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3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
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「家具固定」と言うのは、家具を固定する方法があるのかと言うことですか?
もしくは、家具を固定する金物とか部材があるのかと言うことですか?
長周期地震動に関しては、おそらく同じ建物でも、階数が違ったり部屋の位置が違うと揺れ方が変るのではないかと思います。
基本的にはゆっくりとした揺れになるはずですが、同じ幅で揺れるにしても、揺れる速度・加速・減速の度合いなどがどうなるのかが変ってくると思います。
転倒防止ではなく、単に固定したのであれば方法はありますが、どれだけ有効なのかは不明です。
単に家具を固定したくて簡単に済ませたいのなら、家具の背板からボードアンカーを用いて何箇所も止める方法があります。
ボードアンカーでしたら、下地のスタッド(軽量鉄骨)が無くても止めることができます。
ただ、それほど強くありませんので、何本も止める必要があります。
床が二重床であるのなら、床にL字金物を固定して家具の巾木部分に固定する方法もあります。
ただ、どちらも金物やビス頭が見えてしまいますので、気になる場合、何かで隠すようにしたほうが良いでしょう。
他にも考えられますが、このふたつが費用も掛からずに行えるのではないかと思います。
ただし、家具を買い換えたり移動する時には、固定したビス穴が残りますので、各々の処理が必要になります。
長周期地震に対応できる家具固定は有りますか?
高層階が危険なのは、家具固定できないからですよね。
家具により下敷きになったり怪我するから危険なんですよね。
ブランコ状態に耐えられる家具固定はないよね
自分の部屋の家具でなく隣部屋の家具が乾湿壁をつき破り襲ってくる
乾湿壁もコンクリートの壁もアンカーは深さに係わらず管理組合への許可申請が必要です。
ドリル音をさせて「うちは構造に傷つけません」ではすまない
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高層階といっても、長周期地震動の地域別に違う周期によりますので、何階だとかは言えないと思います。
東京23区内であれば、どうやら100m以上の高さの建物の最上階に近い階が危険なようですが、実際にはどうなるのか誰にもわからないのではないでしょうか。
確かに船が大きく揺れるような状態になると言われていますので、家具が倒れたり滑ったりして人に危害を加えることになりますね。
テーブルや椅子、ソファーもですが、冷蔵庫やテレビ洗濯機なども対象になるのかも知れませんね。
安全を最優先に考えるのであれば、壁に沿って並べる大きな家具は、前述の方法などで床と壁に固定するか、工務店か大工さんに頼んで、家具の上から天井までの間に垂れ壁を作ってもらい固定する方法も可能ですよ。
更に、扉や引き出しが出ないように常に市販のストッパーなどを付けておけば良いのではないでしょうか。
しかし、テーブルや椅子・ソファーなどに関しては、いくら安全第一とは言え固定するのはどうかと思います。
可能なら、地震速報などもありますので、一部屋だけ家具をしっかり固定した安全な部屋を作り、その部屋に避難するようにしては如何でしょう?
長周期地震で家具固定はできない
高層階は家具被害を想定して生活する覚悟が必要でOKね
【一部テキストを削除しました。 管理担当】
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「長周期地震で家具固定はできない 」と書かれましたが、私には何度読んでも意味がわかりません。
なにを言いたいのか教えてもらえませんでしょうか?
>長周期地震で家具固定はできない
意味がわからないなぁ。
地震の揺れの種類と、家具の固定などは別次元の話。
また、長周期地震動は普通の地震の揺れより、周期が長い=ゆっくりとした揺れ です。
普通の地震の揺れでも、高層になるほどに揺れが吸収されるので、低中層のほうが家具の倒壊リスクは高いと思う。
スレ主さんの意図とはずいぶんかけ離れた方向へ話が進んでますね。
完全放置状態ですね。
上層部の横揺れの激しさは何度も3月11日映像で見てるよ。
中層階で折れるかと思いました。タワーマンション住民の震災後の部屋の様子は家具固定が全く期待できないと見えました。
長周期地震は高層になる程、揺れがおおきくなる
高層の揺れがないとの暴言に騙されるな
YouTubeにて確認できる
どうも、何の根拠も無いことを、揚げ足を取ったかのように書きなぐっていますね。
何度読んでも何を言いたいのかが全くわからないし、質問をしても無視して別のことを書きなぐるだけなのですね。
これではどうしようもありませんので、削除依頼をし、更に、このスレッドに書いてもらいたくない意向を伝えるしか方法はないですね。
賛同して頂けるのなら、他のかたもお願いします。
スレ主さんの意向のように、有意義なスレッドにしたいと思います。
管理会社管理組合理事会の掲示板で、住宅性能検査合格マンションが、震度5弱で修繕箇所が発生した新築マンションが、管理会社のフロントによる瑕疵担保対象外の判断により管理組合員の支払い修繕になるか?との記述あり
フロントに瑕疵担保対象外となる根拠を会社名にて回答文書を提出するようにもとめているが無視されているようだ
大金はたいてマンションを買うべきではないのか?
