契約済みです。
構造欠陥問題・建築確認申請取り消し問題ですが、
建物の発注者である大京がどうこうというより、
施工者・設計者・設計監理者の問題かと思っています。
※建築基準法上、法適合性の責任は設計者である一級建築士となっています。
また、特に、今回の構造問題は、
現在建設業法で禁止されている一括丸投げ請負がされており、
設計者による設計監理・施工者による現場管理が行き届いていなかったと推察できます。
翻って、今回の設計者は設計監理にうるさいと業界では有名な日建設計ハウジングなので、ずさんな設計監理はされないと考えます。
むしろ、このような風評を打開すべく、
大京より設計者・監理者・施工者に、厳密な構造管理(かぶり厚さ・鉄筋本数管理・強度管理)を指示されることは容易に推察できます。
また、工期も長いことから、突貫工事のずさんな施工管理になるとは思えません。
雨降って地固まると言います。
躯体工事開始前に、このような事態になることは、契約した我々にとって、
ある意味プラス材料になると思います。
ただし、このような事件が起きた以上、大京は躯体工事の現場見学は実施して、
現場管理状況を見せて我々を安心させて頂きたいものです。
また、東日本大震災で問題となった内装材の耐震性(天井の落下など)
設備の耐震性についての対策の方がよっぽど重要で、
内装工事中の対応状況も見てみたいものです。