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これから建築する戸建を購入しました。
建物の外壁については、オプション費をかけずに選べる仕様の範囲が下記の通りでした。
○ アイカ ジョリパットアルファ
○ ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
この選択肢しかない場合でしたら、皆さんどちらを選択しますか。
ご意見をお願いします。
[スレ作成日時]2011-09-16 00:16:41
これから建築する戸建を購入しました。
建物の外壁については、オプション費をかけずに選べる仕様の範囲が下記の通りでした。
○ アイカ ジョリパットアルファ
○ ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
この選択肢しかない場合でしたら、皆さんどちらを選択しますか。
ご意見をお願いします。
[スレ作成日時]2011-09-16 00:16:41
サイディングもジョリパットも汚くなったら塗装。
サイディングの場合はコーキングの打ち替えがあるけどジョリパットの場合は無い。
塗り壁の場合のひび割れ?パイン無垢フローリングで床の傷を気にするようなもので
そんなの気にするようだったら最初から塗り壁を選ぶべきではない。
トピ主です。
皆様ご意見ありがとうございます。
本日、施工会社にジョリパットの通気層のこと確認しました。
が・・・通気工法ではないので通気層なしとの返答でした。ガックリ。
もし標準仕様を通気工法に変更すると約30万円ほど、ノンクラック通気工法にすると約40万円オプション費がかかるそうです。
取り急ぎご報告まで。
我が家は、もう10年前ですが、ジョリパットこて塗りです。非常に満足しています。下地は通気工法です。
サイディングとくらべ、厚み、重み、味わいなど、違います。多少汚れても、味です。家も、家族といっしょに歳を重ねて、深みを増していくのです。ただ単に、塗装がはげ、汚れが付着し、シールが切れるだけのサイディングとは、ちがいます。
失礼ですが、スレ主さんは、両者を実際に見比べてみられたのでしょうか?
だとしたら、こんなところで人の意見で票の多いほうに、、なんてことは、しないでしょうから。
なんて書いたら、サイディング派から総スカンをくらうのでしょうねえ。
ちなみに、サイディング⇒ジョリパットの変更で40万円くらいかかりました。
トピ主です。
皆様ご意見ありがとうございます!
整理すると・・・
アイカ ジョリパットアルファ ラスモルタル下地 通気層なし VS ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
の比較となります。
いろんなご意見があると思いますが、私なりにお伺いしましたご意見をまとめますと・・・
● アイカ ジョリパットアルファ ラスモルタル下地 通気層なし
<メリット>
・ コーキングが無い分、サイディングより長期間で考え時、メンテナンスが安い可能性がある。※10年を目処に塗り替えはどちらも要。
・ 意匠性がサイディングよりだしやすい。
・ 汚れも見方によっては”あじ”と受けとれる。
<デメリット>
・ 通気層がないので外熱の逃げ場がなく部屋にとどきやすい。
※施工会社の話では、湿気については問題ないとの話ですが・・・躯体が心配との声あり。
・ ひび割れが出る可能性大。
・ 雨だれのあとがつく可能性大。
● ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
<メリット>
・ 通気層がある。
・ メーカーの製品10年保障がつく。
・ 汚れがジョリパットよりはつきにくい。
<デメリット>
・ コーキングがある分、ジョリパットより長期間で考え時、メンテナンスが高い可能性がある。※10年を目処に塗り替えはどちらも要。
・ 汚れが”あじ”ではなく”汚れ”ととらえられる。
・ 釘留めなのでそこからいたむ可能性がある。
・ 意匠性がジョリパットほどだしにくい。
上記に列記したメリット、デメリットだけでは判断できないのかもしれませんが、いただいた情報を元に一晩考えてみます。
通気層無しだと、湿気でやられるのは確実にジョリパットですね。
断熱材はその湿度に弱く縮んでしまうと聞きます。壁の中ではそうなっても見えないですから気付きようも無いです。
外からの見栄えを優先ならジョリパットでしょうけれど、住宅性能や寿命を考えると通気層がある工法が良いといったように読めます。
追加で以下のようなことも考えられるのではないでしょうか。
●ジョリパット
下地のモルタルの養生期間と職人さんの技量の影響を受けやすい。
養生期間が短いと塗装後のヒビ割れの原因となる場合がある。
養生期間は2週間以上を置きヒビ(ヘアークラック)出しを行う。
●サイディング
サイディング張りは職人さんの技量にそれほど影響は受けにくい。
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/28640/all
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/28574/all
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/93764/all
ここらあたりも参考に・・・
人の意見は大切だが、家の見た目でサイディングと塗り壁と
まずはどちらがいいのか決めましょうよ。
私は、サイディングの継ぎ接ぎなんて絶対に嫌→それでもサイディングを業者は薦める
もう一度サイディング検討→やっぱり目地が…
そんなこんなで塗り壁です。だからヒビなんか上等です。
汚れは汚れ、黒ずみや窓枠下に雨だれの跡とかある家みると、明らかに汚い。
それが味だ、とか言うのがみられるけどそれでいて、出来上がりの見栄えが良い、とか完全に逆の事言ってるし。汚れをそのまま無視しているのに説得力に欠ける。
それにヒビまで味!?
