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前スレ(その29):
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/165018/
それ以前のスレは>>1に記述します。
[スレ作成日時]2011-06-15 14:09:34
前スレ(その29):
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それ以前のスレは>>1に記述します。
[スレ作成日時]2011-06-15 14:09:34
>>26
無知過ぎる。
「債券は何があっても支払われることが約束され、いつでもすぐに売却できる」という前提であり、「100万円を受け取ることができる権利」を持っている者の裏には「100万円を支払う義務」を負った者がいるし、「いつでもすぐに売却できる」とは「いつでもすぐに購入できる」者がいるということ。この前提は特に国債等の場合、現実にほぼ満たされている。しかし、ギリシャの国債は支払いが行われなかったり、債券を適切な価格で売りたくても買い手がいないということが発生している。
債券は「将来」の権利に関する商品なので「不確実性」が存在する。これら将来に対する「不確実性」リスクプレミアムと呼ばれるもの。必ずしも100万円受け取れないかもしれないリスクは信用リスク(デフォルトリスク)、いつでもすぐに売却できないかもしれないリスクは流動性リスク、インフレ率の予想が外れるリスクはインフレリスク。また、財政赤字が拡大し、国債増発が懸念される場合にリスクプレミアムが高まることもある。
これらのリスクの和として要求される上乗せ金利、すなわちリスクプレミアムを考慮に入れて考えると、
名目長期金利=実質長期金利+期待インフレ率+リスクプレミアム
という形になる。普段はリスクプレミアムはそれほど大きくなく、名目長期金利を変動させるのは、期待成長率や期待インフレ率の変動。しかし、例えばインフレ率が激しく変動したり(インフレリスクの高まり)、支払いに不安がもたれたり(デフォルトリスクの高まり)、あるいは財政赤字の拡大による国債増発が懸念されたりすると、リスクプレミアムは拡大し、名目長期金利は上昇する。
日本国債は投資家がこのリスクプレミアムの部分がほとんど無いと見ているから(インフレリスクもデフォルトリスクも流動性リスクも無い)今の価格となり、世界一安全で低金利になる。
意味が分からないと長文だからと無視されるんだろうなー。でも最低このくらい書かないと説明無理だし。