免震建物3割で接続部損傷=東日本大震災で-協会調査
建設会社や設計事務所などでつくる日本免震構造協会(東京都渋谷区)は26日、都内で報告会を開き、東日本大震災の巨大地震で東北や関東を中心とする327棟の免震建物のうち、3割が接続部分に損傷を受けていたとする調査結果を公表した。
ダンパーやゴムで揺れを吸収する免震層の上にある建物には構造的被害がなく、期待通りの効果があった。しかし、揺れ動く床や壁、天井の接続部「エキスパンションジョイント」については、3割の90棟で、つなぎ目の板が落ちたり、周囲の床や壁などが壊れたりする損傷が見つかった。(2012/01/26-19:34)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012012600824(時事ドットコム)