その意見は怖すぎ。それでいてサイディングの目地がうんぬんって、ヒビの方が怖いって知らないんじゃないの。塗り壁のヒビは雨水が浸透してくるんだよ?
塗る前には下地に防水シートも貼ってはいるだろうけれど、通気層が無い工法では浸透した水気は乾き難い。壁内のカビや断熱材の劣化を早める事になる。
そんな悪影響を及ぼすヒビもスルーなの!?まぁ、あれって補修するとミミズ腫れで汚いもんね。見栄えは気にしても住宅性能の劣化や傷みを気にしない人には、味 なんだろうね。
ココとか参考になりませんか?ちゃんとヒビとかその原因、コーキングの事についてかいてありました。
http://kizukai.pref.shizuoka.jp/everything/shizuoka/mainte01_pop_02.ht...
やっぱり耐久性はサイディングの方が高そうですね。
ジョリパットは、やっぱり下地が心配だな。
> ※施工会社の話では、湿気については問題ないとの話ですが・・・躯体が心配との声あり
躯体そのものを痛めるリスクは避けたいです。
通気層なしでは、クラックのリスクは大きいです。
かと言って、14mm釘止めも、最低コースで、心配。
ジョリパット+通気層工法
16mmサイディング+金具止め
で、差額を比較したら?
外壁と屋根は、家の中で、いちばん消耗する場所。
最初の投資だけでなく、メンテも考えて、決めた方がいいです。
最初に40万多く投資して、メンテで、40万以上かけなくて済むっていう考え方もある。
二十数年で建て替える程度の家なら、どうでもいいことですけど。
>72
私は71だけど、意匠として継ぎ接ぎは嫌だから塗り壁なんですよ
家は一応通気工法で、胴縁入れて無機サイディングに仕上げです。
所謂モエン大壁工法です。
防水性は基本心配してませんが、継ぎ目が割れるのは覚悟してます
施工した業者もモルタル塗り同様、5年程度で割れる可能性があるから
一度塗り直しを考えておいて下さいと言っています。
でもそれは、サイディングのコーキングが切れて要補修とは違うのですよ
あくまで見た目として、その外観を維持する為のもの
だから施工前に一言入るんです、そこは室内の塗り壁と同じ考え方ですね。
私も別にサイディングに筋が見えないなら、それでもいいのですよ
モルタル塗りのヒビは、もし出たら消せます。塗り壁や吹き付けのヒビは
また後で消せるのです(これは年数の経った家を複数見た上での話しです)
でもサイディングの筋は、最初からあるものはどうしようもないです
海外では継ぎ接ぎの家を見かけないのも、私の嗜好に強く影響しています。
大きな費用をかけて何十年もそこに暮らす、それなのに外壁は継ぎ接ぎ
それが嫌なだけです。
そして実質の費用も耐久性も、サイディングでも塗り壁も大差はありません
これが選んだ理由です。
モノは考え様で、よくモルタルだと二の次にクラックって騒ぐけどさ、結局サイディングも最初から継ぎ目(クラック)をコーキングで塞いだだけでしょ?
