- 掲示板
3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
説明会で使っていた層間変形は、各階のスラブの水平移動と階高との比の意味でした。
1/300というのは、階高3メートルなら1センチで、通常のRCだと1/100ぐらいが設計上の必要量らしいです。
「これで揺れる地震が3回来ても大丈夫なことは実験済です」と言っていました。制震鋼板も設計上限で数千回力を加える試験でも劣化しないことを確認済だそうです。
ごくごく単純に100メートルの地上高で累積させると、片側1メートル、往復2メートルの揺れ幅ということになりますかね。
私自身は、3.11のときは4x階に居ましたが、感覚的には肩幅ぐらいの揺れだったと思います。
説明によると、躯体以外の外壁に使われている軽量コンクリート板は、緩衝材を噛ませてあるので損傷は抑えられるそうです(ただし建物による)。しかし戸境壁や間仕切り壁はそこまでしておらず、四角い石膏ボードの上辺・底辺が梁の移動に引きずられて別方向に水平移動することで、隣のボードとの境目が長辺方向にズレて壁紙が断裂したり、隅の部分が圧壊することがあるようです。
現実問題として、今回程度の揺れでも、遮音性能が低下した住戸(とすると防火性能も?)もあるようです。
本番の時には、予想外に延焼するということもあるかも知れないですね。
>>129
※超高層住宅を語るに辺り、建築・土木に対する無知識な湾岸の一つの地帯だけで煽る投稿は無視して下さい。
なるほど詳細な情報を有り難うございました。
梁と柱の接合部で特に角になっている部分では、構造躯体を支えていないプレキャスト・コンクリート製の壁とか防音・防火性能を満足した簡易耐火壁は、その角に圧壊が出て損傷し隙間が出来るって事ですね。
そこから火災時の煙が漏れてくると、一酸化炭素中毒の恐れも出てきますし。
それにしても、コンクリートはセメント・水・粗石・フライアッシュなどの他の骨材を混ぜて構成する合成材料なのでそれ自体は脆いが圧縮力に強く引っ張りに弱い、だから引っ張りに対する抵抗力をつけるために鉄筋を入れている。
それにしては超高層RC建築は超高層S造よりたわみにくいとは言え、多少たわみは避けられず、それでも大きな損傷はないと言うのはビクともしない事の証明ですね。
中にはRCのスーパーウォールで耐力壁を持つ超高層RC造建築もあるようですし。
スカイツリーは古来の五重塔のの古代の人の知恵による樹齢の極めて高い大木を利用した心柱を使っていたのを見習い、RCの巨大な心柱になっているようですし。
今後の課題は、構造耐力をを持たない戸境耐火壁の四隅の損傷防止とかの技術開発が進むのを期待される事でしょうか?
この戸境耐火壁は、長期修繕費の出資に許される限り交換も可能か? と推測しています。
明日の地震、みなさんのマンションは大丈夫ですか?
直下の阪神大地震で持ちこたえた物件は大丈夫でしょう。手抜きがないと考えられる新築物件が最も安心なのも確かでしょう。
>>135
『手抜き』と言うと、設計が良心的で手抜きがないか(姉歯の事件は確信犯的に手抜きした様だが)、施工としては設計通り丁寧に施工されたか、だと思うので難しい問題もあると思います。
一般建築物よりも土木構造物は設計も施工も厳しい筈の阪神高速の倒壊や山陽新幹線の高架橋のコンクリートに木片混入、さらにはトンネル内のコールドジョイントなどもありますので何だかなーと。
市川のタワーは設計としては良心的である、しかし施工としては現場監督が何を監督していたのか? と鉄筋本数のミスである施工ミス(この場合は耐震偽装とは言わないようです。)もありましたし。
スレ主さん、これは無責任な噂と言うレベルのことであることを前提に書きますので、無視してもらってかまわないのですが、市川タワーの鉄筋が少ないと言うことの発覚以前、基礎まで遡って建物には余り影響のない範囲で鉄筋が省略されたいたとか。
だから建物が危ないということではないのですが、そのようなことを無責任に言う人もいるようです。
自分が一番無責任では?
>>137
基礎の鉄筋まで本数を省略されていたらしいのですか?
これは流石に知りませんでした。フォロー有り難うございます。
逆に言うと設計上は過剰に余裕を持った設計と言う所でしょうか?