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一般に瑕疵担保責任には次のような内容の文章が含まれています。
勿論、全てではありません。意図的に除外することも可能です。
大地震などの天災地変により生じた損害については免責される。
これは、集合住宅でも一戸建て住宅でも同じです。
ところで、何処がどのように壊れたのでしょうか?
その内容にもよります。
地震により不同沈下が起きたので訴えたら認められたと言うことがあったと思います。
そして、この話が「大金はたいてマンションを買うべきではないのか?」とは関係しないと思います。
マンションよりも一戸建ての方が大金の場合が多いですし、瑕疵担保責任については同じ扱いだからです。
99です。
上の98の書き込みに間違いがありましたので訂正します。
宛先を「93」と書きましたが「98」の間違いでした。
住宅性能検査は震度7までは保障ですよね。
となると、大地震は震度7弱以上だと判断しませんか?
アドバイザーであるはずの管理会社が瑕疵担保対象にならないとの説明責任を果たさずに、管理費の使用を迫るのは確かに解せませんね。
管理会社の工事受注稼ぎかも?
101
すいません、私の記憶違いです。
震度の設定はすっかり忘れていました。
震度7までですと、明らかにおかしいですね。
そう言えば、地震保険も未加入なのでしょうか?
出遅れてすみません。
>>97
建築・土木とはかけ離れた『(柱が)折れる』とかの事は、あまりにも素人としても知識が無い現れだと思います。
しかも情報の一つも無く文句だけ書いている投稿が見られる。
これでは、専門の方のフォローが来なくなりコメントを遠慮してしまう。
そして『匿名掲示板』と言う事ですが、同一人物であるのを特定出来ない事を良いことに愉快投稿をしたりする。これは、2chと一緒ですね。
さて、超高層住宅の隣接戸との乾式壁。
単純に構造を支えていないので、耐火性能と防音性能を満足させるための壁との事でしょうか。
そうすると、大きな地震時に構造躯体が変形するので、この乾式壁はその変形についていけず、一部分のみ損傷することになるのでしょうか?
近年の物件の玄関のドアはこの変形に追従し、ドアが開けられなくなるのを防いでいるそうですが。
また、クローゼットなども耐震ラッチが付いていますし。
Eディフエンスの新たな加震実験が始まるそうです。
http://www.bosai.go.jp/news/press_release/20110802_01.pdf
結果とその動画がどうなるか見物かも知れません。
スレ主さん
原発の安全対策で浮き彫りになったように、少数派なので日の目を見ていないが理論展開がとても適切であるものとか、単に、今の建物などが売れなくなるような不利なことを示す理論などは、握りつぶされたりしているのでしょう。
これまで私利私欲を満足させるために権力で捻じ曲げられてきたものを、この機会に根底から覆したいですね。
今は常識として押し付けられたことでも、本当は違うと知っている人が少数ですが存在しているのですから、それに幾つかの本当のこと、日本で起こった最大の地震や津波などが隠蔽されていたことも明らかになりましたので、同じことを繰り返さないようにしないよう明らかにしないといけないのです。
倒壊しないレベルということ。あらゆる修繕は住人でしょう。耐震基準2以上のマンションが望ましいがほとんど耐震基準1で設計施工されています。戸立てはほとんど耐震基準3になって来ました。マンションはグレーです。積水ハウスも戸立ては耐震基準3でありマンションは1が多い。10階前後のマンションでした。
どこが危険地域かはわかってきたので、今後は危険回避策と事後のリカバリーについて議論がほしいですね。
仕切ってごめんなさい。