コーキングの寿命も短いし。
これって先にダメなるの分かっていて施工するのだから究極の欠陥商品だと思うのですけど…。
それから前にあったコメントで“築10年経過した建物でまったく汚れていないサイディングを見た事ありますか?”って質問に誰も答えて無いですよね?
結局はメーカーさんの謳い文句の受け売り?
我が家の場合、標準仕様は15~16ミリのサイディングでしたが、コーキングが目立つのがなんとなく嫌で18ミリの四方合い決りタイプに変更しました。
四方合い決りでも建物の角部分や軒天との境目、窓やドアなど開口部の周りにはコーキングが入りますが、そこはまぁ仕方ないなと、それ以外の部分はつなぎ目が判りにくいのだから良しとしようと納得しています。
厚みがある分凹凸も深く色彩も綺麗なので、15~16ミリの標準仕様とは見た目が全然違いますし、コーキング無しのつなぎ目も柄がきちんと合わせてあるのでほとんど目立ちません。
でも所詮サイディングなので将来クリア塗装などのメンテは必要ですが、私はこのサイディングが凄く気に入ってます。
マイクロガード付きで雨垂れ汚れも着いてませんしね。
そんなのは誰も気にしないんじゃないの?
例えば外壁レンガの角が欠けている
例えばレンガ調サイディングの角が欠けている
耐久性の劣化を無視するとしても、見た目的にどっちが嫌?
そこにもし違いがあるなら、それは風合いとか味に関する差だよね?
>79
サイディングの目地は材料の継ぎ目だから規則正しく縦横にあるけど、ジョリパットが割れたらそうはいかないですよね?
みみずが這ったような、という意見があったけど、確かにそうしたかっこ悪い補修跡の家を目にする事があります。
あんな見た目にかっこ悪い補修をしなといけないのに、ジョリパットは見た目が良い、とか、サイディングは目地補修がダメだ、みたいに言われても、はぁ?といったようです。
サイディングの目地を打ち直した方が余程綺麗に直りますよ。
それにサイディングの汚れ防止は既にいくつかのメーカーが採用してます。確かに技術が開発されてから10年は経ってないので、そこまでの実証実績はないでしょう。
ですがそれを、売り文句、とか言ってる人も はぁ?って感じですね。
ホラ、テレビでユニクロが数年前からヒートテックって服売ってるじゃないですか?そーいう新しい技術の品物全てに、実績あるの?うたい文句でしょ?っていちいち言うんですかね?
そんな事では何にも新しいモノなんて買えないじゃないですか。それを買って着て暖かい、と思えれば良いだけの事。
サイディングにしても、実際に>80のように汚れ防止機能のある部材で建てて汚れは目立たない、というのであれば、それでいい事じゃないんですか。
それに汚れやヒビ割れに対してなんにも保証の無い建材よりも安心で良さを感じますね。
売り文句、とかいう意見をみるとジョリパットに保証が何も付かないので、ねたみにしか見えません。
…10年も同じ事言われました!
つーかさ、サイディングの話しなんかどうでもいいんだけどちょっと前にコメントしてくれた左官屋さん、また出てきてくれないかな?
スゴく内容が実践的で為になるコメント事ばかりだったからまた来て欲しい☆
何時の時代も最新のもんは最新なんだからね
来年になれば更に良いものが登場しますよ、再来年はもっと・・・
ただ家は、そうしょっちゅう買い換えるものでもないし
外装だけだからと2~3年で張り替えたり塗り直したりせんでしょう。
だからトータルで、見た目と耐久性、そして後のメンテで選ぶのがいいよ
ユニクロで例えた人が居るけど、まさに衣服みたいな選び方でいいんじゃない?
継ぎ接ぎでも丈夫だとか、ピッとしてるけどシワになり易いとかね・・・
ジョリパットって騒いでる人の家って、通気工法でやってるんだよね?
