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2006年、アメリカ航空宇宙局(通称NASA)は2010年~2012年に太陽活動が極大期を迎えて過去最大級の太陽嵐が発生し、プラズマや宇宙線が地球に大量に降り注ぐと警告しています。
参考サイト:NASA - Solar Storm Warning(英語)
2010年~2012年に発生する太陽嵐は前回よりも50%以上もパワーアップするとNASAは予測しています。
地球の周囲には磁気圏と呼ばれるシールドがあり、太陽から来たエネルギーを遮断する役割を持っていますが、2007年に打ち上げられた観測衛星テシスにより、地球の磁気圏に地球本体の数倍はあるという大きな穴が発見されています。そのため太陽フレアから発せられたプラズマや宇宙線が世界各地に大量に降り注ぐ可能性があります。
裸の原子核が飛び回っている状態のプラズマが大量に降り注いだ場合、超高圧変圧器に過電流が発生し、世界中で大停電が発生する可能性が指摘されています。
実際に1989年の極大期には、激しい太陽嵐がカナダのケベック州の電力システムを破壊し、9時間に渡る停電を引き起こし、600万人に影響し、復興に数ヵ月を要しています
大量のプラズマは電力網を破壊するだけではなく、電子機器に影響を与え航空機の墜落や人工衛星の落下、コンピュータや携帯電話の故障による経済や通信への影響が懸念されます。最近の家電や自動車にはマイコンが搭載されており、最悪の場合は家電が故障する、物流が停止するなどの生活への影響が懸念されます。
さらに、太陽フレアからの強いエネルギーや磁場の乱れは、地球上だけでなく地核に大きなストレスを与え、地震や火山噴火を起こす可能性があると指摘されています。実際、太陽活動と地震の発生を照らし合わせてみると、極大期と極小期の周辺では大地震が発生しています。
尚、紀元前2000年頃、メキシコのユカタン半島で高度な文明を築いていたというマヤ人の「マヤ暦」が2012年12月21日~23日で終了していることから、2012年12月21日~23日に人類は滅亡するというオカルト的な説がありますが、NASAの予測と時期的に一致するのがとても気になります。
[スレ作成日時]2011-03-21 03:57:38