個人的に不安が大きい東京23区に関してですが、隅田川と江戸川周辺で予想されている液状化が、関東大震災の時と比べますと、軽い木造の建物ではなく、高層・超高層も含めた支持杭で持たせている重量が桁違いに重い建物にどれほどまでの悪影響を与えるのかが心配です。
支持層のズレも発生するでしょう、それに加え、液状化により周囲の地面が緩くなると建物は支持杭だけに全荷重を委ねることになります。
そうなりますと、両方の影響が重なりますので、良く使われる表現をするなら、足し算が掛け算になるのかわかりませんが、悪影響となって出るのは間違いないでしょう。
これを回避するには、単純に底面積を広くし、広範囲に支持杭を打ち、更には高層化は断念するか、ピラミッドのような高くなるほどに細くなる建物が安全になるのは明らかだと思います。
しかし、そうなると、コストパフォーマンスは低くなり、高額なマンションや高額な賃貸料のテナントビルになりますね。
後、現実的ではありませんが、ブロック毎に建物の基礎部分を連結させるなどの考えに似たような対抗策などが出てくるのではないかと思います。
今からなら、技術も進んでいますので、建て替え時点で対策することは可能ですが、周囲の建物がどうなるのかがわかりませんし、周囲の影響が出るのかどうかも未知数ですが、単独でも行うべきでしょう。
色々なことが絡み合っていますので、非常に難しい問題です。
海洋開発研究機構から、興味深い日本海溝の断層の動画が挙がったそうです。
http://www.jamstec.go.jp/j/jamstec_news/20110816/?jn
まるで、大昔のSF邦画の『日本沈没』で田所博士が吠える様なシーンみたいですね。
JAMSTECのプレスリリースをもう少し早く知っていた方が良かったと思います。
しんかい6500による日本海溝の調査は、7/28発表、7/30に出港したようです。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20110728/
まさに『日本沈没』を知で行く様な調査ですね。
と、言うより逆に深海潜水艇は『日本沈没』以前に存在していた物ですし、故小松左京氏がアレンジしたとは思っていますけど。
高層住宅管理業協会が公表した、東北6県における東日本大震災マンション被災調査データ(旧耐震・新耐震マンション:調査対象1642棟)によれば、
・大破0棟(0%)
・中破26棟(1.6%)
・小破283棟(17.2%)
だそうです。
なおこの調査では、「大破」とは倒壊および建て替えが必要な致命的な被害、「中破」とは大規模な補強・補修が必要になる被害、「小破」とはタイル剥離やひび割れなどの補修が必要な被害を指しています。
震度の割に意外と被害が少ないんですなぁ。
津波さえ無ければ今頃は3/11の地震の事など忘れ去られていたレベルではないでしょうか。
>>114さん。
貴重な情報を有り難うございます。
3/11以降も中規模以上の地震(震度4+以上。4月の最大余震も含む)が発生していて、建物の繰り返し変形疲労が予想されるにもかかわらず、致命的な損傷は少ない事は注目されますね。
中破程度と言うのは、被りコンクリートの剥落と鉄筋が露出する程度(主筋内側ののコンクリートは破壊されていない)の損傷と言う所でしょうか?
東北新幹線の構造物の単柱式の橋脚が、かぶりコンクリートの剥落と主筋が剥き出して主筋の内側のコンクリートも少し破砕して段落とし状になっている損傷、コンクリート製電化柱の折損傾き損傷等を鑑みると、住宅としてはかなりの耐震性を発揮した事になりますね。
東北地方は住宅も含め積雪の荷重も考慮されているので、耐震性は一段高いと言う事になるのでしょうか?
別の方面では、昔ながらの木造建築で岩手・宮城内陸部地震において耐震性を発揮している事です。
これは冬季の積雪に伴う屋根に対する荷重も考慮する昔の人ながらの知恵もあるのでしょうか?
