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こちらは変動金利は怖くない??のその39です。
有意義な情報交換の場にしましょう。
テンプレはレス1にあります。
[スレ作成日時]2011-12-19 09:48:46
こちらは変動金利は怖くない??のその39です。
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[スレ作成日時]2011-12-19 09:48:46
普通は短期的な予測から長期的な予測の元に生活設計をしていくと思うんですよね。
家を買うのも子供を作るのも長期的な収入と支出を含めた予測の元に決断します。
例えば3年後に勤め先が潰れる事が分かっていて家を買う人はおそらくいないでしょう。
でも将来の収入は予測で有って外れる事も当然あります。中には昇給して収入増を想定して
無理なローンを組む人もいれば不況を想定して残業代がゼロになっても払えるようなローンを
組む人もいるかもしれません。しかしそれは人それぞれなのでどれが正しいかは本人にしか
分かりません。
さて、将来の予測を金利で考えてみましょう。
私は長期固定は現時点での予測を長期に渡って先に決めてしまう事だと思うんです。金利変動リスクが
無い分、軌道修正がしずらく、コストが高くつく。
それに対して変動は当然長期に渡っての大まかな方針を最初に決めなければなりませんが、途中の
軌道修正が容易です。私は6年前に3000万3年固定0.975で借りました。3年固定の間に2度の
利上げが有りましたが、好況だった為、所得も大きく上がっていました。当時の金利先高感はとても
強かったので、固定期間中の所得の上昇時期に固定期間が終わった時の為の繰り上げ資金を貯めておりました。
しかし、3年後の固定期間開け直後にリーマン・ショックが発生し、金利先高感はどこかへ消えて日銀は
利下げを行い、再びゼロ金利となりました。状況が一変しましたので繰り上げは急遽凍結。当時固定明けで
1.2%優遇だった為、金利が1.075と若干上がっていたのですが、世の中は銀行の優遇合戦が激化し、変動
0.875などの商品も出ていた為、借入先の銀行へ相談に行ったらあっさり優遇変更で0.875へしてくれました。
月々の返済額が減ったのと、幸い不況でも所得が下がらなかったのでその後も繰り上げ資金として一定額を
積み立てておりますが、すでにその資金は600万円。
当時フラットは史上最低の金利、低金利で借りられる最後のチャンスと騒がれておりましたが、もしあの時
その言葉を鵜呑みにし、フラットで借りていたら手元資金600万は無く、高い金利の分元本はより多く
残っていた事になります。
今の経済状況を考えると数年は低金利が続く可能性が高いと思います。ですからその数年の間に対策を
取っておけばその後はその時の状況で対応を変化させればいいのだと思います。
しかし長期固定にしてしまうと、軌道修正がなかなか出来ないと思います。借り換えを行うという事は
そもそも長期固定を選んだ事が失敗だったと認める事になってしまうからです。それでも数年前のフラット組は
さすがに軌道修正していると思いますが。
変動は5年125%ルールが有りますので(このルールは大きなメリットです)実は将来の月々の返済額の
最大値は確定しています。今の返済額の125%増までの返済額でやっていけるならば10年間は安泰です。
ですから変動は5年単位で今後5年どう住宅ローンと付き合っていくかをその時の状況を加味して修正を加えながら
返済して行けるのです。
よって私の考えでは計画性の有る人は変動、計画性の無い人(浪費家とか)は固定がいいと思います。