って、そう聞くと当り前のように「通気工法ですよ」って返事があるんだろうけれど、そんなに簡単に返事が聞けるほど、実際は塗り壁の通気工法は採用されてないってあったじゃない。
それに残念ながら、スレ主さんの建築会社も、ジョリパットは通気工法では無い、って書いてあった。
通気工法を採用するならジョリパットの方が良いに決まってるけど、そうでないとやっぱり壁にこもる湿度の問題やヒビ割れは気になる、というか嫌だな。
綿みたいな断熱材が実は縮んでスカスカとか、カビが発生して木材も痛みがひどい、なんて事にはなっていて欲しくない。
壁の中は見えないからいいや、みたいな事はイヤだし断熱といった性能には長持ちして欲しいと思う。
そうなると、タイトルにある「ジョリパットアルファ VS ニチハ サイディング 14mm」という事では、サイディングの方が実用面では良いといったようにみえる。
後はスレ主さんが、通気工法の予算を出してまでジョリパットを選択するか否か、といった事なんじゃないかな。
>96さんの言ってる“通気工法”は富士川建材の通気工法では?
それはお世辞にも普及しているとは言えませんが一般的な通気は今はしている会社は多いと思いますよ。 スレ主さんの会社はそうで無かった様ですが私の会社も数年前から始めてますしね。
ちなみに一般的な通気は理屈はサイディングの通気と同じ原理で特別に高額になる事もないので今はモルタルでも通気層を作る会社のが多いと思いますが…。
それからモルタルだから中が傷む…という訳ではないですよ。あくまでも中に雨水が入り込む事が原因。殆んどの場合は屋根からの雨漏りで壁からというのは極稀ですね。下屋があれば壁から水が侵入する事は殆んどないので。むしろサイディングで目地からの侵入したケースのが割合的には多いです。まあそれはサイディング自体の問題ではなくコーキングの打ち直し時期の問題なのですが…。
ちなみに前のコメントにもありましたが
・サイディング=職人の技術に左右されない
・塗り壁=職人の技術に仕上がりが左右される
…とありましたがこれは事実だと思います。
でも裏を返せば“左右されない”という事は誰でもできる・簡単という事でもあります。
率直に業界に携わっている人間であれば“簡単”に仕上がる家より“難しい”家に目が向いてしまいます。私も信頼できる良い左官屋さんを見つけて塗り壁で仕上げたいなと思ってしまいます。
まあ、これは個人的な希望ですが…。
しかし内部の腐食の件はこんな見解です。
>97さんへ
96です。
確かに壁内の湿気は雨が侵入してくる事が主に原因な訳でしょう。
しかし同じ壁にある亀裂で、サイディングの目地が剥がれた場合は水気を吸うけど塗り壁のヒビは吸いません、などの都合の良い現象は有り得ないでしょう。
また仮にサイディングの目地から雨水が浸入してもその先には通気層があります。乾くのも早いと思うのです。
しかし、塗り壁に水が侵入した場合、通気層が無いと乾燥までに時間がかかりそうです。
表面の塗料や防汚の為の処理が、水気が抜ける妨げになると考えますし、その侵入されてしまうと湿気が抜け難いというのがイヤなのです。
また工法ですが、通気層を設けた塗り壁はまだまだ普及は少ないと考えます。数十件と施工見学に参加をしてもみかけませんでしたし、特に安価な注文住宅や建売りの塗り壁ではではほぼ100%通気工法は取り入れていないのではないでしょうか。
それに対し、サイディングでは逆に通気工法としていない場合の方が少なかったです。
このスレ主さんのように通気工法が注文となる、といった場合では、施工金額の点でもサイディングの方に良い点が感じられます。
塗り壁の場合、仕上がりといった見た目の良さはあるでしょうけれど、住宅を長持ちさせる品質まで考えると、高額が必要といったようにみえます。
>96さん
サイディングが通気層を作り始めたのも数年前だと思いますが元々の始まりは施工する人が効率的に作業を進める為に柱等に胴縁を付けたが始まりだと思います。というのは従来、柱や間柱に直接サイディングを張っていたのですが案外見た目ではわかりませんが柱や間柱は狂い(捻れや曲がり)があるものでそのまま張ると収まりが非常に悪いのです。そこでその狂いを調整する為に胴縁を間に入れたのがスタートだと思います。結果的にその隙間を風が通り万が一の時に具合が良い…となりました。
作業工程を説明すると
・透湿シート、胴縁、サイディング、コーキング…となります。
