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購入を希望するマンションがアンボンド工法で、評価が良いので安心
していたところ、先日建築士(結構著名な)の先生に、アンボンドは時
代遅れ、長谷工がよく使っていたが遮音性に劣る(特に重量衝撃音)
ことがわかりここ3〜4年は使われなくなってきたとのこと。
ほんとかなぁ、詳しい方評価のほどは?気になって購入を躊躇して
います。
[スレ作成日時]2004-07-11 00:05:00
購入を希望するマンションがアンボンド工法で、評価が良いので安心
していたところ、先日建築士(結構著名な)の先生に、アンボンドは時
代遅れ、長谷工がよく使っていたが遮音性に劣る(特に重量衝撃音)
ことがわかりここ3〜4年は使われなくなってきたとのこと。
ほんとかなぁ、詳しい方評価のほどは?気になって購入を躊躇して
います。
[スレ作成日時]2004-07-11 00:05:00
住宅性能評価ではアンボンドスラブは厚さ・密度が一定という条件で
音環境については単板スラブと同じ評価をするそうです。ただ、小梁
がないことで梁間が広くなりますから、結果的に重量衝撃音に対する
遮音性能が低下しやすいと言えます。
>>アンボンドの場合梁がないので振動に弱いって言うんですよね
と言うことは、建築士(結構著名な)の先生は、小梁があるマンションが最近多いと
いうことなんでしょうか?
正確には27平米毎に梁があると理想的という言い方でしたから、
75平米として2本ですから、通常のマンションなら、普通にある
本数ですよね。
大学先生は、シュミレーションしかしないので、理論上は
単板スラブと同じ評価が可能らしいのですが、実際には
そうではなくて、特に子どもの飛び跳ねや歩行等で、長
谷工の物件でずいぶん問題が出たとの言い方でした。
ボイドスラブは良くないと聞きますが、アンボンドは悪くないと思いますが。
アンボンド工法がどうのと言うことではなく、70平米の面積で一本も梁が
ないのは、構造上不安定だとのお話を建築士の方がおっしゃってました。
24〜27平米毎に梁は必要だそうです。梁の役目は床板の振動を抑える
こととヒビを止めることだそうです。梁がないと20年もするとスラブがたわ
んでします可能性があるとのこと。
1本も梁の無いスラブでも、ちゃんとした設計をして構造的にOKならばよいのでは?
これまで、梁の付いたスラブの設計は、単純化・簡略化して設計しています。
ある意味、「いいかげん」な設計です。
現在は、>>09さんのいう20年後のような将来のスラブのたわみもきちんと予測され、その予測値が許容値にはいっているかどうかでスラブの強さが決まっています。
小梁付きスラブは、得てして「薄い&弱い」スラブですが、スラブは本来「厚く&強く」あるべきです。
ボイドスラブ等の新しいスラブは、厚く&強いスラブを実現するために、スラブ中をくり貫いて「軽く」したものです。
スラブの強さを確保しながら出来る限り重さを軽くする技術です。
強いスラブは、梁の付いたスラブより振動しません。
=重量遮音性がよいということです。
アンボンドはやめておいた方がいいよ。
本スレ「アンボンドスラブ工法の是非」
について再度注目すべきではなかろうか?
本当に確立された技術なの?それとも机上の・・?
