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いま検討中の工務店売主物件が、当初『建築条件付売り地』だと思っていたのですが、
いろいろ調べてみるといわゆる『売り建て』に近い内容であるということが判明しました。
土地の売買契約(手付け払う)と同時に建築請負契約(もちろん基本仕様で)をし、
それを持ってローンの仮審査。
設計(こちらは間取りだけは一切のフリープランです)を行ったのち着工、という手順です。
しかし、いわゆる『売り建て』で一般的に行われている、建築確認取得後の契約の一本化
(建売相当の契約へ変更)はしないそうです。
かといって普通の注文あるいは建築条件付のように土地の先行決済を行うわけでもありません。
契約自体は、土地の契約書と建物の契約書の2本立てのまま進めていき、
物件の竣工・引渡し時にようやく土地建物共に支払いが発生・所有権を移転・登記する…
とのこと。
つまり、着工から竣工・引渡しまでの間、
『まだ私のものになっていない他人(業者)の土地に、私の依頼により、私の建物を建てる』
といった契約内容になってしまいます。こんなことはありえるのでしょうか??
売主業者の営業は、自社社有物件なので問題無い・何が問題なのかわからない、の一点張り。
お客さんにとってはつなぎのローンが発生しないので良いでしょう・なにがいけないのか、
と言っています。
悪い人ではない印象だっただけに、本当に無知なだけなのか、それとも相当なタヌキか…
ちなみに、土地の売買契約と建築請負契約を同時にすること自体、仕様が決まらないうちの
契約はのちのちのトラブルになると言われていますが、
この点については希望すれば条件付土地のような進め方(土地契約⇒3ヶ月以内に建築契約)
での対応も出来ると言っています。(だったらはじめからそうすれば良いのに、、、)
それと、広告等にはこういった事項が詳しく明記されておらず、『建築条件付』をうたって
おきながらこのような契約形態ですので、業法スレスレ(あるいは違法)のやり方をしている
可能性は極めて高いと思われます。
ただ、この会社は一応地元で30年以上の実績はあり、地元の大手企業とも従業員の住宅取得に
関して提携している会社です(下手なことをすればスグ契約解除)。
また、現場を見る限りでは建物の施工も丁寧だし、購入するかもわからない段階にも関わらず
設計士を呼んで相談・質問を受けてくれるなど、業者として信頼出来る面は多数あります。
それでもやはり契約面での不安は拭えず、大変悩んでしまっております。
どなたか知見のある方のアドバイスを頂ければと思います。宜しくお願い致します。
[スレ作成日時]2007-04-22 22:46:00