自分がモルタルの壁からの侵入が少ない(影響が出にくいといった方が正確)と思うのはその作業工程の違いだと思うのです。
モルタルの場合
・透湿シート、胴縁(通気の場合)、ガラ板、“防水フェルト”、ラスアミ、下塗り、中塗り、仕上げ材料…となります。
このサイディング施工には無い防水フェルトが重要な働きをしているのだと思います。万が一クラックから侵入しても中の木材に触れる前に止める働きがあります。簡単というと二重に水を防ぐ効果があるという事です。
またサイディング、モルタル問わずですが通気層が無くてもある程度、風は循環するもですよ。
ご自宅の電気のスイッチカバーを外してみてください。案外、風が回っているのがわかりますので。
ちなみに昨今の気密性の高い住宅ですとこの風の循環が上手くいかなければ家にとって悪影響を及ぼします。逆に一昔前の住宅は冬場は寒いですが家にとっては良い影響になっていると考えられます。
ですから極端に神経質にならなくても良いのでは? と感じるのです。
なかなか現場監督さんでここまで熟知している方は少ないですね。よく現場に足を運び、職人とコミュニケーションがとれている方なのでしょうね。
>>99さん
かなり神経質になられている様ですが現場監督さんの言っている事は間違っていないと思います。
あなたが見た事のある通気工法は“板”(おそらく合板的な板)を使った工法ではないかと思いますがそれはかなり問題を抱えています。
絶対にお勧めしません。(しかしながらメーカーは推奨していますが…)。
見た事がないと言われると困ってしまうのですが… なかなか文章で説明すると難しいのですが、幅約10〜12cm程の長い木材が横方向にびっしりはってあるのを見た事がありませんか? さらによく見ると透湿シートとその木材の間に隙間があればそれが現場監督さんや私の言う通気工法です。よく見て頂ければ透湿シートと木材の間に胴縁(約1、5mm厚)が柱や間柱の打ち付けてあるのがわかるかと思います。
今日行った現場で建築会社の社長さんと今は通気層有と無し、どちらが割合が多いか?…といった話になったのですが社長曰く気にして見ると今は通気層を作っている方が多いのではないか…と言っていました。
確かに自分の得意先では10件中7〜8件は通気層を作っています。しかしながらあくまでも自分の得意先の中での話なので全体的な割合は私には憶測でしかありませんのであしからず。
>>100さん
塗れなくはないです…がしかし仕上がりは間違い無く悪いです。そして必ずコーキングの目地部分が割れてしまいます。
これは先ほどの話に繋がるのですが合板(3×10板、モエンサイディング、ラスカット、コンパネ問わず全ての板)の様な目地がある物の上には何を塗っても必ず目地部分が直に割れてしまうでしょう。例えその上にラスアミを貼ってモルタルで中塗りをしても結果は変わらないと思います。
これは前のコメントでも説明しましたが木造は必ず動きますし、また鉄骨系でも年数が経過すれば多少撓みますので結果は一緒なのですが動いた際にどうしてもその目地に負荷が集中してしまうからです。ちなみに私が先ほど紹介した下地であればまず一点に力が集中する事がありません。(大概、ずらしながらはる為)前にも言ったかと思うのですが、仕上げ〈モルタル〈モルタルを塗る前の下地が大事なのです。ジョリパットもモルタルも壁の強度を上げる為のものではありません。あくまでも“化粧”です。大事なのは一番下の下地なのです。またモエンの上に直にジョリパット等の仕上げ材を塗る工法がありますが専用の弾性目地材、専用のメッシュ、弾性仕上げ材を使ってもまったくの無意味です。必ず割れます。おそらく地域にも必ずあると思うのですがアクリル系の材料で仕上がっているのに縦・横に等間隔でヒビもしくは筋が浮き出ている建物を見た事がありませんか?まさにそれです。でも不思議な事に今でもメーカー側はそれを推奨しています。私には理解出来ません。
左官業さんへ
現在、地元の中堅会社で話しが進み打ち合わせが始まったところなのですがやはり外壁をジョリパットで塗り壁にしたいと言う要望を伝えたら大壁モエン工法(間違っていたらご免なさい)を薦められました。
担当の営業さんからは今はこの工法が主流でメーカー側の責任施工だから安心して良いと言われました。
ちなみに通常はこの会社の物件の殆んどはサイディングとの事なので営業さん自体も初めてのケースらしくメーカー側に色々確認をしてくれている様なのですが左官業さんから見てこの工法はどうなのでしょうか?