例えば山陽新幹線の過剰な高さにある駅舎とか何重にも中間梁をつけてぶっとい柱とか。
あれは設計者の趣味だとかも聞いたことがあります。
但し、実際の施工となると…当時は政府の号令と供に突貫工事故にコンクリートに使う骨材の川砂が不足しており、塩分の多い海砂を代用して使った。それで、結果的にコンクリートの中性化が予想以上に速く、東海道新幹線より耐用年数が短いとした旧国鉄幹部の発表もあった様ですし。
ちなみに市川のタワーを施工したスーパーゼネコンは、東海道新幹線も手がけており旧鉄道建設公団の青函隧道も手がけた実績もありますし。
スレ主さん、やはり同じ様なことをご存知なのですね。
そこまで詳しくご存知であれば誤解なく受け止めてもらえそうですので書き足します。
おそらく何らかの意図があるのでしょう。
設計と構造計算で余分にして、施工では適正に修正し、その差は・・・。
そうなると建物には何の問題もないどころか、見掛けのサイズはオーバークオリティーですので、圧縮方向に関しては強いので悪影響はまず出ないでしょう。
出るとすれば、いつ来るかわからないと言われている東海大地震などででしょうが、おそらく、それが起こったとしても誰にもわからないのでは無いでしょうか。
とにかく、根も葉もない噂話ですが、市川タワーで鉄筋の本数が少ないのに、慌てず何事もなかったかのように収まったことを考えると、まんざら根も葉もないこととは言い切れないと思ったのです。
それが本当なら、建物の強度などのクオリティーは落とさず、と言う非常に巧妙で発覚しても隠蔽しやすい手法ですね。
>>140
私は素人ですが、超専門家の貴重な情報を良く聞いておりました。
オーバークォリティー…なる程そうなんですか。
と、すると旧国鉄を破算に至らせた原因の根源はどこにあるか…140さんも容易に想像できると思います。
さて、東海・東南海・南海の三連動型超巨大地震による超高層建築の被災ですけど、中層階において柱と梁の剪断破壊の損傷はある程度起きるのではないのでしょうか? 無傷とは到底考えられないと思いますけど。
それにしても東北新幹線の高架橋の柱や単柱式橋脚の剪断破壊は、かなりのものを感じます。
被りコンクリートの剥離に主筋内部のコンクリートも若干破砕されて段落としになり主筋が膨れている被災です。
それほど、311の連動型超巨大地震はあまりにも巨大すぎたと言う事でしょうね。
故小松左京氏の『日本沈没』において、日本海溝の巨大な破壊が起きた様に。
この板もマン談に移動をお願いします
どなたかが、対応を依頼していた様です。
ディープな情報交換を阻害する何者かの動きは無視でお願いします。
>137
>スレ主
>>基礎の鉄筋まで本数を省略
こうした不確かで無責任な情報を垂れ流すのはやめていただけませんか。
まず情報ソースを明らかにしてください。
これがあなたの言うディープな情報交換なのでしょうか。
笑わせないで下さい。
自ら何も調べもしないで文句を言うだけの投稿は無視でお願いします。
より建設的に面白く情報交換を引き続きお願いします。
スレ主さん、137を書いた者です。
おそらく144は、かなり確信を突いてしまったので黙っていられなくなり書き込んだのではないでしょうか。
このような妨害が増えることは、確信を突いているからだと考えて良いのではないでしょうか。
外れているのなら、何も言わないでしょう。
本題ですが、確かに三連動型超巨大地震だと、超高層にだけでなく、何が起こるか想像もできませんね。
建物の被害もですが、もしかすると想像を絶する液状化が起こり、更に津波が追い討ちをかけますので、安全だと言われている地下鉄にまで甚大な被害が及び、例えば12階建のビルが6階建にまで飲み込まれるような、まるで小説のようなことが起こるかも知れません。
そうなると、東京の東部分はどうなることやらです。
更に、余震も単独のM7クラスが起こる可能性がありますからね。
東京の地図は大きく変るかも知れませんね。
>>146
東京湾の大津波は誘発性直下型巨大地震だと、東京湾の水深、湾口の形状、海底下の活断層の破壊の規模が311時の日本海溝の南北数百kmに渡る巨大な破壊に比べるとそれほどの大津波は無いとされているようです(最悪でも2~3m?)。
ただ、三連動型+もう一つの四連動型超巨大地震になると太平洋沿岸の大津波がとんでもない事になるのを言われていますね。
ここで、問題は東京湾への津波の入射角度でしょうか?
>>12階建のビルが6階建にまで飲み込まれるような、まるで小説のようなことが起こるかも知れません。
これは、むしろ東京湾岸よりも太平洋沿岸の神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、徳島県、高知県、さらには宮崎県と太平洋が広がっている沿岸部のリスクが大きそうですね。
不幸にも東京湾の大津波の入射角度がマッチングして、波高5m以上となると前述の太平洋沿岸は壊滅してしまうのでは? と。
特に太平洋ベルト地帯の産業が壊滅すると日本の経済活動に大打撃を受けると思うので考えたくないですけど。
それに四連動となると波高20mとか言っていた学者さんが居ましたが、そうなると浜岡原発の原子炉が稼働していたら救いようのない災害になるかも知れませんし。
東京湾の津波は、湾奥では、いろんな論文をみると湾口部分の3から4分の1に高さが減衰するといわれている。江戸・東京の有史以来の実証では確かにそうなんだろうが、それ以前の歴史は良く判らないし、湾奥部に関して江戸時代以前のまともな文献があるのか、調査がされてるのかも良く判らないな。
一番気になるのは、3.11では晴海で1.4mの津波だったが、湾口で5mとか6mあったかというとそうでもない。
周期の特に長い津波だったりすると、予想外に高く(といっても3とか4mだと思うけど)なるかもね。
地下室や地下鉄への浸水はありうるかも知れない。
>>148
>>一番気になるのは、3.11では晴海で1.4mの津波だったが、湾口で5mとか6mあったかというとそうでもない。
ところが、舞浜沖ではTDRを運営するOLCが津波の波高を図ったそうだけど何と0.5mしかなかったとか…。
この晴海との差はナンダロウか?と思いました。
恐らく反射波か遠浅だったことなのか良くわかりませんが、三番瀬の干潮時に干潟が現す時が無くなったとか。
現在、三番瀬の干潮時の干潟は復活しつつあるようです。
でも、3連動+1の超巨大地震の時の太平洋沿岸の大津波のリスクは相当ありそうかも知れませんね。
太平洋沿岸は間違いなく10m級でしょう。
10時からNHKで特集するみたいだから、ひとまずそれを拝見するとしましょう。