的な数ある零細工務店での話だと
設計は設計事務所外注。営業は置かない。社長が全てを兼任(当然大工)OR
社長が設計までするので全部兼任。なんてのが多いかと思うよ。
小さな会社は良くも悪くも、絶対的なワンマン経営が普通ですから
経営者の姿勢や意識は非常に強く、費用・作り・アフターに到るまで現れるはずです。
いくら優れた営業や監督に設計に大工が居ても
肝心な方向を決める経営者が、早くやれ安くやれ巧くやれでの
誤魔化しの匠ばかりでは、結局大した家にはなりません。
逆に真摯で仕事に真面目な経営者であれば、ハズレの人は使いたがらないはずなので
それなりの家作りが約束されると言えるでしょう。
ただし真面目な人が住宅の様々に精通して詳しい、自分なりの答えを持っている
とも言えませんので、施主側からの提案や質疑アプローチは大切です。
私が家を建てた工務店には、設計者が一人しかいませんでした。
最初会った時、なんだか無愛想でつっけんどんな物の言い方をする人だと思いましたが、その人が
「うちで家を建てるなら、気に入らないところがあればどんなことでも言って下さい。
工事にかかるギリギリまで、何度でも図面を書き直しますから。
建てた後でお客さんから『本当はこうしたかったのに』って言われるのが嫌なんです。」
と言うのを聞いて、口は悪いが本当は施主思いの誠実な設計者なんだと思いました。
実際に私が納得いくまで嫌な顔ひとつせずに何度でも図面を書き直してくれました。
経営者の意向が反映されやすいのも確かですね。
それだけに、経営者の能力も影響するということです。
有能な経営者だと、有能なスタッフが集まりやすい(育ちやすい)という側面もあります。
だいたいそういう会社は魅力があるというかエネルギーがありますよね。
>>124
>>126
それについて、ちょっと面白い話があります。
私が設計者と仕様打合せをしていた際、設計者から
「本当はここの仕様を変えると手間が増えるので上からは『金を取れ』と言われるんですが
黙って仕様書を変えておきますので内緒にしておいて下さい。」と言われたことがあります。
(設計者と相談してお互いこの仕様がベストとの結論に至った後の話)
経営者は(当たり前ですが)儲けることを考えてやっていますが、
現場に熱意ある人がいる場合、こういうケースもあるという話でした。
(もちろん実際は差額などほとんど発生せず設計者が私に恩を売るために言った可能性もありますが
設計者の性格的にそういうことはしそうにない人でしたので)
貴方自身が工務店経営者になった場合を考えてみればいいのです。
「商売は喰って行ける程度に、俺の考える最高の家を作ったるで!」
そんな気概の経営者も居れば
「まあボチボチ、家もソコソコでそれなりでいいでしょ?」
なんて人も多いだろうし
「今日も儲けたるで~さあ、お前等も気張れや!お客様第一や!!」
なんてギラギラした社長も少なくないかもしれませんね。
>127
それは良い話のように聞こえますが?
最近は自分だけが他より良くしてもらいたい方が多いです、それは不公平です。
値引きはやるべきことでは有りません。
単純に喜ぶ人がいるので最初に高めにして後で値引きする、悪い習慣です。
>>127
それはHMと一緒じゃん。
会社の規模を問わず、経営者は経営を考える=利益を追求する
これは当然のこと。
でも現実はそうでもないですよね、特に零細企業においては
会社経営がコンパクトに、上手く廻っている限りは、特別にギスギス利益を追求しない
特に社長が大工で職人とか設計士で先生とかね、利益の為に仕事ってより
生業としてこれやってんだ、これしか出来ないし面白いんだって社長さん
決して少なくないと思いますよ。
でもそういう人は、まず会社は大きくなりませんけどね・・・
うちの工務店の社長さん、もちろんただの大工です。ちょっと経歴が面白いのは
一級建築士になろうとしたら、何時の間にか大工だったそうです。
一人きりで工務店と一級建築士事務所の両方の看板があります。
家の図面書くのが楽しかったんだけど、実際作ったらもっと楽しかったそうですよ。
施主が一緒に家を作って行くよって気持ちがあるなら、楽しく仕事をしてくれそうな
工務店を探すのもいいですよ。超零細工務店しか適用しませんけれど・・・
経営者が信念を持ってやってる工務店は魅力的だけど、ほとんどは時代で変化する大衆感覚においていかれて潰れてしまう。
稀につぶれない規模にまで成長することもあるけど、その頃にはHMと呼ばれて初期のエッジと小回りの利いた対応はできなくなっている。
>131
その辺のバランスが難しいですね。
経営者がシッカリとした考えを持っていても、会社全体でそれを守るには大きくなり過ぎると難しくなります。
また何十年と経営が続いていると安定してみえますが、実は創業時の信念は失われ、質より量といった多売化してしまっている事もありますから。
>132
>設計者自身もそこの仕様変更によって施主から金を取ることに納得していませんでした
仕様変更でお金を取ることが正しいです。
設計者は工務店に対して背信行為をしてます、利益が減ることにより、次の顧客が損することになるので不公平です。
>信頼関係は出来てきたと思っています。
自分が得したから、そう思ってるしか見えません。
信頼関係が有るなら仕様変更に対しお金を払うべきです。