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別スレで話が出たので作る事にしました。
数多い免震システムの中からIAU免震システムを選んだ方の経験談や検討されてる方の情報の場に出来たらと思いますので宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2011-05-31 12:22:09
別スレで話が出たので作る事にしました。
数多い免震システムの中からIAU免震システムを選んだ方の経験談や検討されてる方の情報の場に出来たらと思いますので宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2011-05-31 12:22:09
>>63に続く
「免震の選択」のチェックポイントについて、
これからの説明のために、並べ変えました。
1.免震性能が良い。
2.長周期地震に共振しない。
3.地震後に建物が元に位置に戻る。⇒ 大震災後、建物を戻すために大変なことになる。
4.不同沈下に強い。 ⇒ 不同沈下で基礎が傾くと、建物がずれる免震が多い。
5.強風時に揺れない。
まず、1と2について説明します。
1について、>>66で説明済みです。
2については、今回の大震災では、関東地方は長い時間の長周期地震で大変でした。
まず、1と2とによる免震分類です。
以下、軽量の戸建免震に限っての話で説明します。、
積層ゴム単独では、軽量戸建は免震しないので、以下の2タイプになります。
低摩擦係数材(転がり系免震・すべり系免震)を利用するということです。
1.転がり系免震:摩擦係数=1/100(2/1000~2/100程度)
2.すべり系免震:摩擦係数= 1/10(0.5/10~)
・「転がり系免震」とは、鋼板・ステンレス板の上を、ボール・ローラー等で転がせる方式。
・「すべり系免震」とは、鋼板・ステンレス板の上を、低摩擦材ですべらせる、スライドさせる方式。
ここで、1.2.タイプごとに、長周期地震対応で2タイプの分かれる。
A.非固有周期型免震
B.固有周期型免震 :ゴム型 T=2π√(M/K)、球面型 T=2π√(R/G)
それで、分類すると、4タイプの分かれます。
1.転がり系免震(免震性能良い)
1A:転がり系非固有周期型免震 長周期地震に共振しない
1B:転がり系固有周期型免震 長周期地震に共振
2.すべり系免震(免震性能悪い)
2A:すべり系非固有周期型免震 長周期地震に共振しない
2B:すべり系固有周期型免震 長周期地震に共振
現状の(合法の)免震は、この分類で整理できます(エア断震も単に摩擦係数だけの話です)。
ただ、非固有周期型免震は、まだほとんどありませんが、
IAU免震は、非固有周期型の免震です。
IAU免震は、1Aで、免震性能良く、長周期地震に共振しない
ということです。