一条工務店とi-smartに対する思い、そしてあなたの今後の家作りについて、などいろいろ語ってください
【一部タイトルを削除しました。2012.10.01 管理担当】
[スレ作成日時]2011-10-04 01:24:51
一条工務店とi-smartに対する思い、そしてあなたの今後の家作りについて、などいろいろ語ってください
【一部タイトルを削除しました。2012.10.01 管理担当】
[スレ作成日時]2011-10-04 01:24:51
153さんへ
私はi-smartを解除した2回目の建て替え検討中のものです。
最初はi-smartの売りは住宅業界でほぼ最高レベルのQ値(この値が小さいほど断熱性が優れるという指標になっている)と思っていました。
ところが、この数値には素人には分かりにくいからくりがあって、気積という住宅内部の純体積が小さければ小さいほどQ値の良い値が出るようになっています。だから、cubeやi-smartは屋根形状がほとんど扁平な形で気積が小さい形状になっています。
これは、現在建築の簡易的なQ値計算法の矛盾になっています。
すなわち、屋根断熱や基礎断熱で小屋裏や基礎部の気積を増やしてしまうとQ値が大きくなってしまい、見掛け上断熱性能が悪いようになります。これは現在のQ値は定常熱収支で計算されているためです。
実際には、1日のうちで温度が最高気温から最低気温を変化しますので、これを考慮した非定常熱収支計算が必要になります。非定常熱収支計算によれば、気積が大きければ熱負荷に対するのバッファーがあるということになるので、現在のQ値計算で得られる値に比べて、実質はQ値が小さいものとなります。
何を言いたいかというと、一条のQ値の小ささは現在Q値の計算法の矛盾をうまくついた建物を提供しているに過ぎません。この点で一条のQ値は割り引いて、考える必要があるということです。
新たに探すハウスメーカーの件ですが、よほど建物の知識を持っている方を除いては、町の工務店に直接頼むのはお勧めできません。それは、高気密高断熱という最新の知識が不足している可能性があるからです。
これを回避するためには、設計料が掛りますが、評判の良い建築事務所に頼むことをお勧めします。その方が、限られた予算で希望をできるだけ叶えてくれる方策を冷静に一緒に考えて頂けます。設計料を払ってもトータルでお釣りがくると思います。
実は、私は現在そうしている状況です。