営業さんの言う通り今はこの工法は主流なのでしょうか?
またもし左官業さんが薦める工法をお願いしたい、となった時に営業さんにどの様に伝えれば理解して頂けるのでしょうか?
うちはモエン大壁工法にジョリパットで3年たちました。大手HMですが、塗り壁の場合の推奨工法でした。目地が必ず割れるといった書き込みもあるようですが少し大げさではないでしょうか。もちろん目地処理が最大の弱点ですからそこにヒビがはいるといった例もあるでしょうが、それは施工に問題があるとかのまれなケースではないでしょうか。ただ、夕方のいっときだけ1箇所わずかに目地の薄い影が出ます。自分の家だから気がつく程度で、気になるほどのものではありません。アイカでもこの点は免責事項として明記していますので、その程度のことは覚悟したほうがよいです。逆にそれ以上に目立つヒビとかへこみとかが生じればクレームの対象となるということです。家は東京ですが3月の震災の揺れでも外壁も含め何の問題もありませんでした。
塗り壁のクラックや雨だれによる汚れもここで書かれているほどには心配する必要はないと思います。以前の家はモルタル下地にアクリルスタッコで25年住みましたがクラックは玄関庇をささえる梁の端部に1箇所10cmほどのものがあっただけです。全体的にくすんでくるというのはありますが、雨だれによる見苦しい汚れはありませんでした。おそらく外壁だけだったら40年はメンテなしでいけるでしょう。散歩がてらいろんな家を見ていますが塗り壁でもきれいな家の方が圧倒的に多いです。雨だれで汚れているのはたいてい軒のまったくない家です。クラックが目立つのは築30年は超えていると思われる古い家に多いです。見た感じはモルタルの収縮によるものというよりは建物そのもののひずみによるのではないかと思われるものが多いですね。
サイディングのあの質感が好きになれない、目地が気になる、という方は迷わず塗り壁を選択されたら良いと思います。
私も>106に同意見です。
施工方法がモルタルが良いか、モエン大壁を選ぶかデラクリートでも選ぶかといった
選択の吟味は必要ですが、塗り壁には(我が家はジョリパット吹き付けです)
やはり意匠として他に換えがたいものがあるかと思われます。
当方もモエンパネルを使った工法ですが、選択の理由はウチを塗装してくれた
塗装屋社長の家でも、色々な下地をやってみて、今は大壁工法に落ち着いたと
言っていたからです。
塗装屋さんの家は元々、普通の無塗装サイディングをコーキングで埋めて塗装した部分と
立派な車庫は従来のモルタルでやったそうなのですが、やはり数年でサイディング部は
コーキングが痩せて目地が立ってしまったそうです。
そこで再塗装の時に、試しにモエンパネルに張り替えて施工したところ
5年近く経った今でも、特に目地が目立った感じではないそうです。
でもこの塗装屋さん、メーカー認定業者でもないそうで、更には塗装はジョリパットで
なく弾性リシンを吹いているそうです。
それと我が家がメーカー認定外業者の施工だからかどうか判りませんが
一階と二階のサイディングの継ぎ目には、しっかりと目地があります。
この部分で逃げを作っておかないと、やはりひびがでやすいと言われました。
それでも家の外観には、大変満足しております。
意匠的に窯業系サイディングは「なんちゃって木壁」とか「なんちゃってタイル」とか
「なんちゃって石壁」やメタリック系とかストライプとかミッキーマウス柄とかあるよね。
塗り壁ではそういうのが出来ないので、面白みの面では欠けるところがあるね。
ジョリパッドで「和風」っていうと漆喰を真似て白色で金コテで平滑にするんだろうけど
普通は大変なので大半がスタッコばっかり。
