- 掲示板
ここの掲示板でもそうですが、よく
「ネットに出ている物件は売れ残りで、高くていいものはない」
「広告が出ているやつもだめ物件ばっかり」
さらには「レインズで公開されている物件情報はすでに売れ残りで、高くて悪い」
「不動産と懇意になって未公開の情報を紹介してもらわないといい物件がない」
「私は不動産屋にいい客と思われてるから、いい未公開情報を教えてもらって
いい物件買えた」って言う人がいる。
しかし、本当のところはどうでしょう?得したつもりが実は損をして、割り高な
物件を買わされた**だと思うけどな。
レインズに登録されている情報は実際に流通している情報の8〜9割を占めています。
(新築マンションを除く)つまりマイホームを購入している人のほとんどは、
これらの物件を買っていることになります。その方たちは皆さん高くて
悪い家を買って後悔しているのでしょうか?いえ、決してそんなことはありません。
“割高なお家を買う人”の一つの特徴として、必要以上にスピードを
重視していることがあります。他の人に先駆けてホヤホヤの新鮮情報を
ゲットできる、めったにない情報だ、掘り出し物だ、良いものに違いない…。
営業マンもそう言っては物件に高い付加価値をつけて魅力的に話し、
公開されてからでは遅いですよと決断を迫ってきます。最初の売り出し
価格は売主の希望価格であって、実際売れるときは下がっていることが
ほとんど。お金持ちや業者間の東京の一等地の争奪戦は別として、
ほとんどの場所では買い手市場ですよ。買うほうは別に明日すぐ買わないと
住むとこないとか、死ぬとかってことはない。山ある物件の中から選ぶ
立場にいる。しかし売る側どうだろう?大事に立てた家や土地を手放すのは
ほとんどが経済的な理由でしようがなくの場合が多い。時間が経てば経つほど
価値が下がる。買うほうは何万件の中からほしいものを選ぶが、
売るほうは実際に内見して申し込みする人が数人いればいいほう。
だから、不動産の言葉に踊らされないことが、損をしないための必要条件だと思う。
デパートでもよくいるでしょう、限定品とかお客さんだけに特別に安くしますよってだまされ、
割高な商品を買わされる**。それと一緒。
[スレ作成日時]2007-05-17 11:52:00