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今回の大震災で原子力発電の安全神話が崩壊。
オール電化派にとっては逆風となっておりますが、スレはまだまだ続きます。
[スレ作成日時]2011-03-17 18:13:44
今回の大震災で原子力発電の安全神話が崩壊。
オール電化派にとっては逆風となっておりますが、スレはまだまだ続きます。
[スレ作成日時]2011-03-17 18:13:44
んじゃ個人的体感を交えて答えとこうかな。
①震災時のリスク
ガス配管が損壊して引火する様な事態になれば、バカでも解り易いくらい
危険な状況にはなる。ただ、それは刃物を恐れる様なもんだと思うね。
使い方を間違って怪我をしたり犯罪に使われる事を恐れて、台所に包丁を
置かない様なやつの発想に等しいんじゃないだろうか。
震災時には電線が切れるというリスクもある。それが火災を引き起こす
事例だってあるだろう。発生頻度としてどちらが多いのか俺は知らんけど
ガスの方が圧倒的に危険だ!と言ってるやつはその辺をよくご存知なの
だろうから、客観的データを添えて説明をして頂きたいところだ。
俺が知る限り、火災の発生要因別に比較すれば、ガスへの直接引火と
漏電とでは大して差がなかった筈なんだが。
復旧に関するデータも然り。被災地の現状をご存知なら、ガスが復旧せず
困っている世帯と、電気が復旧せずに困っている世帯のどちらが現状多いのか。
例えば「給湯」というファクターに限定してでもよいので数値的比較が必要。
片方の優位を主張してるやつは、電化派・ガス派いずれもそうした裏付けを
持っている筈。無根拠な主張は誰にも指示されない。
なお俺んとこの場合は、今回の地震でガスは一切遮断されていない。
電気は計画停電によって火曜日から毎日1~2回ずつ遮断されている。
電気が止まると水も止まる。ガス給湯器も使えないが、ガスファンヒータと
コンロ(非カセット)が使えるので、水さえ確保してあれば入浴以外には
まったく困らない。
②ランニングコスト
現状の料金体系では、オール電化のメリットは疑い様もないと思う。
てか、それこそがオール電化の本質的メリットだもんな。
今後も「電化上手」メニューの存続を信じるしかあるまい。
事前にメリットの有無を検証する事が「オール電化導入」の前提なのだから
適合する世帯にとっては良いものに決まっている。しかし 中間・夜間の
利用実態が世帯ごとに異なる中では、ランニングコストの優劣については
すべての人に共通する結論など存在しない。なので比較論自体が不毛。
③資源の将来性
これも出題に問題があるんじゃね?
ガスと電気を比較するにあたって「資源」の比較ってのは馴染まないだろ。
電気を作り出す方法にいくつかの種類があって、そこで必要とされるものの
中に「資源」がある。ガスもその資源のひとつだろ?
ガスがなくなったら発電量だって大変なダメージを受けるんだぞ。
限りある資源の消費量を減らし、ロスを減らす。それこそが省エネの本質。
貯めておけない・運びにくい電力を「需要」に合わせて不足なく作り続け
それだけをアテにする様な生活より、電気の使用量を最小限におさえて
足りない部分を必要に応じ、できればオンサイトで作るやり方の方が
資源の将来性に貢献する事は誰の目にも明らかだ。
④発展性
個人的にはどちらにもあると思う。
地熱や太陽光を利用した再生可エネルギーの実用化&高効率化。
燃料電池の低価格化や小型軽量化など。
今回たいへんな問題になっている原子力だって、安全性の向上という点では
まだ発展の余地はある筈だ。
あらゆるエネルギー利用方法にそれぞれの未来がある中では、その可能性を
活用する途をひとつに絞ってしまう事にこそ問題がある。
何が言いたいかは解るよね。
⑤その他
電化派とガス併用派の争いは、電力会社とガス会社のシェア争いの代理戦争。
エンドユーザーがそれに付き合わされてるんじゃ世話ないよ。
俺はこれから先しばらく生きていく中で、技術の進歩というものに期待して
いるから、選択肢もなるべく多く残しておきたい。
ある意味「幸いにも」だが、オールガスなんてシステムは今のところは
有り得ないが、仮にそれが実現したとしても俺は絶対に選択しない。
現状オール電化を選ばない理由もそれと同じ。
俺は「電化派」でも「ガス派」でもない。
>>182
長文読むのは苦手だと思うけど、こんなもんでどう?