一軒ぽつんと塗り壁の家があると特徴的なんだけど、塗り壁の家ばっかり建っている分譲地だと
逆に退屈になるので建物形状で特徴を持たせる必要があるね。
モエン大壁はサイディングを塗り壁下地に使うわけで、表面仕上げが
工場塗装であるか、現場塗りかの違いで、結局サイディングであることには変わりありません。
将来において趣や味の出る塗り壁をめざすなら、お金はかかるけど
外壁下地をレンガとかCBで組む事をお勧めします。付加価値として、ヨーロッパ建築みたいに
外壁彫刻があるような装飾性のある外壁も可能となります。
個人的にはジョリパットで仕上げるよりスタッコ吹き付け塗装が好き。
汚れたら軽く高圧洗浄して、上から吹き付け直せばよいだけだから。
最近は皆さん、各々に将来的な事を視野に入れて選択する方が多いので皆勉強熱心でお客様とのやり取りで負けてしまう事もしばしばですね(笑)
また左官業さんの様な現役の職人さんに誉めて頂けると嬉しいものですね。
皆さんの意見を拝見させて頂いてひとつ間違え易い点が気になりましたので追記させて下さい。
まずは同じジョリパット(樹脂系エマルション、アクリル系問わず)等の仕上げ材には「吹き付け」で仕上げる場合と「コテ塗り」で仕上げる場合の二通りあるかと思います。
仕上げのパターンによってどちらかを選択する形になるのですがひとつ気を付けて頂きたいのが同じ仕上げ材でも「吹き付け」と「コテ塗り」の違いです。
基本的に吹き付けは塗装屋が、またコテ塗りは左官屋が行うのが一般的なのですが吹き付けの場合の寿命は平均10〜15年程度(材料は問わず)、コテ塗りの場合は何年といった寿命は正直ありません。施工しているところを見た事があればご存知かと思いますが吹き付けはその名の通り空気圧で材料を吹き付けます。コテ塗りはコテで材料を擦りつける様に塗っていきます。
その違いだけで同じ材料でも保ちはかなり違います。吹き付けの場合はやはり年数が経過すると自然と剥がれる事がありますがコテ塗りの場合、自然に剥がれる事は殆んど見た事がありません。(下地が不安定なものだと話は別ですが…またジョリパット以外の内装材の一部の材料は剥がれる事もあるかと思いますが…)
特にジョリパットは非常に粘着性が強い材料ですので外壁の仕上げ材としては非常に優秀だと思います。
そういった理由で好みのパターンによってしまいますが同じジョリパットを使うなら「コテ塗り」をお勧めしたいです。
ちなみにコテ塗り=塗りっぱなしパターン…という事ではありません。左官屋の場合コテで材料を塗りつけた後に一手間二手間加えて様々なパターンを作ります。また吹き付けの場合は材料を吹き付けた後にコテやローラーを使って仕上げる場合もありますが材料を壁につける段階での違いが後々に差が出るのだと思います。
それから大壁工法の件ですが…結論から言うとお勧め出来ませんね。
今は時間がないので理由は後ほど…
98&99です。
現場監督さん、左官業さん、お二人のコメントを読みながら施工見学会に参加したときの写真を見直してみました。
サイディングで多いのは、ノボパン2とかダイライトと書いてある板の上にモエン2と書いてる紙を貼り、そこに10cm幅くらいの桟木を入れて、そこに貼っている、といった方法が多いです。
中には木では無くて金物で浮かせているのもありました。
たぶん木のところに隙間が出来て、これが通気層なのだろうなぁ、というのは判ります。
塗り壁だと、板に紙を貼って、そこへデコボコの黒塗りの板に金網を打ちつけてモルタルを塗る、といったようですね。
こうした手順を覚えていたので、紙とその上に重ねる部材とに空間を作る事が、通気工法である、といった認識でコメントを続けていた次第です。
