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環境に配慮したまちづくりを目指し、江東区が豊洲ふ頭で進める「豊洲グリーン・エコアイランド構想」の全体像が二十四日、明らかになった。東京ガスや東京電力と連携し、新エネルギー施設を整備するほか、宅地の緑化やコミュニティーサイクル(自転車)導入などを計画。二〇一五年度末までに、一部街区の完成を見込んでいる。 (岡村淳司)
豊洲ふ頭は東京都中央卸売市場築地市場(中央区)の移転予定地がある。土壌汚染が問題化しており、イメージアップを図る狙いもある。
構想は約百十ヘクタールが対象。すでに開発業者がオフィスビルなどの建設に着手し、一四年三月に総合病院、十五年四月に小学校がオープンする。新市場は一四年度中に開場予定で、一部街区が完成する一五年度までを始動期と位置付ける。
現地に東京ガスの液化天然ガス基地があることを生かし、配管を流れるガスの圧力差でタービンをまわす同社初の発電システムを導入する。また、太陽光発電施設や地域冷暖房プラントも併せて整備。エリア内の施設に一体的に電力やガスを供給、融通し合うことでエネルギーの利用を最適化する。
東日本大震災を教訓に、企業の情報共有や帰宅困難者対策など、地域ぐるみの防災体制も整える。区まちづくり推進課の水飼和典課長は「豊洲を最先端の低炭素地区モデルにしたい。震災で都市の弱さが明らかになった。環境だけでなく防災機能も充実させる」と話している。
[スレ作成日時]2011-06-25 15:49:47