免震でもきょうしんでより揺れる可能性があるようだ。50階建てなら5メエトル。10階建て以下でないと危険かも。
>>115の投稿後、またまた建築・土木の知識がまるで無い人の投稿が見られます。
しかるべく対応を申請していますが、無視ししてコメントを避けた方が良いです。
情報の質を一気に低レベルにしないためにも。
>>114
都内23区の新築2年以内のマンションでひび割れやタイル剥がれがあったのは
震災が原因ではなく起因であり、原因は施工不良だと言うことだね
ゼネコンは瑕疵担保責任を逃れた上に儲け、管理会社は工事仲介料で儲けられて地震万歳なんだろうよ
積雪対策は積雪の重量による倒壊を防ぐことが目的なので、地震の揺れに対する補強とは直接結びつかないのではないかと思います。
ただ、東北では過去何度か大きな地震を経験しているので、古い木造建築でも耐震性を多少気にして強度の高い建築や構造を意識していると思います。
まあ結果的に柱が太くなるので、耐震構造的な強度は若干程度増加すると思います。
>>118
外壁タイルの剥落は接着不良による施工不良でありますね。
コンクリートのひび割れはコンクリートの打設時の施工不良と言う所でしょうか?
ところで以前、本来の主筋の本数が足りなくて問題になった千葉の超高層住宅。
情報商材を売るような不動産業者はこれを耐震偽装と言っていた。
これはあきらかに間違いで、耐震偽装と言うのは設計上の事で主筋の本数が本来より足りないと言う事は『施工ミス』であり耐震偽装ではありませんね。そんな事も知らない建築物を売るプロとして知識の足り無さに何だかなーと思ったこともあります。
それにしても現場監督は設計図書を見ていたはずで何を監督していたんだろーと。
施工ミスと言うと、施工中の北陸新幹線の北陸自動車道を斜めに跨る誇道橋である所のRC橋脚の形状がちょっと不自然で橋桁と橋脚は別々の発注で施工ミスの可能性があるかも? と聞いたことも。
埋立地の多い湾岸エリアからは早く脱出した方がいいということはわかりました。
商社は湾岸エリアの住宅開発を進めるそうだよ
またまた、情報の質を低下させる煽りと嫌がらせの投稿が見られます。
それに乗らないようお願いします。
>>119
>>古い木造建築でも耐震性を多少気にして強度の高い建築や構造を意識していると思います。
歴史的建築であれば、樹齢の高い大木が採れたこともあると思いますけど。
現在の木造建築だと樹齢の高い大木の採取は難しいと思いますし。
また、本日も福島県沖でM6.8の震度5-の地震がありましたね。
こう、何回も中規模クラスの地震が繰り返されるって事は、ラーメン構造のRC造の建築は繰り返し変形をする事で建物は段々疲労してきているのでは? と思うのですが、この辺は如何でしょうか?
先日、住んでる築8年の湾岸タワマンで、ゼネ、設計、EV、販社合同で、東日本大震災の影響の説明会があった。
近所で取れた地震波データの開示があったんだが、長周期成分でも中越・中越沖よりは大きかった。
短周期の加速度では130から150ガル程度だったとのこと。
層間変形は、今回は1/300と推定されるらしい。制震が入っているので、建物の設計上は1/120に抑えられているが、大破壊までの余裕はさらに1.5倍くらいあるようだ。制震装置(鋼板)も全基検査したところ、一部錆止め塗装の剥離があるが、見栄え以外は問題ないという報告。
躯体のプレキャスト接合部分等に見られるクラックは、表層モルタルのみという話。
ちなみに、今回揺れが大きかったのは中間階(佃でやられた公社タワーも同じ)だったそうだ。
EVは、一部のカゴの停止位置の関係でロープが共振し、停止階感知板に絡まって壊れたため、交換するのに2日かかった。これは昇降路内の突起物の被覆工事を推奨されたが、なんでも2009年頃の法改正で新規物件には義務化されている由。
総合的に見て、3.11の3倍くらいの揺れ幅なら構造に殆ど影響はなさそうだった。東南海系3連動でどの位かはわからないが、層間変形1/300でも、かなりの住戸で間仕切りや戸境壁の壁紙の亀裂等があったので、その辺の被害は覚悟しておきたい。(家具固定は大前提で)
>>125
湾岸エリアから脱出した方が良いと言う極めてレベルの低すぎる投稿がありますが、これは聞き流して下さい。
ガルの加速度すら理解していないと推測されますので。
さて、超高層住宅の長周期地震に伴う非常に詳細な専門的な情報を有り難うございます。
『層間変形』の専門用語は、まだ聞き慣れていないので素人としても少しずつ覚えていこうと思っていますので、ご指導をお願いします。
制震装置は殆ど問題が無かったとの事。
柱・梁の主要構造耐力部は相当頑丈でビクともしないようですね。
法改正全のEVの耐震性は、今後の課題と言った所でしょうか?
