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サッシメーカー「YKK AP」「新日軽」「不二サッシ」の3社が販売する防火サッシが、建築基準法に基づく国の耐火基準を満たしていなかったと発表した。すでに「トステム」「三共立山アルミ」の2社が同様の指摘を受けており、改修などの対応が必要な住宅は計約3万棟にのぼる。
サッシの耐火基準の認定をめぐっては、社団法人「カーテンウォール・防火開口部協会」(東京)が、商品の性能試験を行わずに書面審査のみで大臣認定に適合しているという証明書をメーカー側に交付していたことが判明している。
今回、新たに3社の耐火基準不足が発覚したことで、業界大手5社すべてが基準不足の商品を流通させていたことが明らかになった。国交省は今後、サッシについてメーカー側が個別に性能試験を行うよう指示する。
国交省によると、新たに耐火基準不足が発覚したのは、YKK APなど3社が平成17年10月~今年3月に全国で販売した約1万3千棟で使用された防火サッシ。
防火性能のサンプル調査を抜き打ちで行ったところ、基準では加熱しても20分間は窓ガラスが落ちない構造にすべきところを、実際には7分~11分程度で脱落したという。
[スレ作成日時]2011-03-09 12:42:12