(コメントにある、胴縁、というのもその木の事ですよね?見に行った時には、桟木というような表現をしていのですね)
でっ、塗り壁に起きるヒビについて自分でも調べたのですが、経年だけではなくて下地の材料の継ぎ目に沿って割れる、といった事をみかけたんです。
地震とか経年でのゆがみなどで継ぎ合わせ箇所にずれが出るらしいんですね。家そのものに殆ど影響の無い揺れやズレでも、そこに塗ってあるモルタルは数センチの薄いので、影響を受けてヒビが出る、といった事でした。
そうした事を読むとサイディングにもズレは起きるよなぁ、と思ったのですが、重ねている事や目地のシリコンにある程度軟らかさがあるので、そこで下地が受けるズレの力を吸収出来るのだろうなぁ、比較して考えた訳です。
家といっても地震・台風・火事・おやじと色々と他からの力を受ける訳ですが、建材の劣化以外にもそうした要因で外壁にヒビが入る材料について安易に使うといった事を容認はしたくないです。風雨にさらされる箇所ですし、水気は木造の家を傷める一番の原因とも聞きます。
また塗料面が破裂したような家を見ました。割れているのではなく、丸くそこだけ穴があいたように塗装面が剥がれモルタルが露出している状態です。
この症状の原因は判りません。もしかしたら職人の作業による差かもしれませんが、(空気が入っていたとか・・・)そうだとしたら、人によって保ちや精度が大きく変わってしまう。といった事になります。
建てる際に関わった職人さんの良し悪しなど、施主には判断できません。
また建築会社も、職人に悪い人はいません、としか言いませんよね。
ですが職人の仕事内容の差により不具合が出ても責任はしてもらえないと思うのです。何しろ建材メーカーが保証をうたってませんから、そうした事があっても、経年での変形や劣化、などと言われてしまうのではないでしょうか。
こうして気にする点を、神経質、とありますが、気にして当然の事と思います。
何しろ数千万円もする買い物です。その支払いに何十年も掛かって買うという物に神経を使わない、という考えの方がおかしいと思います。
素人だからと、建築会社や職人まかせにするのではなく、自分で調べてしつこく質疑を行い疑問点に納得を得る、そうした態度の施主を、しつこいとか神経質、と考えている建築業者や職人に頼みたいと思うでしょうか?
頼みたいとは思いませんよね。
方法など納得の出来る説明をしてもらってこそ、施主に安心がうまれ作業をまかせられると考えています。
買う側の施主の話を素人意見としてうやむやにされてしまうのではないか?といった不安の残る工法や建材を使う、といった事を安易に容認する事はやはり受け入れ難いです。
なので塗り壁を選ぶのであれば、不安な点が多少でも軽減される通気層がある工法が良いと思うのですが、今までの色々な方の意見を読んでスレ主さんはどうするのか、といった事なのでしょう。
現場監督さん、106です。うちは意匠性の観点から少し値ははりましたがコテ塗りにしました。実は今子供夫婦の家を同じHMで契約して打ち合わせ中です。同じくコテ塗りにする予定ですが、ジョリパットではなく大壁工法にエスケー化研のベルアートMOです。今は関西がジョリパット、関東はベルアートを標準にしているそうです。このHMではモルタル下地はやっていませんのでどの道大壁にするしかないのですが、参考のため大壁を勧めない理由をお聞かせください。またジョリパットとベルアートの比較などもご存知の点があればお教えください。
ついでですが、ベルアートもただのベルアート、ベルアートSi、弾性ベルアートとあり、ベルアートMOというのがどれに相当するのかといった点を営業に確認中ですが、まだ返事がありません。ベルアートMOの特徴とかをご存知の方いないでしょうか。