東南海三連動ですと311時のM9.0を超えるかどうかは、フィリピン海プレートの潜り込み次第と言う所でしょうか?
それにしても、311の超巨大連動型地震の主因になった太平洋プレートのデカさも凄いです。
※参照URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Plat...
こちらも家具の転倒防止対策は、311以降はさらに徹底しました。
転倒防止棒を装着していない家具は見事に転倒、転倒防止金具の装着を怠った大型液晶TVは滑り落ちて転倒した苦い経験もありますので。
それにしてもRC造ラーメン構造の建築は、良くたわむんですね。
湾岸エリアから脱出した方が良いでしょう。
単純に考えてもそうです。
『層間変形』
ある程度調べてみました。
その結果、超高層ビルの様にS造は良くたわむために層間変形の影響が大きく主に内装の損傷が起きるようですね。
対して超高層住宅に主に使われる粘り強いRC造はS造よりたわみにくい為、RCの耐力壁以外の耐火・防音戸境壁はその変形により損傷はある程度するって所でしょうか?
説明会で使っていた層間変形は、各階のスラブの水平移動と階高との比の意味でした。
1/300というのは、階高3メートルなら1センチで、通常のRCだと1/100ぐらいが設計上の必要量らしいです。
「これで揺れる地震が3回来ても大丈夫なことは実験済です」と言っていました。制震鋼板も設計上限で数千回力を加える試験でも劣化しないことを確認済だそうです。
ごくごく単純に100メートルの地上高で累積させると、片側1メートル、往復2メートルの揺れ幅ということになりますかね。
私自身は、3.11のときは4x階に居ましたが、感覚的には肩幅ぐらいの揺れだったと思います。
説明によると、躯体以外の外壁に使われている軽量コンクリート板は、緩衝材を噛ませてあるので損傷は抑えられるそうです(ただし建物による)。しかし戸境壁や間仕切り壁はそこまでしておらず、四角い石膏ボードの上辺・底辺が梁の移動に引きずられて別方向に水平移動することで、隣のボードとの境目が長辺方向にズレて壁紙が断裂したり、隅の部分が圧壊することがあるようです。
現実問題として、今回程度の揺れでも、遮音性能が低下した住戸(とすると防火性能も?)もあるようです。
本番の時には、予想外に延焼するということもあるかも知れないですね。
>>129
※超高層住宅を語るに辺り、建築・土木に対する無知識な湾岸の一つの地帯だけで煽る投稿は無視して下さい。
なるほど詳細な情報を有り難うございました。
梁と柱の接合部で特に角になっている部分では、構造躯体を支えていないプレキャスト・コンクリート製の壁とか防音・防火性能を満足した簡易耐火壁は、その角に圧壊が出て損傷し隙間が出来るって事ですね。
そこから火災時の煙が漏れてくると、一酸化炭素中毒の恐れも出てきますし。
それにしても、コンクリートはセメント・水・粗石・フライアッシュなどの他の骨材を混ぜて構成する合成材料なのでそれ自体は脆いが圧縮力に強く引っ張りに弱い、だから引っ張りに対する抵抗力をつけるために鉄筋を入れている。
それにしては超高層RC建築は超高層S造よりたわみにくいとは言え、多少たわみは避けられず、それでも大きな損傷はないと言うのはビクともしない事の証明ですね。
中にはRCのスーパーウォールで耐力壁を持つ超高層RC造建築もあるようですし。
スカイツリーは古来の五重塔のの古代の人の知恵による樹齢の極めて高い大木を利用した心柱を使っていたのを見習い、RCの巨大な心柱になっているようですし。
今後の課題は、構造耐力をを持たない戸境耐火壁の四隅の損傷防止とかの技術開発が進むのを期待される事でしょうか?
この戸境耐火壁は、長期修繕費の出資に許される限り交換も可能か? と推測しています。
明日の地震、みなさんのマンションは大丈夫ですか?
直下の阪神大地震で持ちこたえた物件は大丈夫でしょう。手抜きがないと考えられる新築物件が最も安心なのも確かでしょう。