ほじくりかえしてすみません。
>14
小梁がない大型床版はやはり振動が大きく重量衝撃音には弱いんでしょうねえ。私は、この点はある程度割り切って、アンボンド工法のマンションを購入した者です。ただPC鋼線の現場での施工管理の難しさは心配していたところへ、三重の三交マンション(鴻池施工)は心配に追い討ちをかけるものでした。
まあ、あまり一般的に普及している工法ではないだけに、いつも採用している慣れたデベ、請負者ならそれなりの品質を期待してもよいとは思っているんですが・・・。
実績期間をどのように考えるかは難しいところですね。
高耐久コンクリートだって、制震免震だって、
普及段階に入ったのはせいぜい20年程度のことでしょうから。
たしかにそうですね。
素人のぼくがちょっと気になったのは小梁が無く、クラック等を止められないって事と、先にも書いた長周期の揺れに対して、考慮した設計になっているのかという事です。ここに住んで何度か、遠方で起こった地震を経験しましたが、ある種の揺れに対しては実際の震度より非常に大きな揺れを感じたからです。なんかのTVでどこぞの橋が風に吹かれてひっくりかえる映像をみたことがありますが、その様な危険性を孕んでいないのか、設計に考慮されているのかが、ちょっとだけ心配になりました。
また、先のどこぞのマンションの様に施工管理が難しい程のものであれば、経年劣化により同じような傾向がゆっくりと進行しないのか...。
まっ!いまさらですが。
アンボンドのマンション(よく言う長谷工仕様)に住んでいますが、確かに重量衝撃音には弱いと思います。子供が走る音はものすごく聞こえますから。
ただし、初めての分譲マンションなので他の工法との比較ができません。
三菱のマンションでも上階の音に悩まされているといったレスがどこかのスレにも書かれていたので、結局は「子供が走れば聞こえる」のが普通なのかもしれませんね。
戸建て住宅の地下室の天井部をアンボンドで施工したいという依頼を受けている者ですが、聞くところによると業者が限られているらしいです。
どなたか業者を教えていただけませんか。
アンポンドとボイドスラブと中空スラブは違う工法のですよ。
(昔ちょっとかじっただけなので勘違いも混じっているかもしれませんが)アンボンドは梁の換わりにPC鋼線でつっているし、ボイドスラブはコンクリートの間に発泡スチロールみたいな物を入れる・中空スラブはパイプを通すことで、それぞれ厚さをだしながら軽くすることで梁を無くしてる工法です。
それぞれ、音に対する特徴は違うはずです。
中空スラブに関しては、確かに音に関しての話を聞いたことがあります。
その時に「(二重床での)太鼓音現象みたいなものなのかぁ…」と思ったのですが。
私も聞きかじりなので、詳しい人がいたら、それぞれについて解説して頂けると…。
アンボンド工法がどんなものか知らないけれども、書き込みから類推するに鋼線を張りそこにコンクリートを流し込んで現場打ちするということではないかな?
ほんとにちょっとかじった事あるのかな?
「PC鋼線で吊っているようなものです」とかいうイメージ説明をそのまま形だと思っているような…
(唐突にPCとつけるということからコンクリは現場打ちメインという類推です。鋼線をプレキャストでなく現場で作るなんてないから)
これだけだとアンボンドは強靭なスラブを作る(=厚くする事なくスパンを長く取れる)ことになるのでコンクリートのほうにも何らかの工夫がなされているのでしょうけれど。
中空スラブはボイドスラブも含む、中に空間のあるスラブを総じて表すものでは?(反対は中実とか)
タワーマンション等増えてから、採用されるスラブの種類が商品名のごとく増えて(何らかの改善を加えれば新しくスラブを名乗る事もできますから)よく分からないです。
でき始めはボイドスラブだって太鼓現象や水溜の問題がありそれが改善されました。
2重床も今模索中です。
過去の問題点は現在の問題点ではありませんし、現在の問題点は将来改善されているでしょう。
知人より、居住するマンションがどうもおかしいので見て欲しいと依頼された浅学の建築士です。
症状は天井からパラパラやらドン又はミシ!という音が頻繁にあり、電気系統にも接触不良等があるとの事。
当初、オーナーの体調等による思い込みと感じておりましたが、ふと浴室の天井裏を覗いていると、天井裏に白い破片が多く点在。何かと思い触って見ると、粉々に。さらに上のスラブコンクリートに指を触れると、サラサラとくずれ落ちる。少し指で削ってみると、ムラはあるが40cm四方10mmの深さは削れる。浴室天井裏の他の部分を探すと、あった。直線的に白い破片が3尺位の間で点在している。この状態を問いただす為、販売元に来てくれと連絡するも中々来ない。結局来たのは3週間後の昨日。問いただすと、これは打ち継ぎ部でノロが固まったもので10〜20mm増し打ちしてあるから大丈夫だと。しかもスラブはアンボンド工法だと!
アンボンド工法は高強度コンクリートを必要とするのでは? 白い落下片がノロだとすると・・・指で粉々になる?
コンクリート管理に問題があったのではないでしょうか? 打ち継ぎ部分だとしても、環境条件では大きなダメージになるのでは? コンクリートに原因が有るとすれば、築後9年目で居室天井のテンションの掛かっている壁、梁接合部からの異音(私も確認)につじつまがあうと思われるのですが。
大手デベロッパー+準大手ゼネコンの物件で7階建て逆梁工法です。
アドバイス頂ければ幸いです。