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>77 オール電化などの深夜料金が安いのは、主として原子力発電の電気が夜は余っているという理屈
原子力の発電電力は基本的に24時間同じ出力です。
主に火力発電により需要のバランスを取っています。
言い換えると、需要に対して
①原子力
②水力・地熱・風力
③火力
の順に発電し、電力が余る場合には火力の一部を停止させたりしています。
よって原子力の電気が余るということは基本的にありません。
電力会社のオール電化の目的は
①電力需要を伸ばすため
②①の中でも夜間の需要を伸ばし、発電効率を向上
③②によりピーク時の需要を抑制
というのが狙いです。
IHは③に貢献できませんが、電力会社では夜間電力を使用するエコキュートや蓄熱式暖房機を推奨しています。
②により燃料消費量を抑えられ電気料金の引き下げにも繋げる目的もありますが、③のようにピーク時に極力需要が集中しないようにという目的も加味されています。
また高気密・高気密住宅の普及にも力を入れ、冬場の暖房効率の高効率化もそうですが、夏場のエアコン効率の高効率化によるピーク時電力を抑えるという目的もあります。
電力会社としては各発電機が24時間フル運転を行い、1機ないし2機の中型発電機(60万kw程度)で予備率を確保といったことが理想かと思います。
電気が売れればそれにこした事はないでしょうが、なによりも安定供給を一番の目的としています。今回のことでそれは一般の人間でも解るようになりました。
また安定供給をすることが自身の会社を守っていくことでもあるのです。